お寺に来られたおばあちゃんが、「おしょうにんさん。ギックリ腰には”やいと”が、よ~効きますで~。もぐさがあったらしてあげますで」と言われ、母が「古~ても大丈夫だけ~」と言いながかなり古そうなもぐさを探し出してきて早速”やいと”をしてもらった。
”やいと”をしてもらいながら、「何年、何十年振りだろうな~”やいと”してもらうのは」と思った。子供の頃悪い事すると最後はきまって”やいと”だった。ずいぶん”やいと”されたような記憶があるが、にも関わらず今日のあり様・・・。
足の小指の先に”やいと”をすえてもらったが、不思議なものでツボに当たっているという事で熱くなかった。だがしかし、回数が重なってくるとさすがに熱くなり思わず、「あつ~つっ」と叫んでいると、奥さんが、「性格も治るように、頭のてっぺんにも大きな”やいと”をすえてもらいましょうか~」と。お互い様だと思った・・・。