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 6月 1日(月)如是我聞

2020年06月01日4件のコメント

*『女は愛嬌・男は度胸・坊主はお経』という事で、今日も日々の感謝と反省を込めて読経 🙂
全てのお経の始まりの言葉は『如是我聞』(かくの如く我聞けり)つまり“私はこのように聞きました“と始まるので、この事からお経はお釈迦様が書き残されたものではない事が分かります。

お釈迦様の教えはお弟子さん達により口伝えで伝わっていました。ところが、お釈迦様が亡くなられて百年くらい経った時点で、これ以上口伝えで伝承していたら情報が間違って伝わる事が危惧されてこの時点で初めて文字に表されました。
教えを聞き伝えてきたものが一同に集まり、「私はこのように聞きました」と書き残しました。それで『如是我聞』という事です 🙂

書き残そうとしたのですが紙がありません 😥
そこで、長方形の板を何枚も作り書き残しましたが、バラバラになってしまうので、板を“縦の糸“で繋ぎました。
それで縦の糸の事をサンスクリットで『スートラ』と言います。
インドから中国にお釈迦様の教えが伝わった時に中国の人が『経』(お経)と訳しました。人間がイキイキと生きていく上で縦の糸となるしっかりとした教えが必要というイメージです。

1枚の布を織り上げる時、“縦の糸“を“横の糸“が紡いで布は織り上がります。“縦の糸“が曲がっていては布はちゃんと織り上がりません“縦の糸“はとても重要という事です

“横の糸“の事をタントラといい、補うもの補佐するものという意味があります。“縦の糸“を“横の糸“が補い補佐して1枚の布が織り上がります。
この事は布に限らず、家庭であり、学校であり、会社であり、政治の世界であり、世の中の全ての事に当てはまると思います 🙂 

この事を踏まえて
🎵縦の糸は〜あなた〜横の糸は私〜🎵
あの中島みゆきさんの名曲『糸』です
素晴らしい歌詞です 🙂
時には私が縦の糸となり、時には横の糸となる事もあるでしょう。
糸がもつれたり、切れたりしないように上手に紡いでいきたい(生きたい)ものだと思います。
そうなった時、中島みゆきさんいわく、織りなす布はいつか誰かをあたため、そしてそれを人は仕合わせと呼ぶのでしょう 🙂

🎵糸🎵

🎵糸🎵

*夕べの『stay home おうちで聞こう今宵のCD』は
ニール、ヤング『ハーベスト』 🙂
やっぱり『孤独の旅路』は、素晴らしいし、『アラバマ』でのギターのイントロがなんともいい🎸
ストリングスをフィーチャーした曲もあるが、とてもシンプルでいい感じの曲ばかり❣
これはニール・ヤングの最高傑作だと思う👏

ハーベスト

ハーベスト

 6月 1日(月)如是我聞 への4件のコメント

  1. はすかおる より:

    縦糸も横糸もありません!糸の切れた、たこの
    ように世の中をさ迷ってます。仏教の教え優しく解くの(今でしょ)坊主は放送禁止用語です

  2. えん より:

    人間がイキイキた生きていく上で縦の糸となるしっかりとした教えが必要というイメージです。
    イキイキた・・・???
    時には私が縦の糸となり、時には横の糸となる事もがあるでしょう。
    横の糸となる事もが・・・???

    織りなす布はいつか誰かをあたため、そしてそれを人は仕合わせと呼びのでしょう
    人は仕合わせと呼びの・・・???

    どこか違うような???

    長いとまずいですね!

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