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 8月 5日(月) 箕面方面へ出向 

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*朝8時に車で出発し西宮から箕面へと出向しお盆のお経をお勤めして帰って来た。箕面に到着し車の温度計を見ると37℃・・・。帰る頃には箕面市に大雨警報が出るなど相変わらず全国的に不安定な天気だった。

天気同様相変わらず私も不安定で、西宮の檀家さんに着いた時、数珠を忘れている事に気付き、「すみません、今日は数珠を忘れまして・・・」と・・・。坊さんが数珠を忘れるようでは・・・。しっかりされているお孫さんの話などを聞きながら、私も見習わないとと・・・。

御兄弟が集まられた箕面の檀家さんで経を終えてお茶を頂きながら、「近は忘れ物が多くて~、朝に夕べ何を食べたかって主人に聞くんですけど、食べた事は覚えているんですけど~」てな話になり大笑になったが、実は私も今日は数珠を忘れてましてとは言えなかった・・・。

帰りの中国道は晴れていたけど、鳥取道に入り志戸坂峠にさしかかったとたん、前が見えにくいほどのもの凄い豪雨だった。1時間足らずでこの違い。日本は狭いようで広い・・・。

中国道西宮付近

約1時間後の志戸坂峠の豪雨

 8月 4日(日) ニシオトミジ展

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*≪ギャラリーA・N・D・O・H≫さんで開催中の『ニシオトミジ展』に行き、ニシオ先生が半世紀にわたり書き続けておられる『輪廻』シリーズ16点と身近な題材を写実的に描いたハガキサイズの作品133点を堪能した。

「地球をはじめ、命や物事の根源は曲線から成り立っている」と語られる先生の作品は、風景・果物・野菜・機械までなんでも題材になり、思わず写真かと見間違えるが、写真以上に奥深く味わい深い。

やはり『輪廻』は、見るたびに不思議な気持ちになる。

『輪廻』とは、生ある者が迷妄に満ちた生死を絶え間なく繰り返すこと。という意味があるが、わたしなどまさに迷走の連続で・・・。迷僧でもあるし・・・。

毎朝、学成寺の前を自転車で通りアトリエに向かわれる先生は、折にふれて学成寺の風景を書いて下さるが、今回は昨年の冬の大雪に埋もれる学成寺を書いて下さった作品を購入させて頂いた。

今年の冬は、またこんなになるかなァ~。

雪の学成寺

 8月 3日(土) ついに始まった!

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*いよいよお盆のお経回りが始まった。今日は車で朝8時にお寺を出発し、気高町から倉吉へと回り、犬挟峠を越え湯原から米子道に乗り、さらに中国道→岡山道→山陽道→瀬戸自動車道へと走り早島ICで降りて岡山へと出向し、帰りは湯の郷経由の下道を通り帰って来た。

車を走らせながら、子供の頃同じコースを師父の運転するマツダの軽自動車キャロルの助手席に乗てついていった時の事を思い出した。当時は倉吉から人形峠を越え国道53号線を延々と走り岡山まで3時間以上かかって、帰りは夜遅くなっていた。子供心にいったい何処まで行くんだろうと思ったものだった。あれから早、ウン十年・・・。

キャロルの色はシルバーでドアは4ドア。4輪独立サスペンションだったが、パワーがなく、峠道に差し掛かるとスピードがどんどん落ちていた事も思い出す。今思うとおもちゃのような車だった。

今年も、元気にお盆のお経を勤めたい。

米子道の湯原IC

 

マツダキャロル360!

