5月25日(水)
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*奥さんがメダカを買ってきた。境内の水連の桶に入れておくとメダカがボウフラを食べてくれるらしい。
♪メダカ~の学校は~川の中~ そ~とのぞいてみてごらん~ みんなでお遊戯しているよ~♪ という事で、そ~とのぞいてみたが人間の雰囲気を察してかのぞこうとすると中へもぐってしまいなかなか姿が見れなかった。粘りづよくおとなしく見ていて、ようやく1匹撮影に成功した。
という事は、メダカもこちらをのぞいているという事だ。メダカにとって私の姿は命を脅かす不審者として怪しく映っているのだろう。メダカの学校はみんなが仲良くお遊戯している事になっているが、人間の学校は・・・。学校も世の中も家庭内もメダカを見習いたい。メダカに出来て人間に出来ぬはずが無い。と思うが・・・。
5月24日(火)
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*夕べNHKのニュースを見ていたら、東関東大震災後に約7割の人(特に若者)の意識が変わったという事を伝えていた。
「自分が出来る事をコツコツする」 「家族を大切にしたい」 「当たり前は当たり前じゃない」 「他人事でない」 「今まで全くと言っていいほど考えなかった事を考えるようになった」 「節電を意識するようになった」などなど。み仲間意識が強まり、自分の為から誰かの為にという意識があふれていると云う事だった。
お坊さんはよく「私が、の”が”を、あなたが、の”が”にすると・・・」などと話をする事があるが、ほとんど通じていない。まさに自分の為から誰かの為にという事だが、やはり体験に勝るものはないということ。
このたびの大震災では、沢山の大切なものかけがえの無いものをを失ったけど、得るものも大きい。大きくしていかなければならないと思う。
でも本当は、なくす前に気付く事が出来れば一番良いが・・・。
5月22・23日(月)
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*所用で福山へ出向していた。行きは暑いくらいで半そでだったのに帰りの今日は肌寒く長袖着用だった。
出かけ先でお寺から電話がかかって来たので何かと思ったら、警察の方が来ていて、「19日に同じ町内のお寺さんに泥棒が入ったので、不審な人を見かけませんでしたか」と聞かれたとの事だった。電話を替わり刑事さんと、「うちは山陰警備保障の警備が入っていますけど」などとしばらく話をしたが、我が家は住んでいる人自体が不審な人かもしれないと・・・。まだ犯人は捕まっていないらしい。物騒な事だ。
*高校2年生の甥っ子が筋肉痛だと言っておばあちゃんにサロンパスを張ってもらっていたので、「なんだ~、筋肉痛だって~、え~若いもんが~30年早いぞ~」と言っていると、「おじちゃんは二・三日してから筋肉痛になるんででしょ~」と言うので、「そんな事はありゃ~せんで、すぐになるだけ~、運動する前からなっとるわ~」と言っていると、「それは、筋肉痛じゃ~なくて歳のせいでしょ~」と。確かに・・・。この寒暖の差もこたえる・・・阪神の4連敗(しかもこの間の得点は挟殺崩れの間の1点のみ)も超こたえる・・・。
小雨の山陽自動車道
5月21日(土)
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*最近携帯電話の置き忘れが多い。今朝も携帯が行方不明になり鳴らしてみるとすぐ側の布団カバーの上から、着信音の”六甲おろし”が鳴り始めた。若年性認知症だといつもの如くひんしゅくをかったが、「保護色になっとるけ~分からんだが~」と珍しくフォロー!?もあった。
たしかに分かりにくい
*先日は、汽車で実家の墓参りに行くと言って出かけて行った母が、汽車の時間を間違えて乗り遅れたと帰って来て、結局奥さんが青谷町まで送って行く事になった。
以前反対方向の汽車に乗ってしまい津の井駅から電話がかかってきた事が二度もあったので、「反対方向に乗らなかっただけでも今回は上出来だわ~」と言いながら呆れていたが・・・。他人事ではない。確かに他人ではないか・・・。
しかし、携帯電話は音が鳴るから探すとき大変便利だ。
5月20日(金)
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*夕べ遅くテレビをつけたら、NHKの番組で『爆笑問題』の二人と、野の花診療所の徳永先生が映っていて驚いた。
番組の中で徳永先生が、「死ぬ前にしたい事を聞くと、道を歩きたいとか、立ちあがりたいとか、当たり前の言葉が帰ってくるんです」と語った後、テロップに『当たり前という奇跡を生きよう』 『命は数字で表せない』という言葉が流れた。これは来月の『山門掲示板』かと・・・。
「いつ命を奪うかもしれない臓器によって命は支えられているんです」などと語っておられたが、終末期医療の現場におられる徳永先生の言葉はずしりと重い。
番組の最後に、自らの死について尋ねられた徳永先生が、「沢山の方を送ってきましたからね~、変なかっこは出来ませんよね~」などと喋っていると、爆笑問題の太田さんが、「先生の方がジタバタしてるよね~」と。これにはさすがの徳永先生も苦笑い。これは面白かった。
みんなジタバタしていいんだぁと気が楽になった。が、私のように毎日がジタバタでは・・・。
5月18・19日(木)
