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10月14日(日) 質素な衣

2012年10月14日コメントをどうぞ

*学成寺の『お会式法要』をお勤めした。

お会式法要は質素な袈裟衣をまといお勤めする。「この袈裟って、”ビルマの竪琴”の水島上等兵みたいでしょ~。ビルマのかけごとじゃないですよ~」と余計な事を言いながら衣を着用した・・・。

ビルマの竪琴・・・

出座するお坊さんは、31年前の日蓮聖人700遠忌(年忌)の時に全国5000ヶ寺の日蓮宗寺院に配布されたおそろいの衣を着用してお勤めするが、これは墨染めの衣といって日蓮聖人が着ておられた質素な衣を再現したものだ。

おそろの衣

法要後、「700遠忌の年の春、私は学校を卒業しお坊さんの資格を得る為の”信行道場”に入場しお坊さんとなりました。以来31年。歳がバレますよね」てな話から、日蓮聖人の一代記などをお話しし『お会式法要』を無事終えた。

日蓮聖人は比叡山で8万4千と言われるすべての経典を読まれ、それがすべて頭の中に入っていて、生涯それをひもときながら教えを説かれたわけで、スーパーコンピューターのようなすごい人だったという事だ。

そんな日蓮聖人の事を、壊れた蛍光灯(つくのに時間がかかり、ついても様子がおかしい)のような私が語るのは、おこがましい事だ・・・と思いながら『お会式』を終えた・・・。

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