 8月 2日(金) ハガキが・・・

2013年08月02日コメントをどうぞ

*ついにお盆の月、8月になり、いよいよ明日の倉吉・岡山方面をかわきりにお盆のお経が始まる。という事で先月末にお盆のお経の案内ハガキを出していたが、なんと宛先不明で帰って来たハガキが1枚あるのが発覚した。

ハガキを見てみると「このハガキは、住所の記入漏れ、受取人の記入漏れの為配達出来ません」と張り紙がしてあった。という事は、宛先を書かずにポストに投函していたという事だ。情けない・・・。

なんと・・・

だがしかし、これからのお盆のハードスケジュールをこなすには、少々気持がゆるくなっていた方が身の為かも知れない・・・。

*しかし、政治家の先生方の発言には呆れてものが言えない。皆さん一流大学を卒業され優秀な学歴をお持ちで頭の言い方ばかりのはずなのに、どうも、頭のいいという事と、賢いという事はべつものなんだろう。賢い人間になりたいものだ。政治家の先生方の気持がゆるいのは、考えものだ・・・。

 8月 1日(木) カブトムシ

2013年08月01日1件のコメント

*しかし、けさの豪雨は凄かった。豪雨のな車を走られていると、NHKのラジオで『子供相談室』をやっていた。

子供が尋ねて、「カブトムシは傷みを感じるんですかぁ」と。先生答えて曰く、「カブトムシにも神経が張り巡らされていてね、本当は痛くてしょうがないんだよ~。でもね昆虫は傷みが全身に分散してて足を折ると足だけに傷みがあってほかのところには傷みは無いんだよ。人間は脳に傷みが集まって全身に傷みが広がるんだよ。昆虫によって神経の仕組みが違うし、昆虫はは泣いたりしないけど、痛みはあるんだよ。大事にしてあげてね~」。

勉強になった。人の痛みや昆虫の痛みまでも分かる人間になりたい・・・。

増水した袋川

 7月31日(水) レーシングカート

2013年07月31日コメントをどうぞ

*インターネットを見ていたら、F1レーサーの小林可夢偉さんがモスクワでのイベントでフェラーリのF1マシンを運転してクラッシュしてしまった時の映像を見た。怪我はなかったとの事だった。

そんな映像を見ながら、昔友人が持っていたレーシングカートに乗せてもらった時の事を思い出した。レーシングカートはシャーシーにエンジンとハンドルとブレーキがついているまったくシンプルな構造で車高は数センチ。排気量100CCくらいで速度は50~60キロくらいだが、体感スピードはおそらく100キロ以上!

最初は遊園地のゴーカートくらいに思って、軽い気持ちで押しかけでカートに飛び乗り運転したら、とんでもない事だった。3周ほど走り終えて喉がカラカラになり缶ジュースを飲もうとしたら、ハンドルを力いっぱい握っていたので手がブルブルと震えて・・・。

コーナーでは、ブレーキングのタイミングを誤るとすぐにスピンするし、ハンドルを思いっきり握っていないと何処へ飛んでいくか分からないような状況。シンプルな構造のレーシングカートから、車の本来の怖さを感じて、カートでこんなに怖いのに、F1レーサーなんてほんとにすごいと思った事を思い出す。当時マツダのファミリァに載っていたが、帰りにハンドルを握るとベンツのように感じたものだった。

以来ずっと、車の本来の昨日と怖さを体感する為に、是非、自動車の教習課程にレーシングカートを取り入れてもらいたいものだと思っている。

車同様、家庭内での運転にも十二分に気を付けたい・・・。

 7月30日(火) ホワイトボード

2013年07月30日コメントをどうぞ

*ついに、ホワイトボードに8月のお盆経の日程が書き込まれた。3日に始まり、12日から14日は連日40軒ほどお勤めするし、15日の若桜町でお経回りは終わるが、その後も21日まで毎日、近隣のお寺さんの『お盆施餓鬼法要』をお勤めさせて頂く。

とにかく、今年もなんとか元気にお勤めさせて頂きたいと思う。

日程表

 

 7月29日(月) ハス

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*境内にあるハスの葉は大きくなったけど、なぜか花が咲く気配はまったくなし・・・。ハスは2千年前の種が発芽し花を咲かせた『大賀ハス』に代表されるように、もの凄い生命力を持った植物だ。

