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 8月16日(土)お盆施餓鬼法要

2025年08月16日コメントをどうぞ

*今日から、近隣寺院のお盆の締めくくりとなる『精霊送りお盆施餓鬼法要ウイーク』が始まり、学成寺の『お盆施餓鬼法要』をお勤めしました。

エアコンの効いた本堂にて、6ケ寺のお寺さんにおいで頂き総勢8名で勤めさせて爽やかにお勤めしました。

「ご先祖さまや大切な方々は、お墓やお仏壇だけでなく皆さんがその方を思い手を合わせればその場所に一緒にいらっしゃいます。思い出してあげる事によって心の中に生き続けておられます」などなどお話しさせて頂き法要を終えました。

夏らしいトロピカルで爽やかな袈裟衣でお勤めしました 🙂

明日から20日まで、この法要は続きます。

法要前の整列。センターを勤めます( ^)o(^ )

法要前の整列。センターを勤めます( ^)o(^ )

法要始まりました

法要始まりました

法要

法要

お参りの方々

お参りの方々

行堂(お経を唱えながら歩く)

行堂(お経を唱えながら歩く)

 8月15日(金)蓮教寺お盆法要

2025年08月15日コメントをどうぞ

*午後1時半から若桜町の蓮教寺て『お盆施餓鬼法要』お勤めしました。また暑さが戻りエアコンのない蓮教寺本堂は、なんと34℃とても暖かかったです💦

気温は暑かったですが、扇風機の風を受けながら気持ちは爽やかにお勤めさせて頂きました。でも暑かったです :-)そして終戦記念日の今日、平和の祈りを込めてお寺の鐘を突かせて頂きました。

法要前

法要前

温度計は34℃💦

境内

温度計は34℃💦

温度計は34℃💦

平和の鐘を

平和の鐘を

*そして蓮教寺から戻り、メモワールイナバさんにて営まれた鳥取市仏教会の『ともしびの祭典 盂蘭盆会精霊送り法要』に出仕しました。午後5時から1時間おきに3回の精霊送り法要が営まれました。

毎年、この時にお盆行事がひと段落したお坊さんたちと「お疲れさまでした」とねぎらいの言葉を掛け合います 🙂  まだ各寺院で営まれる『お盆施餓鬼法要』が続くので「もう少し頑張りましょうね」と声を掛け合い無事に『精霊送り』は終了しました。

メモワールイナバさんにて

メモワールイナバさんにて

受付

受付

いざ法要へ

いざ法要へ

法要

法要

メモワールイナバさんスタッフさんと(^_-)-☆

メモワールイナバさんスタッフさんと(^_-)-☆

日本海新聞社の記者さんと

日本海新聞社の記者さんと

看板

看板

精霊送りを無事に終えて、エアコンの効いた本堂で孫ちゃんと千代河原での鳥取市納涼花火大会を観ました🎆

とっても綺麗でした👏 これで今年もお盆行事がひと段落ですが、明日から学成寺が始まりで近隣寺院の『お盆施餓鬼法要』ウイークが20日まで続きます。

花火

花火

 8月14日(木)照明器具

2025年08月14日コメントをどうぞ

*学成寺の境内墓地に設置しているお盆用の照明器具の一機に、不具合が発覚し臨時の器具に付け替えました。夜に確認したら、明るさは大丈夫だったのでヤレヤレでした。これで夜のお墓参りに来られる方も安心です 🙂

取付作業

取付作業

取付終了

取付終了

何とか大丈夫でした

何とか大丈夫でした

*夕方のとあるニュース番組で、『増える墓じまい、どうする?』というのをやっていました。

お盆を機会に家族が集まってこれからのお墓の事も考えましょうという事でした。

人口が減っていくのが一番の原因なわけですから、人口が増やす事が解決方法の一つである事は間違いないのですが…。

人間は2度死ぬといいます。1度めの死は、命が尽きた時です。2度めの死というのは、自分という人間がこの世に存在していたという事を知っている人がひとりもいなくなった時です。

いずれ何百年も経った時にはそうならざるを得ないかもしれませんが、1年でも1日でもその日が訪れるのが遅い事を願うのが普通だと思います。そうなると、この2度めの死というのは、いろいろ考えさせられると思います。

命の繋がりが絶えてお墓をまつる人がいなくなり、墓じまいをして永代供養という形を選択し自分が生きた証拠をお寺に託すという事が永代供養におなるわけですが、今までの事、今の事、そしてこれから先の事を繋げて考え、特にこれからの事をよくよく考えないといけないと思います。

最近の子供さんは、おじいちゃんおばばちゃんまでは命の繋がりが分かりますが、おじいちゃんやおばあちゃんにも父と母がいて、さらにその父と母にも父と母がいるという事が認識できない事が多いそうです😢

そう思うとお墓参りや法事というのは、それを認識する大切な機会だと思いますし番組で言っていたように、お盆を機会にこれからの事を考える事が出来たらいいなぁと思います。

