*15日のJRダイヤ改正で40年以上にわたって東京と青森を結んだ寝台特急列車「あけぼの」が廃止となり、JRの定期運行する寝台特急ブルートレインは上野と札幌を結ぶ「北斗星」だけとなったとのこと。
鉄道ファンとしては寂しいものがあるけど仕方がない。鳥取ー東京間も全盛期は『出雲』が2本、その後『出雲』と『いなば』と名前を変えて2本のブルートレインが走っていたことがあってお盆や正月などは切符を取るのに苦労した時もあった。
学生の時、鳥取へ帰る『出雲号』の切符のキャンセル待ちで中央線の高円寺駅のみどりの窓口に行った時、切符売り場のオジサンが、「お兄ちゃん、鳥取かぁ∼、俺も鳥取だよ。みどり町ってとこだ。仕方ないから今キャンセルになった切符をあんたに回してあげるわ」と『出雲』の切符を手に入れた事がありとっても嬉しかった事を思い出す。切符がコンピューター管理されていない時代のなせる業だった。今頃あのオジサンはどうしていることだろう・・・。