お釈迦さまはイキイキと生きる為の教え(お経)の名前にハスの生きる力にあやかるようにと『妙法蓮華経』という名付けられたわけだが、生命力の強いハスなのになかなか花が咲かない。これは、きっと生きる事の難しさを教えてくれているのだろう。

先日御主人の満中陰忌の供養をお勤めされた奥様が、以前家にお経に伺った時に、「ハスの花は泥沼の中から綺麗な花を咲かせるんで、世の中を泥沼に譬えて・・・」などと話をしていたら、故人となられた御主人が、「僕は泥の中でドロドロになりながら、レンコンになりたい」と言われ、すると奥様が、「じゃ~お父さんはレンコン。私はハスの花ですね~」と言われた事を思い出した。

花がなかなか咲かなくても、ハスの葉のように水をハジキ飛ばしイキイキと頑張りたいものだ。

ハスの葉と怪しい住職・・・

 7月28日(日) 小川のせせらぎ

2013年07月28日2件のコメント

*若桜町の蓮教寺で小祥忌の法事をお勤めした。行年93歳のおじいちゃんで若い頃から職業運転手として70年間ハンドルを握り続けた方だった。施主の息子さんが、「今の自分の歳を考えると、父の歳まであと30数年、父はほんとにすごい人だったと思います」と語られるのを聞きながら感慨深い思いがした。

故人のお世話で『ふるさとの森』で学成寺婦人会の懇親会をさせて頂いた時の姿や、愛犬サム君を連れて学成寺に来られていた時の姿を思い出しながらお勤めさせて頂いた。賑やかな事が好きだったおじいちゃん。賑やかになった家での後席の様子を、目を細めながら見ておられた事だろう。

お墓参り(八頭郡日田地区)の時、小川のせせらぎがとても心地よかった。

小川のせせらぎ

 7月27日(土) 五右衛門風呂!

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*午前中八頭町落岩の檀家さんで大祥忌(3回忌)の法事を勤め、市内へ出て後席のあと、船岡町殿村の檀家さんの家へ行き、お墓に参り納骨供養を勤めた後、その足で学成寺へ来て満中陰忌供養をお勤めし、あと後席にも座らせて頂いた。

落岩の檀家さんでお墓参りに行く道中の路地に昔懐かしい五右衛門風呂が置いてあり、「私の子供の頃はうち(お寺)も五右衛門風呂でしたよ」と話が盛り上がった。

板の上に乗りながらお湯につかったので、結構緊張感を持ちながらの入浴だった事を思い出した。そう思うと今はすべてにおいて、全く緊張感のない生活をおくれている事に感謝しなければと思った。家庭内は時々緊張感があるが・・・。

午前中の法事の後席会場で床の間に十三仏が掛けられていたのを見られた方から、「これはなんですか」と尋ねられたので、「これは、初七日から四十九日、百ヶ日、1周忌、3回忌、7回忌、13回忌そして17回忌の節目をつかさどる仏様と菩薩様です」と答えながら、「マンダラは集まるって意味なんですよ」と話をさせて頂いていた。だがしかし、帰ってから確認したら、13回忌の後は17回忌でなく、33回忌である事が判明した。ここにお詫びして訂正を・・・。

午後の法事の後席でも、質問に答えていたらドンドン脱線し、ついにはお盆の話になり、独演会状態に・・・。最後は、「いつも家では、言っている事とやっている事が違いますとおこられています」と言う事でお開きに・・・。

午後の法事の故人は、いつも素朴な質問を投げかけて下さる方だった。以前お逮夜供養に伺っていた時、「故人は今ごろ何処におるんでしょうかね」と尋ねられ、最後は「私も死んだ事がありませんので分かりませんが」と言いながら、私なりに答えさせていただいた事があったが、御自分が故人となられた今、「おしょうさんの言ってた事と違いますな~」と言われているかもしれないなぁと思った。

なつかしい五右衛門風呂!