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*昨日の夕方、日蓮宗青年会さん主催で行われた米子駅前での東関東大震災の義援金募金に参加した。衣姿のお坊さんが大勢いるとちょっと威圧感があってなんとも言えない気がしたが、それでも大勢の方が募金をして下さった。募金に立ちながら、以前歳末助け合い募金で米子高島屋の前に立っていた時、募金をして下さった女性から、「悪いけど~、あなた達~本物のお坊さんですか~」と尋ねられた事を思い出した。そう言われるとちょっと・・・。証明するものは何も無い・・・。
募金をしていると、すみません~ちょっとお邪魔します~」とギストリートライブのお兄さんが隣にやってきてターを弾き歌い始めたので、早速声をかけツーショット。
コブクロや尾崎豊や長渕剛やグリーンなどの歌を弾きがたっていて、知っている曲は思わず口ずさんで・・・。よく通る良い声だったので弟子にしてもらいたいと思った。きっとお経を読んでもらっても良い声だろう。
*18日は米子に泊まり、実成寺さんで『花まつりライブ』の第二回目の打ち合わせと練習をした。今年は、オルガン奏者さんも加わるのでとても楽しみだ。問題はやはり私・・・。
ストリートライブに対抗して庭先ライブ!?なんのこっちゃ・・・
暑い一日だった
5月17日(火)
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*節電が求められる今年の夏をゴーヤや朝顔などの緑のカーテンで乗りきろうと言う事で、ゴーヤの苗の売れ行きが例年の2倍になっているとの事。そんな話をしていたら、「も~すでに、準備が出来てますよ~」と言われ見てみると、台所の窓の外にいつの間にかゴーヤを植える為のネットが張リめぐらされているのを確認した。 ゴーヤの葉は成長する時に周囲の熱を吸収するので冷却効果があり、見た目も涼しそうで良いと思うが、収穫されたゴーヤが毎日食卓にのぼるのはちょっと・・・毎年の事なので覚悟はしているが・・・。
我々人間も頭の周りにもゴーヤを張り巡らしたらいいかもしれない・・・。
5月16日(月)
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*近所から車のクラクションが断続的に鳴り続けるのが聞こえてきた。何事かと思ったが、どうやら車の盗難防止装置が誤作動したようだった。だいたいこういう装置は誤作動が多い。
我が家の警備保障の警報も時々誤作動がある。だがしかし、我が家の場合は人間(ほとんどが母)が誤作動して、警報器を誤作動させている。問題なのは人間の誤作動・・・。
5月15日(日)
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*月回向と法事をお勤めした。月回向に伺った檀家さんの家に入るなり、「先月は、すんませんでしたな~。ほんに、ほんに」と言われ、先月何があったか なぁ~と分からずにいたが、しばらくしてお布施を渡されるのを忘れておられ、後で御主人がお寺にわざわざ持って来られていた事を思い出した。その時は、話 に夢中で気がつかなかったが、たとえ気が付いていても、たぶん何も言えなかったと思う・・・。
*月回向から帰り、お施主さんにとっては、伯父さんになられる方の大祥忌(三回忌)法要をお勤めした。約30人の親戚の方々が集われ賑やかに供養され た。後席の挨拶でお施主さんが、「伯父は幸せな人間だったと思います」と挨拶されたが、親族の方々に接しながら、本当に幸せな事だと思った。
せっかくの機会なのでと思いお経の事などなんやかんやお話をしたが、話の方がお経より長かったかも知れない・・・。
お墓参りを終え、お墓を後にして歩いていると後ろから、「たいゆう(泰雄)~さぁ~ん」と声がするので振り向くと、お経本などが入ったカバンをお墓に忘 れていた。「身の回りには、小さな幸せが沢山あるのに、それに気づいていない自分に気づきましょう」などと偉そうに話をした後だったのに、忘れ物をしてい る事に気づいていない私であった・・・。五月晴れの爽やかな日だった。
5月14日(土)
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*午前中7回忌(行年70歳)の供養をお勤めした。1歳だった子供さん(孫さん)が7歳に、それぞれ子供さんの成長された姿に7年の月日を感じた。
御縁があって初めてお寺に来られた時に、「皆さん最後はお寺に来られますが、それでは遅すぎます。どうぞ元気な時にお寺においで下さい」と言っていたら、その通りにして下さり、奥様と二人で寺行事にお参りされていた故人の姿が思い浮かんだ。
子供さんたちが、本堂においておる、『コレデイイノダ』 『毎日が生まれて初めての日』 『やればできる』『おふくろ いぶくろ かんにん みんなたいせ つ』 などのカードを喜んで持ってかれた。お墓参りの時に、小六の娘さんが、「”かんにんぶくろ”ってなに~」と聞いているのが聞こえたので、「嫌な事 や、怒っりたい気持ちを我慢する事かな~」と言ってみたが、そんな気持をしまっておく袋という方が分かりやすかったかと・・・。
私の場合、奥さんの”かんにん袋”には特に気を付けたい・・・。
福山からきている甥っ子に話をしていたら、「無理っ~無理っ~」と。「おじさんの家の辞書にはな~無理っていう言葉はないんよ~。『やればできる』~」と、これはかんにん袋にしまい込んでおいた。

























