芸術の秋真っ盛りという事で、大阪都島区にある藤田美術館へ『平川 功 水墨画展』を観に行った。
水墨画は墨で書かれているわけなんだけど、彩色の絵よりも色が見えてくるような気がした。見る人のその時々の気持によっても見え方が違ってくるんだろうな~とも思った。
平川さんが、「絵を書くときは、固定観念を持ったままだと良い絵は書けません。たとえば玉ねぎを見ても、それが玉ねぎだと思うと、その固定観念が作品の邪魔をしてしまいます」と言っておられた。自分が宇宙人になった気持で、初めて玉ねぎを見たという状況で玉ねぎを書くと、その絵は素直な絵となって無限の可能性を伝えるものとなる。というような事も言っておられた。
普段の生活も、固定観念を取り払う事ができたら・・・いいのになぁ~・・・。
作品を見ていると、水墨画には何も書かれていない部分が結構ある事に気がついた。何も書かれていないんだけど、書かれていない部分がある事によって、その絵は成り立つ。また、書かれた部分がある事によって、何も書かれていない部分が生きてくる。無いものが見える、無いけどもある、あるけども無い。平川さんとそんな話をしていると、禅問答のようになって・・・。
水墨画を堪能し、素晴らしい作品を前に、あ~だこ~だと言っているうちに、あっ言う間に時が流れ・・・ほっと心癒されてほんとに楽しいひと時となった。素晴らしい御縁に感謝しながら帰途についた。怪しい3人組の道中も楽しかった!