増える墓じまい

増える墓じまい

お盆を聞きに家族で考えましょうと

お盆を聞きに家族で考えましょうと

 8月13日(水)お盆を迎えました

2025年08月13日コメントをどうぞ

*お盆を迎え、朝から「お留守番❣」のお墓参りに沢山の方がお参りされています👏

今年も境内には「ご自由にお持ちください」とプリントが置かれていて、今年は『NO煩悩 NOLIFE」煩悩なしでは生きられない‼ です。

見てやってください 🙂

『人間には沢山の『煩悩』があるといわれています。煩悩って悪い事のように思われますが、ほんとに悪い事なのでしょうか。煩悩の中の一つである『欲』があるという事は、むしろ普通に人間らしい事だと思います。

元気に毎日を暮らしたい、美味しいものを食べたい、楽しい事をしたい、人間ある程度の欲は必要ですし、それがなければ生きてはいけないと思います。

ただ度が過ぎると困った事になってしまします。何事も程々が一番なのですが、その程々を難しくしてるのも『煩悩』です。

煩悩を無くす事は出来ません。なのでそれを逆手にとって『煩悩』こそ生きる力として受け止めましょう。

『NO 煩悩 NO LIFE』 煩悩なしでは生きられないという事で『煩悩』を力にイキイキと生きたいものだと思います」

境内

境内

ご自由に

ご自由に

NO煩悩 NO LIFE

NO煩悩 NO LIFE

 8月12日(火)お盆のお経

2025年08月12日コメントをどうぞ

*コロナ過以前は、各お檀家さんに伺っていたお盆の棚経を、去年からお寺においで頂き本堂でお勤めさせて頂いています。

午後1時半から学成寺本堂にて『お盆のお経』をお勤めしました。

先日初盆のお経に伺ったおうちの方から、「すみません。和尚さん。”お盆ってどういう行事”なんですかと尋ねられんです」という事から、お盆行事の事をいろいろお話しして『お盆の経』を終えました。

本来はご先祖様が家に帰って来られているお仏壇の前でお経を唱えていたお盆行事ですが、いろいろと形がかわっていくので、元々の意味をちゃんと伝えていく事が大切ですが、やはり伝える事ってなかなか難しいなぁと。

お盆経

お盆経

 8月11日(月)同窓会

2025年08月11日コメントをどうぞ

*夕べ、オーナーさんも同級生の鳥取県立博物館に隣接する『ミュゼ』さんで開催された西中学校の同窓会に参加しました。同窓会という名前の安否確認の会でもありました👏 🙂 ❕

みんなそれなりに歳を重ねた姿を見ながら、みんなほんとに同級生・同じ歳なんかぁ~と 😀

思わず、吉田拓郎さんのデビュー曲『マークⅡ』の最後のところ 🎵年老いた男が~川面を見つめて~時の流れを知る日がくるだろか~🎵 という歌詞が思い浮かびました。この歌を聴いていたのはまさに中学生の時、自分にまさかこんな時が来るとは…と思いながら 😛

とっても楽しいひと時でした。やはり同窓会っていいもんだなぁ 🙂 👏

また元気に再開する事を願って同窓会を終えました。

幹事さん有難う御座いました👏

参加者全員で

参加者全員で

ウロウロ

ウロウロ

ピース

ピース

今年も老々介護( ^)o(^ )

今年も老々介護( ^)o(^ )

ピース

ピース

ピース

ピース

醇風小学区グループで

醇風小学区グループで

 8月10日(日)雨

2025年08月10日コメントをどうぞ

*雨のお陰で気温が下がり、今日も若桜町へ行きましたが蓮教寺の気温は25℃で涼しかったです。

時々雨脚が強まり、日曜日なのに観光客はほとんど見かけず静かで、お寺の前の『蔵通り・寺通り』も歩く人は少なく閑散としていました。

最近は携帯で天気の様子がよく分かるので、それを参考に動く人が多いのかもしれないなぁと。

帰る道中、八東川を見ると濁流になっていました。田畑の水不足は解消されましたがこれ以上降りませんようにと思いながら帰途につきました。やはり何事も程々が一番です 🙂

お寺の前の蔵通り・寺通り

お寺の前の蔵通り・寺通り

標識

標識

八東川、用呂付近

八東川、用呂付近

 8月 9日(土)若桜町

2025年08月09日コメントをどうぞ

*午前中は割と涼しかったけど午後は気温が上がり、若桜町の気温は33℃でした💦

歴代住職廟の青花をお供えして本堂前に提灯を出しました 🙂

そして長崎原爆投下から80年😢 平和への祈りを込めて鐘を突かせて頂きました。

お寺の近くの路地が『恋こい金魚ロード』となっていたので、なんだか意味が良く分からないけどとりあえず写真を撮りました 🙂

最近の若桜町はお店も多くなりいイベントも行われるし観光客も多くて割と賑やかです👏

歴代住職廟

歴代住職廟

本堂前に提灯を

本堂前に提灯を

平和の祈りを込めて

平和の祈りを込めて

恋こいロード

恋こいロード

 8月 8日(金)お盆経

2025年08月08日コメントをどうぞ

*夕べ、市内のライブハウスstudio88での、酒屋まろ吉さんの『納涼!まろ吉還暦夏の独演会』に行って来ました 🙂

艶やかに江戸の粋を唄い綴るちょっと色っぽい大人の都都逸(どどいつ)を堪能しました。オリジナルやヒット曲を題材にした演奏は面白く初めて生で聞く都都逸を堪能しました👏

