今月の言葉

制御

2023年02月01日コメントをどうぞ

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今年も氷ノ山スキー場で、氷ノ山スキースクールの認定指導員としてスキーのインソトラクターを務めさせて頂いています。

鳥取城北高校のスキー実習の講師を務めた時の事です。

生徒さんに「スキーはスピードを出すスポーツだと思ってるでしょ~違うんですよ。スキーはスピードを制御するスポーツです。普段の生活でも制御って大切ですよね」と言うと生徒さん達が手を差し上げて「イエ~イ❕」と。

さらに最終日に「これが最後の1本になります。最後はゲレンデのド真ん中を滑って降りましょう~。これからの人生もド真ん中を堂々と歩んでくさいね」と言うと生徒さん達が手を差し上げて「イエ~イ❕」と。

班ごとの閉校式で、「今回のスキーもそうですけど、人生に練習日はありません。毎日が本番です。毎日が新しい景色です」」と言うと生徒さん達が手を差し上げて「イエ~イ❕」と。

「こからも今回のスキーでついた“やれば出来る”という自信をもって元気に頑張って下さいね。」と言うと最後も生徒さん達が手を差し上げて「イエ~イ❕」と。

体育会系の元気な生徒さんに元気を沢山もらい講習が終了しました。

寒い時期ではありますが、体を動かすという事は大切です。なにかしら体を動かして心も体も元気に過ごしたいものだと思います。

毎日が新しい景色

2023年01月07日コメントをどうぞ

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令和5年 癸(みずのと)・卯(う)歳、あけましておめでとうございます。

癸(みずのと)は十干の10番目になり季節で言えば晩秋です。草木が枯れて今まで見えなかった所が見渡せるという事から測量がしやすいと言えるので『はかる』という意味があり、十二支の卯(う)には今まで押し留められていたものが動き出し茂るという意味があるそうです。

この事から今年は、物事をしっかりと“はかり”お互いの立場を“はかり”筋道を通し、新しい扉を開いて動き出す事が大切と言えます。

今まで放置していた事に取り組み、なんだかのアクションを起こしていく事によって動きが生じ繁栄につながるのだと思います。

そして、『毎日が新しい景色』です。前向きにウサギのようにピョンピョン動いてコロナ過を乗り切り頑張りたいものです。

悲しみを暖炉で

2022年12月01日コメントをどうぞ

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今年生誕80年を迎えられた米子市出身の放浪の作詞家岡本おさみさんが旅でのエピソードを書かれ出版されていた『旅に唄あり』の復刻版がでたので読みました。岡本おさみさんの詩への思いが綴られ実に味わい深く余韻の残る素晴らしい本でした。

吉田拓郎さんや南こうせつさんなどに詩を提供し、森進一さんが歌い歌謡大賞・レコード大賞をとった『襟裳岬』は有名です。

♪北の街ではもう~悲しみを暖炉で燃やし始めてるらしい~理由のわからない事で悩んでいるうち老いぼれてしまうから~黙りとおした歳月をひろいあつめて暖めあおう♪

の歌詞を改めてみると悲しみを暖炉で燃やせたらいいと思うし、ほんとに理由のわからない事で悩んでいるうちに歳をとってしまわないようにしなければいけないと思え、この歌詞はとても味わい深いなぁと思います。

今年も残り少なくなりましたが、今年1年の悲しみを暖炉で燃やして暖めあい、1年を締めくくりましょう。

一生懸命

2022年11月01日コメントをどうぞ

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元テニスプレーヤー松岡修造さんの日めくりに『後ろを見るな! 前も見るな! 今を見ろ!という言葉がありました。

松岡修造さんは、小学生の時に先生に言われた『一生懸命』という言葉が大好きなんだそうです。

何をする時も一生懸命な松岡修造さん曰く、「過去を振り返ると後悔したくなるし、未来を考えると不安になる。だから今、この瞬間に一生懸命全精力を傾け。この一生懸命の積み重ねが未来の自分を作ってくれる」。

それで『後ろを見るな! 前も見るな! 今を見ろ!という事です。

一生懸命していると、必ずご褒美があると思います。そう信じて毎日を一生懸命頑張りたいものです。

南無とはアイラブユー

2022年10月01日コメントをどうぞ

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以前、永六輔さんが「南無とは、アイラブユーです」と言われました^^♪

南無は、サンスクリット(インドの古い言葉)の“ナーモ”が語源で、“ナーモ”が“ナム”となり当て字で南が無いと書かれて『南無』となりました。

南無の語源となった“ナーモ“とは、何に何に従います、お任せしますという意味です。

相手の事がお互いによく分かりあい信頼しあっていないと、心から従ったりお任せする事は出来ません。なので永六輔さんは『南無とはアイラブユー』だと言われました。なるほど~と思います。

