*午前中お彼岸のお経を3軒お勤めし、11時から満中陰忌法要をお勤めし、午後2時からはメモアールイナバさんのホールにてお葬儀をお勤めさせて頂いた。
*満中陰忌法要は、『輪廻』の作品を残されたニシオトミジ先生(蓮悳院様)の供養。先生は「すべての物は繋がっている(曲線で)」と言われていたが、丁度明日のお彼岸中日が49日をむかえられる日となった。いかにも先生らしいめぐり合わせだなぁと思った。毎日お寺の前を自転車でアトリエに通っておられたお姿が偲ばれた。
*午後のお葬儀は、お寺の行事には欠かさずお参りされ、体長をくずされてからもご子息家族に手を引かれお墓にお参りされていた方だった。習字の先生をされており、『鳳雲』という素晴らしい書家のお名前を持っておられたのでお戒名に使わせて頂いた。寺の行事にお参りされていた時「私も教えていただかないと」というと「なにをおっしゃいます」と笑っておられたお姿が思い浮かんだ。86歳の旅立ちだった。