*お彼岸になったので、ちょっとお彼岸の事を 🙂
川が真ん中に流れている状況を設定して、こちら側の岸 を私達が暮らしている所で此の岸 と書いて『此岸』(しがん)。川を渡った向こう岸 に、私達が片寄らずバランス良くイキイキと明るく生きている理想の状況があると仮定し、彼方の岸 (向こう側の岸 )で『彼岸』 🙂
川を渡る事を毎日の暮らしに喩えて、川を渡って彼方の岸 『彼岸』に到達する方法つまり生き易く生きる方法をインドの言葉で『パラミータ』といい、川を渡って彼方の岸 に到達するという事から『パラミータ』が到彼岸(彼方の岸 に到る)と訳され『彼岸』となりました 🙂
パラミータが波羅蜜(はらみつ)となり、これが6つある事から六波羅蜜と言われるようになり、これが普段のバランスの乱れを修正してイキイキと毎日を生きる方法です 🙂
《以外と簡単に出来そうな6つの方法六波羅蜜》❕
①独り占めせず、皆んなと物を分け合いましょう (布施行ふせぎょう)
②ルールを守りましょう (持戒行じかいぎょう)
③ちょっと我慢してみましょう (忍辱行にんにくぎゃう)
④何事も一生懸命やってみましょう (精進行しょうじんぎょう)
⑤慌てないようにしましょう (禅定ぜんじょうぎょう)
⑥何が良い事か何が悪い事なのかよく考えてみましょう (智慧行ちえぎょう)
三つ子でも分かるような、6つの方法なのに、幾つになってもこれがなかなか出来ずについついバランスが乱れているのが現状です💦
お彼岸を機会に何がひとつでも実行してみましょう必ず良い事が起こるはずです 🙂
ちなみに、布施とはインドの言葉でdana(ダーナ)といい、施しをする事によって執着を捨て生き易く生きる事を意味します
旦那さんの旦那は、このダーナ(施しをする人)が語源です。