*行年88歳のおばあちゃんの17回忌の法事をお勤めさせて頂いた。
お寺行事の案内を持って伺うと、玄関に置いてある火鉢に鉄瓶でお湯を沸かしておられ、「おしょうにんさん、いっぷくいかがかな」といわれいつもお抹茶を立ててくださった。炭火しかも鉄瓶で沸かしたお湯で頂くお抹茶はとても美味しかった。お話しながらお茶を頂いた時のおばあちゃんの穏やかで優しい笑顔が思い浮かんだ。
「追善供養の追善は、善を追う、善いお姿を偲ぶという思いが込められています。今日はおばあちゃんの良いお姿を沢山思い出してあげてくださいね」などとお話し供養を終えた。