*お葬儀をお勤めした。長い間漁船(蟹漁など)の船長・機関士として、それこそ船の底板一枚下は地獄という厳しい幾多の荒波を乗り越えて来られた方で85歳の旅立ちだった。去年奥様の7回忌法要の折、孫さん達に手を引かれてお寺にお参りされ、穏やかなお顔で本堂に座っておられた姿が思い浮かんだ。
イナバ葬祭のスタッフさんが、故人に読まれた詩がなんとも素晴らしかった。『荒波に 向かう男の心意気 板子一枚 命を懸けて』
*午前中は法事もあり、お昼は大変有難い・・・おにぎりをほおばってお葬儀に出向いた。おにぎりをほおばりながら、汗どめのデオドラントスプレーを取って~と奥さんにお願いしたら、奥さんが、「虫よけスプレーじゃ~、気の毒ですよねぇ~」と・・・。
地面に足を付けて陸(おか)で仕事できる我々は幸せだ。しっかりと地に足を付けて人生や家庭・・・の荒波を乗り越えたい・・・。が、なかなか足が地に落ち着かない・・・。