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5月13日(日) 餓鬼に施す

2012年05月13日コメントをどうぞ

*毎年5月の第2日曜日に営んでいる『施餓鬼法要』を弥生町の本浄寺と町内の長栄寺さんにお手伝い頂きお勤めした。

ちょっと肌寒く、本堂のエアコン(暖房)を入れたが、この時期の『施餓鬼法要』で、暖房を入れたのは初めてかもしれない。お経を読んでいると段々体が温まり汗が出てきたが、一度つけたエアコンを切るわけにもいかず・・・。

『施餓鬼』は、餓鬼に施すと書き、自分勝手な振る舞いにより、餓鬼道に堕ち飢え苦しむ人に施しをして救い、その施しをするという善い行いによって、私達も救われる事を願うという意味がある。

餓鬼界とは常に飢えと渇きに苦しみ、けっして満たされる事のない世界。その中に”有財餓鬼”というのがあり、財(物)があってもあっても欲しがり、留まるところの無い欲望の世界を言う。死んでから行く所ではなく、生きている時の状態を表すのが本来の意味。思い当たるふしが・・・。心したい。有財餓鬼のうざいが「うざい!」という言葉の語源かどうかは定かではない・・・。

『施餓鬼法要』は、どうしたらそのような事にならずにすむかを考えるきっかけでもあるので、自分の事を棚に上げて法要の最後に、「私がの”が”を、あなたがの”が”に付け替えると上手に生きられれます」などとお話をして『施餓鬼法要』を終えた。

法要

 

法要後、有難い!?お話し

 

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