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5月10日(火)

2011年05月10日コメントをどうぞ

*夕べのNHKの番組『ディープ・ピープル』で、出演者の小林幸子・坂本冬美・長山洋子さんが演歌を歌う時の”こぶし”(小節)の話で盛り上がっていた。

その中で、”こぶし”を聞かせた三者三様の演歌風「しゃぼん玉」は特に面白かった。♪シャぁ~ボぉ~ンだぁ~まぁ~ とぉ~ん~だぁァ~♪ それぞれの”こぶし”には特徴があり、なんか感動さえ覚えた。

小林幸子さんが、「マイナーコードにして歌えば、”しゃぼん玉”は”涙”になるんです」といい歌った「しゃぼん玉」は本当に”涙”に聞こえた。

そもそもこの「しゃぼん玉」は、野口雨情さんが、生まれて間もない我が子を亡くされた時に、辛くせつない気持ちを書かれた詩だ。

その事を年頭においてあらためて詩を聞くと

♪しゃぼん玉飛んだ~ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで壊れて消えた~ ♪ ♪しゃぼん玉飛んだ~ 飛ばずに消えた~ 生まれてすぐに 壊れて消えた~ ♪ ♪風風吹くな~ しゃぼん玉とばそ~♪

小林幸子さんがこの事を知ってか知らずか分からないが、 ”しゃぼん玉”は”涙”になる・・・。

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