*102歳で旅立たれた男性のお葬儀をお勤めさせて頂いた。
お歳を重ねられても矍鑠としておられ、『嶺波』(れいは)という名前で沢山の句を詠まれ、以前私が日本海新聞の『因幡余談』というコラムを3年ほど書かせて頂いていた時、それを楽しみに読んでくださっていて、『春宵や 胸をうるおす 因幡余談』という句を詠んでくださった。
去年のお盆経にはにいつもと変わらぬお元気なお姿で一緒に手を合わさせて頂いたし、90歳すぎられても自転車でお寺にお参りに来られ、『花まつりライブ』にも毎年来てくださっていた。そんな折々のお姿が浮かぶ中、あやからせて頂きたいと思いながらお勤めさせて頂いた。102歳大往生の旅立ちだった。
激動期を生きて人との良い縁を持たれた方でしょうね。勝手に私の好な詩を書きます。
「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の
花も花なれ 人も人なれ 」 合掌。。。
都住職です!
花は花。人は人。それぞれの役割を存分に発揮したいものですね。
参列できず残念でした。大変良い戒名をありがとうございました。
都住職です!
松は、千年の長い歳月を経ても風雪に耐えぬいて、少しもその色を変えないという事から、『松樹千年の翠』という長寿を表す禅の禅語から『松樹』を引用し、天寿102歳を重ね『松樹院』とさせて頂きました。奥様の『紅樹院』様の樹、そして苗字の松にも重ねました。そして俳人としてのお名前『嶺波』。日蓮聖人の教えにも導かれるという事で『日』。最後にお名前の『重』を頂き、お授けさせて頂きました。
「おしょうにんさん、おしょうにんさん」と、いつも心やすく声をかけてくださいました。そんな時折々のお姿が思い浮かびます。遺影の笑顔が、「ありがとう」と皆さんに言っておられるようでした。
最近では矍鑠とした方には合わなくなりましたね!
都住職です!
なんとも・・・。
では僕がなりましょう・・・。
無理がありますね・・・。