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 9月20日(金)昴

2024年09月20日コメントをどうぞ

*お彼岸になると境内にプリントを置いていますが、今回は下記のプリントを置きました 🙂

『仲秋の名月の星空を見上げていて、谷村新司さんの名曲『昴』が思い浮かびました。

以前谷村新司さんがコンサートで『昴』を歌われた時の事です。「お陰様で随分長い間この曲を歌わせて頂いてきました。♪目を閉じて何も見えず♪と歌うと、「それは当たり前ですよね」と言われた事もありました。でも私達は子供の頃には素直な気持ちでいろんな物が見えていたハズなんです。それが段々と歳を重ねるにつれて素直に見えなくなってるんですよね、そしてたとえ目を閉じていても想像が広がりいろんな物が見えていたハズなんです。これも段々と歳を重ね大人になるにつれて目を閉じていても何も見えなくなってしまっているんですよね。ですから♪目を閉じて何も見えず♪という事はとても悲しく寂しい事なんですよね」と。

♪目を閉じて何も見えず~♪という歌詞にはそういう思いが込められていたのかと感動しました。“見えなくなる”という事は、“気付かなくなる”という事だと思います。

何でも手に入る便利な生活を続けているとなんでも“あたりまえ”になってしまい、身の回りにある沢山の“小さな幸せ“に気付かない寂しい大人になっているのかもしれません。”あたりまえ“を取り払い、身の回りの小さな幸せに気付き子供の頃の素直な気持ちを取り戻すキッカケとなるお彼岸を過ごしたいものです』

芽を閉じて何も見えず~

芽を閉じて何も見えず~

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