*最近人気があるという絵本を買ってきた。題名は『地獄 じごく』。ページをめくると、
『なます地獄』、命を殺した者は、生きながら体をきざまれて、殺された者の苦しみを味わう。
『かまゆで地獄』、ウソをついたり、やくそくを破ったものは、この、かまゆで地獄でくりかえしにられるのじゃ。
『日の車地獄』、ほかの人の話を、最後まできちんと聞かずに、自分勝手な振る舞いをする者は、火の車地獄中を引きまわされる。
などなど、身に覚えのありそうな事が書かれていて・・・さらに恐ろしい地獄の絵が次々。あとがきには、「死ぬという事を子供らはどうとらえる事ができるでしょう ・・・ 文明は危険な環境を日々ふくらませています。それにひきかえ死の怖さと学習するチャンスは、ますます遠のくばかりです ・・・ 死を恐れる事の無い子供らが育って行くとしたら、こんなに怖い事はありません」などと書かれていた。
本の帯には、『うちの子は、この本のおかげで 悪さをしなくなりました』と書かれていたが、うちの奥さんから私へのコメントかと思った・・・。
私も小さい時にお寺で地獄と極楽の絵を前にお話しを聞いたのを今でも覚えています。今の子どもらはなかなかそういう機会がないのでしょうね。お寺様には頑張っていただきたいですね♪
私も小さい頃、母の実家の菩提寺(青谷の某専念寺さん)の本堂にある地獄絵図の下で、「悪い事ばっかりしょ~ると、こういう事になるんだで」と言われて、怖かった事を思い出します。その頃はまだ素直だったもので・・・。もちろん今も素直ですが・・・。
てな思いを込めて、8月の山門掲示板とHPの今月の言葉は『Hard to say I’m sorry』素直になれなくて・・・(*^。^*)