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 5月 9日(金) 練習

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*昨日研修会が行われた芳心寺さんのお隣の本慈院さんの山門掲示板に『おはよう こんにちは これが開運の初まりである』と書かれていた。開運が始まるよう実践したい(^o^)

山門掲示板!

*『花まつりライブ』でちょこっと出番があるので、その初練習を行った。ギタリストさんとピアニストさんはバッチリ♪ やはり問題は私・・・。今に始まったことではないので、なんとか足を引っ張らないように頑張りたい。当日はさらにベースが加わる(#^.^#)

観客がひとり・・・

 

 

 5月 8日(木) 心して・・・

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*馬場町の芳心寺さんで開かれた、鳥取県日蓮宗布教師会と同じく声明師会の総会に出席した。

午前中の総会の後、午後は声明練習を行いその後、法要実習もかねて『管内先師法要』という県内の歴代の御住職の追悼法要が営まれた。

法要に参列しながら、娘の看護学校の入学式の校長先生の話が頭をよぎった、「あなたたちはこれから、生き死ににかかわる仕事に就くための勉強をしていきます。決して失敗の許されない看護師に成る為の勉強をしていきます。心して学んでください」。

我々坊さんは・・・。失敗が許されるわけではないが、失敗してもわからない・・・、すでに亡くなっておられる・・・。

我々坊さんも心して法要儀式を学びお勤めしたい。

 5月 7日(水) れんげ僧

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*若桜町の蓮教寺へ掃除に行った帰り国道29号線沿いの田んぼのれんげ草が綺麗だった。

れんげ草を見るたびいつも師匠の僧多門(そ∼だもん)様の話を思い出す。

『私の母は目に一丁字も無いお針子だった。だけど物の見通しのしっかりした人で、その点、自分の子供といえども容赦はなかった。私が小学生を卒業した日、私の成績表を前にして、「お前は頭が悪いくせに勉強嫌いでは、世間の皆さんと肩を並べて生きていくことは容易なことじゃない。だけど、お前に一つだけいいところがある。それはお前の面倒のみのいいところだ。お前はレンゲ草におなり。れんげ草は田んぼの肥やしになるし家畜の餌になる。お前も世間様の肥やしとなり餌となって人様のお役に立つよう努力すれば、お前のような人間でも、この世に生まれてきた甲斐を見つける事が出来る」といった。・・・中略・・・

以来私は心してれんげ草の人生を歩んできた。これは最近の事だが、おそらく孫娘が買ってきたものだろう。私の机の上に「花ことば」という小冊子が置いてあった。

私は何気なくそれを手に取ってペラペラとめくっていたとき、れんげ草という文字が目にとまった。ホ∼、レンゲ草の花言葉はなんだ?と興味深く見た。すると”実り多い幸せ”とあるではないか。えーっ。正直、私は仰天した。

田んぼの肥やしであり、家畜の飼料である野の花が、”実り多い幸せ”とは!

途端に、40年前に亡くなった母の顔がポッと浮かんだ。「母さん!」私は40年ぶりで母をよんだ』

のちに、僧多門様が大本山池上本門寺の貫首になられた時の御挨拶で、このことを述べられ、「これからも、妙法れんげ僧でまいります。よろしくお願いいたします」と述べられるのを聞いて感動した事を思い出す。

私も、れんげ僧になりたい(^o^)

れんげ僧になりたい

 

 5月 6日(火)ナムナム 

2014年05月06日コメントをどうぞ

*GW最終日は好天に恵まれ、絶好のお墓参り日和(^o^)v
ということで、福山で奥さんの実家のお墓参り\(^o^)/

ここは浄土真宗さんなので、ナムアミダブツナムアミダブツ!

 5月 5日(月) 妙法・・・

2014年05月05日コメントをどうぞ

*イナバセレモニーさんの会館で79歳で旅立たれた男性のお葬儀をお勤めした。くしくも6年前に亡くなられた奥様と同じ御命日となり、時間もほぼ同じだったとの事。という事は来年は一周忌と奥様の七回忌も一緒にという事になる。

お寺参りの法要後「結構喧嘩もしてましたけどね∼」という話を聞きましたが、仲が良いとか悪いという以前の御縁があるんですよね。これが妙法(不思議な御縁の法則)という事だと思います」などとお話しさせて頂いた。

大工をなりわいをされた方で、大切にされていた大工道具が飾られ、イナバさんのスタッフの読まれた川柳『気づかいを 忘る事なき 父の背中 大黒柱は皆をささえて』に故人のお姿が偲ばれた。

大工道具

お葬儀

 

 

