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9月 6日(木) 東海村

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*水戸での中央教研二日め。朝8時半から原発を脱原発と推進の立場に分かれ意見を述べあう。
ブレーキのない車を運転しているようなもので、止め方も後始末の仕方も分からないものを動かしている。推進している人(利益をこうむる人)に操られ、未知の危険や怖さの事を考えるとリスクが、大きすぎると発言したが、色々意見を聞いているとなんとも・・・。
冷却装置が壊れなければ大丈夫だったという意見を聞きながら、人間の頭にも冷却装置が必用だと・・・(^o^;)

*午後は、東海村へ。関連施設を巡り原発の安全性わ洗脳された感じ・・・(^_^;)

9月 5日(水)中央教化研究会議

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*茨城県水戸市のホテルで開催された『第45回中央教科研究会議』に出席。
立教大学大学院教授の哲学者内山節先生の『3、11後の生き方を考える』と題した公演を拝聴中。

津波によって海底の沈殿物が一掃されて、海の生態系はより豊かになる。その意味では攪乱をもたらすような自然の出来事は生態系にとってはプラスに働く。だが原発事故は 自然をも被災させた文明の災禍 で、ある意味皆われわれ皆が共犯者で・・・

重い話だ。

*昨晩は、大阪泊まりで総本山甲子園球場にお参りに行った。相手は巨人、なんとか頑張っていたが9回に力尽き・・・場内は罵声の嵐(^^;、
隣にいた老夫婦が「もうがまんできませんわ」と言い残して帰っていった(-_-)

9月 4日(火) 謝

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*今日の読売新聞『こどもの詩』は面白かった。題名は『謝』。

『漢字の「謝」の字は不思議だ 感謝の謝はうれしい時に使う意味 謝罪の謝はあやまる時に使う意味 同じ漢字だけど ちがう意味 漢字は不思議だ』

確かにその通りだ。「謝」を辞書で調べてみたら、ことわる・辞退する・お礼をいう・わびる・あやまる・おとろえる・申し立てる、などなど。確かに違う意味もある。漢字って面白い!が、まず日本語をちゃんと理解したい・・・。

感謝

*連日のお葬儀となり、67歳の女性のお葬儀を自宅葬でお勤めした。7月にはお母様の法事でお参りされ、「おしょ~さん。お盆をむかえますから、体に気を付けて下さいね~」と気遣って下さっていた方だった。誰しも明日の日は分からないものだ。それこそ元気に過ごせる事を”感謝”して毎日を過ごしたい。

自宅葬

9月 3日(月) お葬儀

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*81歳で旅立たれた蓮教寺の檀家さんのお葬儀を勤めた。若い頃は大工さんをしておられたが30代の頃に輪禍(事故)にあって以来仕事に支障をきたされて御苦労をされた方だった。その間奥様に支えられ、近年は孫さんにも恵まれ家で養生の日々を送っておられた。そんな81年の御生涯を偲びながらお勤めさせて頂いた。

とっとり葬祭会館さんのホール

9月 2日(日) ♪9月の風♪

2012年09月02日コメントをどうぞ

*何とかお盆月の8月を乗り切り9月になった。9月はセプテンバー。松岡直也さんの名曲『ザ・セプテンバー・ウインドウ ~通り過ぎた夏~』を思い出す。ラテンフュージョンの名曲で、パーカッションの音が心地よく響き、夏の余韻を味わうかのような美しいメロディだ。だがしかし、今年の夏は、余韻を味わうどころではない猛烈な暑さだった。この名曲でひと息つき、秋をむかえたい(*^。^*) そう言えば今月は私の誕生月だ。

この曲を初めて聞いたのは、大学4回生の頃だ。あれから早、ウン十年・・・懐かしいなぁ。

9月 1日(土) 小祥忌

2012年09月01日コメントをどうぞ

*今日9月1日が御命日の小祥忌(1周忌)法要をお勤めした。昔は御命日に勤める事が多かった年回法要だが、近年は仏様(故人)よりも人間様の都合の方が優先し御命日をむかえる前の土日に勤められる事が多くなった。

このたびは、仏様(故人)と人間様の都合がピタリで、さらに夏休が明日までという事でお孫さん達もつれて賑やかにお参りされ、お施主さんは朝5時に大阪を出発されたとの事で大変だったとおもうけど賑やかで何よりの供養だったと思う。お施主さんが「来年も9月1日が日曜日なので、また宜しくお願いします」とお寺を後にされ、賑やかな一行を微笑ましく見送った。

