*若桜町の蓮教へ行くと、境内のしだれ桜は葉が増えたもののまだほとんど花が残っていて綺麗だった 🙂
だがしかし、暖かくなってくると草が生えはじめ・・・ 😥
除草剤を散布した。
この綺麗な桜の景色を見ていると、コロナ騒動がウソのように思えてくるが・・・ 😥
*今日はお釈迦さまのお誕生日『花まつり』
お釈迦様は生まれてすぐに七歩いて、『天上天下唯我独尊』と言われたとか、甘露の甘い雨が降り生まれて誕生を祝ったとか、母の左のわきの下から生まれられたとか語られるけど、人間が生まれてすぐ歩くはずもないし、空から甘い雨が降るはずもないし、人間がわきの下から生まれるなどという事もありえません。
お釈迦様の母マーヤ夫人は、シャカ国と敵対するコーサラ国から嫁ぎ、そしてお釈迦様を身ごもられ里帰り出産の旅にでます。ところが旅の途中急に産気づかれ、ルンビニー園という公園で大変な難産の末お釈迦様を出産されました。マーヤ婦人は休養する間もなくシャカ国へ引き返すという無理がたたり七日後に亡くなられてしまいます。母を失われたお釈迦さまは母の妹マハーパジャパティさんに育てられる事になります。
お釈迦様は、生まれてすぐ七歩あるいて云々というのは七日後に母が亡くなられた事を表し、『天上天下唯我独尊』とは独りよがりを表す悪い喩えに使われますが、本来は一人一人の命というのは誰にも替わりが出来るものではない尊いものである事を表した素晴らしい言葉です。
釈迦は左のわきの下から生まれたというのも、通常分娩ではなく帝王切開のようなかたちで生まれられた事を表すものでしょう。そして難産で生まれたお釈迦様に薬湯として使ったのが甘茶です。
お坊さんが、美化されたお伽噺のような事だけを言い続けているから、とうとう子供達にも相手にされなくなり大切な『花まつり』が廃れてしまいました 😥
「花祭り」は、釈迦の誕生を祝うと同時に、命を頂く有難さ、命の重みを考える素晴らしい機会です 🙂
そんなお釈迦様のお誕生を祝いイキイキと毎日を生きるきっかけづくりとなる学成寺の『花まつりライブ』は今年17回目を迎え6月14日午後2時を予定していますが、新型コロナウイルスの影響を鑑み、中止など予定の変更を余儀なくされる場合もあるやもしれません :cry:ご理解のほど宜しくお願いいたします。