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12月14日(土) シャバ(娑婆)  

2012年01月14日コメントをどうぞ

*広島刑務所を脱獄しシャバを逃走していた李国林受刑者が逮捕され刑務所にもどった。年齢は私より上かと思っていたら、なんと40歳だった。

捕まった時の所持金は10円で自分から名を名乗り、「刑務所に帰る。なにも食べていない。疲れた」といったそうだ。やっぱり刑務所の中の方が居心地が良いという事だ。雨つゆはしのげるし、御飯も食べさせてもらえる。おまけに治安もいい!?。娑婆(シャバ)の方がよッぽど暮らしにくい・・・。

娑婆(シャバ)は、インドの言葉サーハーが語源。サーハーがインドから中国を経て日本に入って来る間にシャーバーとなりシャバとなった。それに当て字で娑婆となった。なので漢字としての意味は無い。

娑婆(シャバ)の大まかな意味は、「私達の住んでいる所」という事で、なんかとても楽な所のようなイメージがあるけど、サーハーの語源は、「耐えて忍んでいる所」という意味になる。

なので、思うにならない事が次ぐから次におこっても、元々私達の住んでいる所(シャバ)はそういうところだと思うと、少し気が楽になる。困難を乗り越えて日々奮闘している姿こそ生きている証しだ。我が家もかなりの”サーハー”だが、頑張りたい・・・。

そう思うと、私の名刺の裏側に印刷されている相田みつをさんの言葉『極楽を保証されても娑婆がいい』はとても味わい深い言葉だ!

私の名刺の裏側

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