*朝のテレビ番組で、盛大に行われた立川談志さんのお別れ会の事を報じていた。「型破りなお別れ会」という表現が何度も使われるのを見ながら、コメントを求められると、「基準がないんだよね~」と人間の基準の曖昧さを語っていた談志さんの遺影が、「あんた達はね~、何をもって、型破りって言っているんだい~」と言っているように見えた。
その後、談志さんの日めくりカレンダーの中の、「バカは となりの火事より こわい」という言葉が画面に映った。なるほど~と思った。私もこわがられているかと・・・。
毒舌な談志さんだったが、毒舌な人ほど善人のように思える。今朝の新聞で元悪役レスラーの上田馬之助さんが亡くなった事を知ったが、この人も毒舌ではないが、木刀や凶器を持って暴れまくった超悪役レスラーだった。でも素顔は良い人だったらしい。
そんな事を思っていると、以前山門の掲示板に書いた、『悪人づらした悪人よりも 善人づらした悪人は許せない』という言葉を思い出した。善人づらした悪人が多い世の中かもしれない。