ですから、南無妙法蓮華経とは、妙法蓮華経というお釈迦様が説かれたイキイキと生きる為の教えに従います。南無阿弥陀仏とは、阿弥陀仏様に心からお任せいたします。という事です。

みんなが、お互いに『南無』を付け合って“アイラブユー”の気持でふれ合う事が出来れば、世の中ギスギスせずに穏やかに過ごす事が出来ると思います(*^-^*)

気候が爽やかになる10月、ナムの気持を持って過ごしましょう。

心はどこに

2022年09月01日コメントをどうぞ

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心は一体どこにあるのでしょう。

嫌な事があって心がイライラすると、『心』は上の方に登り始め頭のてっぺんにやってきます。この状態の事を『頭にきた』と言います。

これではいけないと思い、気持ちを落ち着けると『心』はお腹のあたりまで下がってきますが、それでもまだ『腹がたつ』。

これでもいけないと思い、気持ちを落ち着けると『心』が腰のあたりまで下がってきます。やはり『心』は腰のあたりに『腰をすえて』穏やかにしていたいものだと思います。

気候が爽やかになり、普段のバランスの乱れを修正する『秋のお彼岸』がやってきます。『腰をすえて』穏やかに過ごせるように心がけましょう。

アンパンマン

2022年08月01日コメントをどうぞ

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2歳になる孫がアンパンマンが大好きで、アンパンマンの歌を何度も聞いているうちに歌詞を覚えてしまいました。

♬そうだ うれしいんだ 生きる喜び たとえ胸の傷が痛んでも 今を生きる事で熱い心燃える だから君は行くんだ ほほ笑んで♬

頑張ろうという思いが素直に伝わってくるいい歌詞だと思います。コロナ過で胸が痛み、微笑みを忘れそうな毎日ですが、下を向いてばかりもいられません。

何をするときも一生懸命する事で、気持ちが上を向き生きる喜びが湧いてくると思います。

何はともあれ心も体も元気が一番です。お盆は亡き人を偲び、なにかしら心が優しくなれる大切な時です。ちょっと一息つきながら、しっかりと足元を見つめ毎日を心も体も元気に過ごしたいと思います。

毎日が記念日

2022年07月01日コメントをどうぞ

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松任谷由実さんが1989年にリリースした『ANNIVERSARY』という曲に、♬ありふれた朝でも~私には記念日~♬という歌詞があります。

毎日迎えている“ありふれた朝”。なのかもしれませんが、長い宇宙の歴史、地球の歴史、そして私の歴史のなかでも、後にも先にもたった1しかないかけがえのない朝です。

朝、目が覚めた時に布団の中で「今日は1日(ついたち)。1日は1年に12回ある。7月1日は1年に1回ある。令和4年7月1日は、長い宇宙の歴史そして私の歴史の中でも後にも先にもたった1回しかない。だから今日も笑って過ごそう」と言ってみましょう。

きっと毎日が、かけがえのない大切な日だと気付く事が出来ると思います。

毎日が『毎日が記念日」です。

そう思い毎日を過ごせたらと思います。

きのうはヒストリー

2022年06月01日コメントをどうぞ

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今日の自分は、昨日までの行いで成り立っています。

過去に起きた現実は変える事は出来ません。

たとえ思う様にならない辛かった現実があったとしても、“そのお陰で今まで気付かなかった事に気付けた”と思うと、起きた現実は変える事が出来なくても、そのマイナスだった位置づけはプラスへと変わります。

そうすると前向きな気持ちになれて、また明日から頑張ろうという元気な気持ちが湧いてくると思います。

勇気と元気は使えば使うほど湧いてくるものです。梅雨の季節を迎え鬱陶しい日もあるかと思いますが、前向きな気持ちで元気に過ごしましょう。

前に出る事は

2022年05月01日コメントをどうぞ

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『人は前に出る事は簡単だけど、後ろに下がるのは難しい』これは、ミュージシャンで元甲斐バンドの甲斐よしひろさんが以前テレビ番組の対談で語っていた言葉です。

甲斐よしひろさん曰く、「コンサートで盛り上がった時、興奮した観客が前へ出ようとして危険な状態になり、後ろへ下がってくれと叫んでも、なかなか下がってくれず大変だった事があるんです。その時、人は前に出る事とは簡単だけど、後ろに下がるのは難しいと感じたんです」と語っておられました。

前に出る事も決して簡単な事ではありませんが、物事を省みてやり直す為に後ろに下がるという決断をするのは難しい事だと思います。

コロナ過で前に出る事もなかなか容易ではない日々が続きますが、前に出る為に一度後ろに下がってみる事も大切なのだと思います。

爽やかな気候になる五月、前に出たり、時には後ろに下がってみたり臨機応変に過ごしたいものです。

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