平成22年3月 「転がる石になれ」
久しぶりに、吉田拓郎さんの「ローリング30(サーテイン)」という曲を聴きました。
これは今年65歳になる拓郎さんが30歳をむかえたときに発表した曲です。
♪ローリング30(サーテイン) 動けない石になるな 転がる石になれ 過ぎ去った過去は断ち切ってしまえ 青春の長さ測るものはない 身体より老けた心などもつな ~~中略~~ 自分のカラを突き破り 愚かな笑顔など見せるな 振り向いた昨日に恥じないように 仰ぎ見る明日に恥じないように ローリング30(サーテイン)夢ふく風になれ ♪
♪なまぬるい日々に流される者よ 俺だけは違う身を切って生きる ~~中略~~ 心の汗も流さずに やさしさなどとお笑いぐささ ついてくる世代に恥じないように 届かない世代に恥じないように ローリング30(サーテイン) 飛び立つ鳥になれ♪
若干30歳の時にこんな素晴らしいメッセージをこめた詩を歌っていたのかと、改めて、しみじみと凄いと思いました。
気候も良くなり、気候のバランスも良くなるこの頃を、釈迦様の教え、「偏らないバランスを考えた生き方は、生き易い生き方の第一歩です」という教えに重ね、昼と夜の長さが同じで偏らないバランスの良い日「中日」をはさんで前後一週間を、心の持ち方、生き方を考える「心の週間」としたのが「お彼岸」です。
穏やかなこの時期に、“いくつになっても動き続け” “身体より老けた心を持たないように” そして “ついてくる世代にも、届かない世代にも恥じない” そんな生き方を考えたいものです。