*小祥忌(1周忌)の法事をお勤めした。いつも参詣の方と一緒にお経を読むようにしていて、お経を読む時に最初に読む『開経偈』(かいきょうげ)の説明とお経の簡単な説明をしている。
「開経偈はこれからお経を読み供養を勤めるわけですが、その心構えが書かれています。見聞触知、皆菩提に近づく。これは見るもの・聞くもの・触れるものみんなお勉強ですよという意味なんです。普段の生活にも繋がる心構えだと思います」と話しをしていたら、お経が終わりお経後のお話を終えたとき、参詣の方が、「すみません和尚さん。菩提に近づくってどういう事なんですか」と。
うっと思ったが、気を取り直して「菩提というのは、ボーディというサンスクリットを音写したもので、物事の有様、たとえばすべての事柄は縁によって成り立つ事などを理解(悟った)状態の事なんです。なので、その状態に近づく事が菩提に近づく事です。見るもの・聞くもの・触れるものすべての情報を吸収する事が菩提の状態になる為の近道という事だと思います」云々・・・。話しているうちに段々分けが分からなくなり・・・。
*お墓参りに来れれた檀家さん親子から、大変有難い物を頂戴した。なんと、『SUPER NANOX 阪神タイガース デザインボトル入り』!
これを見た娘が「あ~、これネットで注文しよ~かと思っとった」と大喜び。おりがたいことだった。
ありがたや!