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 8月11日(日)パート②

2024年08月11日コメントをどうぞ

*昨日に続き、『お盆ってなに!?パート②』です 🙂

お盆に飾る盆灯篭は御先祖様を送り迎えする為のアイテムでした。御先祖様をお迎えに行く時、家族で提灯を持ってお墓に行き、お墓に灯したローソクの火を提灯に移して「これから私達がご案内しますから懐かしいお家に帰りましょう」と火が消えないように家に帰り、家に祀ったお仏壇の精霊棚のローソクに提灯で持ち帰った火を灯して「お帰りなさい」とお迎えしました。そして送る時は逆の事をしてお送りしました 🙂

昔お墓は家や田畑が見える小高いところに建てられる事が多かったので送り迎えが出来ましたが、段々と家とお墓が離れてきて提灯を持って歩けなくなりました。そこで、玄関先で迎え火を灯して「この火を目印にして馬に乗って早く帰って来てくださいねとキュウリに足をつけて馬に見立ててお飾りしました。送る時には送り火を灯して「この火を名残惜しみながら、ゆっくりお墓に帰って下さいね」という事で、牛に見立てたナスに足をつけてお飾りしました。

お姿が見えない方々に気持ちを届ける為に、程度具体的な状況設定をつくりお盆行事を営んできたという事です。

昔は牛や馬が生活になじんでいましたが、今の子供さん達に馬や牛と言ってもピンとこないと思います。だったら迎える時はミニカー、送る時は自転車にしてもいいかなぁと。そうすれば形は変わっても気持ちは通じると思います 🙂

ほうきに乗った・・・

ほうきに乗った・・・

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