*学成寺の『お盆施餓鬼法要』を私含めて7名のお坊さんでお勤めし、これを持って4日のお盆経から始まった本年のお盆行事をすべて終了することができてなんともホッとする気持ちでいっぱいだ。
外は南風がふき35℃、本堂はエアコンのお蔭で快適だったにも関わらず、法要では私がハプニングを連発し・・・ (-_-)
振り返るに、今年は台風の影響というかお蔭というか例年に比べちょっと涼しいお盆だった。だがしかし台風の影響で、長靴を履いてお経回りしたり、車に水をかけられてビシャンコになったり、左目の瞼が腫れたり、声がかすれて出なくなったり、足が痛くなったり、今までになかった事が起こり、見た目は若そうに見えるが、それなりに歳を重ねてきたことを実感・・・。
今年から千代川河川敷に戻った鳥取市仏教会の『精霊送り』も雨により泥田んぼ状態の中行われたり、大変だった。
*自然界や人間界も、今まで経験のない災害や事件が続出するなか、自分の都合だけを考えた身勝手な行動はやがて自分に帰ってきて大変な事になりますという警告の意味を持つ『盂蘭盆』(ウランボン)という言葉が、ズシンと重く心にのしかかる。
まさに私達人間は『盂蘭盆』の状態にあるといえ、墓にお参りして「お盆が終わりました∼」などと呑気な事を言っている場合じゃないと思うが、まずは家庭内の『盂蘭盆』状態を気を・・・。
盆は終わったが、まだまだ残暑は続くし、明日からは法事に、県内日蓮宗寺院の研修会などがあるので、引き続き気を抜かないように頑張りたい!