今朝の読売新聞の13面『ニュースが気になる!』に「消えゆくブルートレイン」という記事が載っていた。JRの来春のダイヤ改正で寝台特急「日本海」が廃止され、関西発着のブルートレイン(以後ブルトレと)が姿を消すそうだ。走るホテルと呼ばれ全盛期は20種類以上のブルトレが疾走していたのに、時代の流れにのまれ・・・。寂しい事だけど仕方がない。
中学を卒業し、日蓮宗の総本山である身延山久遠寺で小僧をしながら「身延山高校」に通う事になった時、両親に連れられ、山陰本線で大阪まで出て、大阪から東京行きの寝台急行「銀河」に乗ったのが私がブルトレに乗った最初だった。まだ暗い早朝富士駅で眠れぬ夜を過ごした「銀河」を見送り、そこから身延線の各駅停車で1時間半、よやく身延駅に到着し、「こりゃ~えらい所に来てしまったわ~」と、超~心細かった事を思い出す。
その後、身延高校を卒業して東京に出たが、以来幾度となくブルトレのお世話になった。当時東京と山陰を結ぶ『出雲号』は時期によっては切符がなかなか取れず、ある時中央線の高円寺駅で「出雲号の鳥取までですけど、キャンセルはありませんか」と尋ねたら、駅員のおじさんが「おにいちゃんは鳥取か~。わしも鳥取だ~。みどり町ちゅ~ところだ。しかたがないけ~、今キャンセルになった切符を回してあげるわ~」と切符を回してもらった事を昨日の事のように思い出す。あのおじさんは今頃どうしているだろう・・・。
しかし、昨日の事は忘れるのに、昔の事はよく覚えているものだと我ながら感心!?する。ブルトレの通路側の折りたたみ式のイスに座り、ボ~と景色を眺めるのが好きな好青年!?だった私だが、それが今や・・・。
チューリップの名曲『悲しきレイン・トレイン』が思い浮かんだ。♪it’s rain train 雨降る中を~ it’s rain train ただ汽車は走る~ it’s rain train 今この僕に it’s rain train 恋は~できな~い~♪

