1周忌の事を、小さな祥(さいわい)に変えていくという思いを込めて『小祥忌』というんです。今日は普段は気付かずにいる身の回りの小さな幸せに気付く日です。などとお話しさせて頂いた。

8月31日(金) 大黒さん

2012年08月31日2件のコメント

*甲子(きのえ・ね)の御縁日で『大黒天神祭』をお勤めした。

これは、各家やお店で福の神として祀られる『大黒さん』をお寺に持ってこられ、お経を読みながら湯せん(お湯で洗い清める)する行事。昔ながらの珍しい伝統行事という事で、日本海新聞に載せて頂いた事もあるが、年々お参りが少なくなっている。これからの時代伝統行事を伝承していく事は大変だ。

お経の後、絵本『地獄』を紹介して、「この本に書かれている地獄に落ちる原因は、思い当たるふしが沢山あるので、子供のみならず、大人もこの絵本で勉強しましょう」などとお話しをして行事を終えた。

まずは、墨火をおこし

 

大黒様を湯せん

 

日本海新聞

 

8月30日(木) こわい夢は・・・

2012年08月30日コメントをどうぞ

*車を運転しながらNHKラジオの『ラジオ子供相談室』を聞いていたら、「こわい夢は覚えているのに~、楽しい夢はあまり覚えていないのはナゼですかぁ~」と。

これは面白い質問だと思って聞いていると、先生が答えて、「脳の中にね~、扁桃体(へんとうたい)っていってアーモンドのような形をしている所があるんだよ~。そこがね~、怖いめや危険なめにあわないように怖い事をちゃんと覚えているんだよ~。怖い事だけじゃなくて、すごく楽しかった事や面白いなぁと思った事は特にちゃんと記憶できるようになっているんだよ~。だからお勉強も面白いな~と思ったらどんどん覚えられるんだよ~」と。なるほど、ちゃんと落ちまでついて・・・。

どうりで、奥さんの小言は、扁桃体の防衛機能が作動し・・・。

子供の素朴な質問って面白く勉強になるなぁと思いながら、我々お坊さんが答える子供電話相談室があると面白いと思った。

小学1年生の子供から、「お盆ってなあに~。お盆は1回なのに、なんでお彼岸は2回もあるんですかぁ~?」。はたして我々お坊さんは分かりやすい答えで子供を納得させる事が出来るだろうか・・・。

8月29日(水) 研修会

2012年08月29日コメントをどうぞ

*鳥取県管内の日蓮宗寺院の夏季研修会が、三朝温泉の岩崎で開かれ出席した。宗務所長さんの「お盆行事でお疲れのところ・・・云々」という挨拶を聞きホットした気持になった。

今年の講師先生は福島県いわき市大寶寺住職の小林智英上人で、「東日本大震災から1年を経過して」と題して映像を見ながらお話しを聞いた。

マスメディアでは伝わらない厳しい現実の話を聞き、我々に何が出来るかというはなしになったが、どうする事も出来ない私達は、普通に過ごせる毎日がいかに幸せなことかをしっかりかみしめる事しか出来ないとあらためて感じた。

8月28日(火) 今日の空

2012年08月28日2件のコメント

*読売新聞の『子供の詩』は面白くいつも楽しみにしているが、先日は中学校2年生の女子の作品で『今日の空』という詩が載っていた。

「空を見上げたら晴れていた 私の気持に反して 晴れていた 私が悩んでいるというのに 空気の読めない空だな と苦笑いしたくなった』

大人のコメントで、「悩める時は、うつむかずに空を見上げる。空に比べて、人の悩みって、ほんと小さいなぁと思う」と書いてあった。

子供の詩

だがしかし、悩んでいる時っていくら空を見上げても、人の悩みって空よりも大きい時ってあるよなぁと思った。空よりも大きな心を持ちたいものだが・・・。

一昨日から首が痛くて回らなくなり、空を見上げる事もままならないので、今日も『石波漢方院』さんへ針治療にいった。さっそくお陰があり、出かける前は服を着るのも難儀だったのに、帰りには楽に服が着れた。お陰で、今日も暑くて空気の読めない空を見上げる事が出来た・・・(*^。^*)