*東京ディズニーランドが営業を再開した。ディズニーランドは至れり尽くせりの徹底した顧客サービスを売り物にした遊園地だが、この顧客第一という考えが世の中のいたるところに進行し”ディズニーランド化現象”として良し悪しの状況があるとの事だ。
教育の現場である学校も生徒やPTAがお客さまで先生や教育委員会が経営者という構図になり、学校は生徒や父兄の顔色を伺い、生徒は先生の足元を見るよ うになる。そうなるとお客様である生徒が悪い事をしても怒れない。そして教育自体が成り立たなくなるとの事。なるほど~と感心している場合ではない が・・・。
家庭のディズニーランド化も進み、その結果子供を叱る事も厳しくしつける事も出来ない。これもその通りだ。
日本の伝統や文化が”ディズニーランド化現象”に流されていくのはちょっと心配だ。
敷居が高く、取りつきにくい印象を与え続けてきたお寺としてはある意味、”ディズニーランド化現象”はありかと思われるが・・・。なんとも。
私も一度だけ、ディズニーランドに行った事がある。息子が小学生3年のの時、千葉県清澄のお寺で度牒(どちょう)といってお坊さんになる為のスタートラ インに立つ儀式に出席した時だ。その帰り道によった訳だが、度牒が目的だったのかディズニーランドが目的だったのか・・・。これも家庭の”ディズニーラン ド化現象”だったか・・・。