 5月 4日(日) 木魚 

2014年05月04日1件のコメント

*ゴールデンウイークまっただ中、法事と県外からお墓参りに来られる方などで賑やかな1日となった。

法事後のお墓参りの時に小学生の男の子さんが私の持っている携帯用の小さい木魚を見て、「これなんの絵かな∼、フクロウみたいだね∼」と。

「これはね∼、木の魚って書いてモクギョていうんだよ。だからお魚がね2匹書いてあるんだよ∼。ほらね真中が目でしょ」というと、「へ∼お魚なんだ」と興味をしめしていた。

そこでさらに「お魚さんはね∼夜寝る時も目を開けているんだよ。だから僕たち人間も寝る時を惜しんでお勉強しましょ∼って事なんだよ」というと、お勉強という言葉が出た時点で興味が薄れたようで・・・(^o^)  いつも一生懸命頑張ろうね∼という事だよと言えば良かったと・・・。私にも耳の痛い事だし・・・。

本堂の木魚

 

 5月 3日(土) 在家僧侶・・

2014年05月03日コメントをどうぞ

*今朝の読売新聞1面に。『心の時代の新しい資格 在家僧侶養成講座』という怪しげな広告が載っていた。この講座が怪しいのか、お坊さんが怪しいのか・・・。

「在家僧侶とは、出家や剃髪をせず、自宅で僧籍を持つ僧侶の事」と書いてあった。本物のお坊さんっていったいと考えさせられる・・・。

そもそも出家とは・・・。世間を離れて仏道修行(この言葉もあいまいだ)等に専念する。というようなイメージがあるけど、世間の中でイキイキと生きる方法を得る為の修行で、その修行で得た事を情報発信していかないと意味がない。でないと現実逃避と勘違いされそうな・・・。

などと自分の事を棚に上げて思ってみるが・・・。

新聞広告

 5月 2日(金) 言葉柔らかに

2014年05月02日2件のコメント

*お施主さんいわく、「今日は平日なんですが、今日が故人の命日です。命日は大切な日ですので親戚の方々に無理を言いまして命日の今日一周忌をお勤めさせて頂きました」という事で小祥忌の法事をお勤めさせて頂いた。

昔法事は命日に努める事が多かったという事だが、近年は仏様(故人)の都合より人間様の都合が優先する場合が多いが、今日はとても良い日になった。

お経を読む前にお経本を開いて頂き、「お経にはいろんなメッセージが込められています。『言辞柔軟 悦可衆心』 この経文には、”言葉というものは柔らかく優しくて、相手の心を悦ばせしめるものでなくてはいけませんよ”というメッセージが込められています。アナウンサーとして多くの人々にやすらぎを与えてこられた故人にぴったりの経文だと思います」などとお話しさせて頂いた。

話し方と言葉使い、気を付けたいものだ。

法事

 5月 1日(水) 楠木

2014年05月01日コメントをどうぞ

*学成寺を見守っている境内の2本の楠木(樹齢推定300年と200年)の1本が新芽が出ていないのではという事で、植木屋さんに診てもらったところ。「大丈夫ですよ」との事で一安心。

学成寺は250年ほど前に久松山山麓からこの地に移転してきているので、この2本の楠木はその頃から学成寺を見守っているありがたい御神木だ。これからもお寺や寺族そして怪しい住職を・・・守って頂きたい。

楠木と怪しい人影・・・

 

 4月30日(火) 祥月命日

2014年04月30日コメントをどうぞ

*今日は先代先代住職(師父)の祥月命日で墓前でお経を読んだ。30日は月命日で1年に12回、いや2月は28日までだから、11回めぐってくる。1年に1回めぐってくる本当の命日を『祥月命日』という。

亡くなった日を『命日』というが、命の日と書くので誕生日の方を『命日』といってもいいかもと思う。だがしかし昔の人は命を締めくくった一番厳しい日をあえて命の日と書いて『命日』と言った。

それは、この日をむかえるたびにかけがえのない『命』の事考え、いろんな事を祥(さいわい)にかえていきましょうという思いの表れという事。なので今日は良い日だ。

お墓でお経

*昨日、70歳を過ぎても精力的に音楽活動を続けていたピアニストの松岡直也さんが永眠された。行年76歳。

学生の時初めて聞いたアルバム『THE SEPTEMBER WIND 九月の風∼通り過ぎた夏∼』(松岡直也&ウィシング)での軽快なパーカッションのリズムに乗って奏でられる美しく印象的なラテンフュージョンミュージックが思い出される。夏にエアコンが聞いた車で海岸線をドライブするのに最適なナンバーだ。沢山のCD(レコード)を持ってるけど、このアルバムが一番いいかなぁ。この映像は1985年のライブ映像。