そして後半は、ボーカルとバイオリンを奏でるMALIMALIさんとのロックの演奏!これがまた凄くて感動しました👏 元気を頂き、やはり音楽は素晴らしいなぁと 🙂

酒屋まろ吉

酒屋まろ吉

都々逸

都々逸

マリマリさん

マリマリさん

バイオリンを奏でるマリマリさん

バイオリンを奏でるマリマリさん

まろ吉さんマリマリさんと

まろ吉さんマリマリさんと

*そして今日は、初盆を迎えられた岡山市のお檀家さんへ初盆のお経に行かせて頂きました。コロナ前には毎年お盆経に伺っていましたので、その頃の故人の穏やかなお姿を思い出しながらお勤めさせて頂きました。お経後にはお盆に関するお話を語って初盆供養を終えさせて頂きました。。

 8月 7日(木)お盆の事第4話

2025年08月07日コメントをどうぞ

*午前10時から市内の上味野にある清照寺さんの『お盆施餓鬼法要』に出仕しました。いよいよお盆関連行事が始まりました。

清照寺さんの本堂にはエアコンはありませんが、心地よい風が入り自然の風も良いものだなぁと思いながらお経を読ませて頂きました 🙂

法要前の整列

法要前の整列

法要

法要

*今回が最後となります。素朴な疑問にお答えする、『お盆の事第4話 お盆は7月15日が由来となった日というお話し』です 🙂

『お盆(盂蘭盆)行事とは、お釈迦様の弟子目連(もくれん)さんが自分の都合ばかり考えた自分勝手な行為により亡くなったのちに餓鬼道に落ち苦しみを受ける母を、お釈迦様の教えに従い7月15日に、沢山の人に施し(良い行い)をする行為によって救った事に由来します。

目連さんは普通の人が見る事の出来ない世界を見る事が出来るという能力を持った人だったそうです。その目連さんがお母さまを亡くされ、母は何処へ行ったのかなぁと普通の人にはない能力を使いお母さまの姿を探されます。
優しかった母なのできっと仏様の世界で穏やかにしておられると思い仏様の世界を覗かれますがそこにお母さまの姿は見えませんでした。あれおかしいなぁと思いながら菩薩様の世界を覗きますがここにもお姿は見る事が出来ず、もちろん人間界にもおられません。まさかこんなところにおられるはずがないと思いながら恐る恐る覗いた餓鬼の世界に”逆さまに吊り下げられたような苦しみを受けているお母さまの姿が見えてしまいました。
びっくりした目連さんは、お釈迦様のところへとんで行き「私の母が餓鬼道に堕ちて苦しむ姿が見えてしましました。これはいったいどういう事なのでしょう」と尋ねられます。するとお釈迦様が「自分の都合ばかり考えた行動が積み重なると、そういう事になってしまうんですよ」と諭されました。
お母さまを救いたい目連さんは「では、いつ何処でどのような事をしたら母を救う事が出来るのでしょうか」と尋ねます。するとお釈迦様が「なんでも自分が自分が、と物を取り込む事も餓鬼道に堕ちる原因です。なので、私ががの”が”(我)を、あなたがにする行動をする事です。沢山の修行者(お坊さん)が集まって修行する雨安吾(うあんご)という修行期間があります。その雨安吾があける(終わる)のが7月15日です。その日にその場所に行って沢山のお坊さんたちに食べるものでもいいし着る物でもいいから沢山の施しをしてあげなさい」と言われました。

母を救いたいが一心の目連さんは、7月15日にその場所に行って言われた通りの事をされました。そして後日母はどうなったかなぁと思いながら仏様の世界を覗くと、仏様のそばで穏やかに自分たちを見守っている姿が見えました。

という話が元になり今日のお盆行事の元となりました。ですが私たちは目連さんのようにそういう世界を見る事が出来ません。見えない事に気持ちを込めようとした時にはある程度具体的な状況設定がないと気持ちが込めにくいものです。それで7月15日に救うのでしたら13日に帰ってきて頂き、ご先祖様だけに留まらず餓鬼界に堕ちて苦しむ者にも施しをして救いましょうという事で、ご先祖様をお墓から家にお迎えするという状況設定が出来てきて今日のお盆行事へと繋がってきました。

昔は7月は農繁期で忙しかったので、月遅れの8月にお盆行事が営まれるようになり関東地方では今も7月にお盆行事が営まれています』 🙂

今までの第1話から第4話までの話が繋がり、お盆行事の事が分かって頂けると有難い事です。