今日は同じ町内の長栄寺さんの『施餓鬼法要』をお勤めした。これでいよいよ『施餓鬼法要』ウイークも明日の学成寺を残すのみとなった。
長栄寺さんの法要を終えた後、郡家町落岩へ行きお葬儀をお勤めした。8月8日にお盆のお経に伺った時、お経を終えて振り向くと、バットの杖をついてほんとに少しずつ歩いてこられ、深々とおじきをして下さった事をブログに書いていたおじいちゃんだった。今思うと、あれはお別れの挨拶だった・・・。杖となっていたバットもちゃんとお棺に納められていた。いつもとても丁寧に接して下さった方で、そんな時折々の姿を思い出しながらお勤めさせて頂いた。
お通夜も、お葬儀も今では珍しくなった自宅葬。大勢の方々に見送られ落岩で生まれ、落岩で暮らし86年の生涯を送られたおじいちゃんはとても喜んでおられた事だろう。しかし、野辺送りの時の葬列をくむ御近所の方々の服装は、なぜいつも普段着に長くつなんだろう・・・。
お寺参り法要の時、本堂へ上がられる方が、入口に置いてあった「ダンシングトラッキー」の手を握られたらしく、いきなり「六甲おろし」が鳴りはじめ・・・。「おっ六甲おろしが鳴り始めたで~」と反応が。阪神ファンの方がおられたようだった・・・。