*今日は『ひな祭り』。我が家の玄関には有難いお雛様が飾られている。
昔中国で3月3日に手をあらい悪い事を洗い流していた行事が日本に伝わり、日本では手を洗うんではなく、人形に悪い事を背負ってもらって川に流すようになった。江戸時代になって人形で遊ぶままごとが流行るようになり、川に流すのではなくそのまま人形を飾り、幸せを願うようになったのが『ひな祭り』との事。
手を洗い、悪い事は川に流し・・・幸せを呼び込みたい!

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*9時半から満中陰忌の法事を勤め湖山町にあるお墓に行き納骨供養の後、メモアールイナバさんのホールへ直行して12時よりお葬儀を勤め、出棺後八坂霊場での荼毘供養を終え、学成寺に戻り17回忌の法事を勤め、その後お葬儀の方がお寺に来られ寺参りと親族の御都合で満中陰忌の御供養をお勤めした。重なる時は重なるもので、一時はどうなるかと思ったが、それぞれにご協力ご理解を頂き何とか時間をやりくりし無事にお勤めする事が出来た。
お葬儀は85歳での旅立ちで賀露町に生まれ80歳で船を降りられるまで60有余年を漁師として勤めあげられた方だった。祭壇には賀露の景色が再現され苦楽を共にされた船の征海丸がうかんでいて、笑顔の遺影が大勢の方にお礼を言っておられるようだった。イナバさんの2階の大ホールで約200人に見送られてのお葬儀だった。
喪主さんの父を偲んでの挨拶で「仏の国への旅立ちへと、征海丸を漕ぎだしていると思います」という言葉、そして、イナバさんのスタッフが詠まれた、『帰るべき 灯りをともす鳥ヶ島 家族のもとへ 大漁旗なびかせて』という句に故人の御生涯が偲ばれた。
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*2月が”逃げて”3月になった。
車の運転中にラジオから、中島みゆきさんの名曲『糸』が流れていた。本人ではなく誰かのカバーだったが久しぶりに聞く『糸』はやっぱりよかった。
♪た~ての糸はあなた~ よ~この糸はわたし~♪
♪た~ての糸♪、縦の糸の事をインドの言葉でスートラといいお経の『経』という意味。布を織る時横糸に建て糸を通して布が織りあげられていく。なので縦糸とはとても大切なもの。さらにお釈迦さまの教えは板に書かれ、その板を縦の糸で繋げていた。そんな事から、人が生きていくうえで”縦糸”となる教えが必要という事っで、『経』(縦糸)となった。
そう思って聞くと、この歌はさらに素晴らしい!
♪た~ての糸は あなた~♪ ってのがとっても素敵だなぁ~(^◇^)
これは、植村花菜さんのカバー♪
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*研修会の最後に質問の時間がもうけられたので、「公益性が失われて来たのは、坊さんが難しいことを優しく伝えることを怠ってきたのが原因のひとつだと思います。更に思う事は、一蓮托生や唯我独尊など本来は素晴らしい意味を持っ仏教用語が悪い例えに使われ、お題目に至っては、御題目のようにという言葉は、口先ばかりで行動が伴わないという意味に使われています。この事を私達は反省しないといけないと思いますが、先生はどう思われますでしょうか」などと質問したが、それについての答えは帰って来なかった・・・(^o^;)
帰るときに、徳島の宗務所長さんに、「どうも私はお坊さんとは話が合いません~」というと所長さんが「そんなもんですわ」と。所長さんとは話が合った(^o^)v
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*学成寺の総代役員会を開き、昨年度檀家さんからお預かりした維持会費の使途報告をさせて頂き、お寺の現状について等々お話しをさせて頂き意見を伺った。
学成寺の総代さんは阪神ファンが多く・・・みなさん仲が良く、お寺そして頼りなく怪しい住職を盛りたてて頂いて本当に有難い。
写真をアップする予定が、撮り忘れてしまった・・・。
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*満中陰忌の法要をお勤めした。埼玉在住の弟さんが神戸で亡くなられた兄の供養をお勤めされた。
法要後に、「とりあえず荼毘にふしそのまま家でまつっておりましたので、今日お経をあげて頂いて私も気持がほっとしました。これで兄も天国へいけたと思います」と。天国・・・と思ったが、まあいいか・・・。
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