*葬仙さんの商栄町ホールにて、百歳の天寿で旅立たれたおばあちゃんのお葬儀をお勤めさせて頂いた。
茶道師範として茶道をたしなまれ俳句も読まれ、お花が好きでいつも大好きなお花に囲まれていたおばあちゃんだった。ご主人はレイテ湾決戦に向かう戦艦大和に乗船され、奇跡的に命を取り留め無事に帰還を果たされた方だったが、その後54歳で旅立たれた事が悔やまれますとお話してくださったていた。
コロナ禍になる前にお盆のお経に伺った時、『親の意見と茄子の花には千に一つもあだはない』という、親の思いは子供になんの無駄はないという言葉を受けて、『思い出す 母の教えや 茄子の花』という句を詠まれにこやかに話をして下さったお顔を懐かしく思い出しながらお勤めさせて頂いた。お戒名に茶道師範のお名前”宗閑”を使わせて頂き、引導文の最後に『思い出す 母の教えや 茄子の花』の句を詠まさせて頂いた。
大正・昭和・平成・令和と激動の時代を一生懸命生き抜かれたおばあちゃん。あやからせて頂きたいものだ。