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7月 8日(金) あるセミナー    

2011年07月08日1件のコメント

『世界基督教統一神霊教会』(統一教会)さんの「しあわせつくり講演会セミナー」に行ってきた。出かけようとした時、「それじゃ~行ってくるけ~」というと奥さんが、「はぁ~ほんとに行くんですか~。午後は大黒天神祭なんですよ~早く帰って来て下さいよ~」と・・。

10人ほどの参加だったが男性は私一人。お話が始りしばらくして、「それではそこの男性の方、幸せな時はいつですか」と尋ねられたので、「はい、今が幸せです。元気であればこそこうしてこの場にいられるんです。だいたい、不幸な事には敏感ですけど、幸せには鈍感なんですよね」等と云々・・・。

その後、「良い事をすると満足が得られ永遠の幸福が得られるが、悪い事をすると良心の呵責から不幸になり、本心(良心)と邪心(悪い心)のバランスが崩れると『堕落』となります」という話があったが、確かにその通りだ。まさに私の事かと・・・。

なるほどと思ったのは、「すべての万物は『主体』と『対象』があり、単独で存在しているのではなく相対しています。二つが一つになる。これを『ペアシステム』と言います。愛は一人では感じられない、相手があってこそ感じられる。相手あっての私。「あなたの為に生きる」というのが生きる姿勢です」と。これは『縁」という事かなと思いながら聞いていた。ペアシステムが崩れると堕落・・・。

宗教と科学を統一した課題として解決する事が出来る心理。それが、文鮮明先生の教えです。というよな事だった。

終わってから、三人でお話をしていると、携帯電話がなった。案の定早く帰って来て下さいという奥さんの電話だった・・・。直訳すると、「午後一時半から大黒天のおまつりですよ。また調子に乗っていつまで油を売っているんですか。何を考えているんですか~、いいかげんにして下さい・・・」。ペアシステムが崩れそうな予感が・・・。

セミナーを終えてスリーショット

急いで帰り、午後一時半から『大黒天神祭』をお勤めした。統一教会さんのセミナーでの話をしたのはいうまでもない。

大黒さんを湯せん(お湯で洗い清める)

7月 7日(木)  また会議

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今日は『七夕』。七夕の行事自体良く分からないけれど、それ以前になんで”七夕”を”たなばた”と読むのかよくわからないので調べてみた。

七夕は、”しちせき”と読まれていたが、織姫の伝説の中から、「棚機つ女」(たなばたつめ、つは”の”の意味)にちなんで”たなばた”と読まれるようになったという説があるらしい。豊作を祈る「種幡まつり」(たなばたまつり)と混同したという説もあるらしいが、やはりなんだか良く分からない・・・。しかし、日本人は”なんだか分からない”事を平気でとりいれ、何だかわからないのに、日常の行事にしてしまう。面白い人種だ。と言っている私も、なんだかよくわからない人間だ・・・。

牽牛と織姫は、中が良すぎて仕事をさぼってばかりいるので、離されて一年に一度しか会えないようにされたという話だが、これもよくわからない話だ・・・。

今日は、鳥取市上味野にある清照寺さんで日蓮宗の鳥取県東部寺院が集まる『東部部会』が開かれ出席した。先月から会議や研修会続きだったが、今日の会議でひと段落。毎回ほぼ同じようなメンバーが集まっているのに会議後には、あ~だこ~だと話題に事欠かず。喋っていいるのはほとんど私・・・。

火災報知機を取りつけたかという話になり、お寺は広いから大変だと言う話になった。「家庭内が炎上するのでうちは家庭内の報知機をつけないと~」と言っていると、うちもですゥ~という声が数軒・・・。これもなんだかよくわからない話に。

なんだかよくわからない『たなばた』よりも『たなぼた』、棚からぼたもちの方がいい。

なんだかよくわからない!?会議

7月 6日(水)  慰霊祭

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鳥取市市民会館で鳥取市仏教会により営まれた『鳥取市戦没者慰霊祭』に出席した。今年はお坊さんが例年になく多く35名の出席があった。一応副会長になっているので、会長さんの隣に座ったが、ちょっと寝不足で・・・頭がボ~と。顔もボ~と。まさにこれこそ”おボ~さん”各宗派のお坊さんの色とりどりの衣が綺麗だった。

綺麗な袈裟衣を見ながら、本来、袈裟は使い古しのボロボロの布をもらって、それを繋ぎ合わせたものだったのに、段々と我々お坊さんが金襴の豪華な袈裟をまとうようになり、それを”大袈裟”というようになった。という事を思い出した。おそらく私の袈裟衣が一番”大袈裟”だったか・・・。

戦後66年経った今、式に参列しながらボ~とした頭で、呉の海軍工廠で敵艦に体当たりする為、片道の燃料しか積まずに飛び立っていく戦闘機を胸を締め付けられる思いで見送ったという父の話を思い出した。そんな父も去年が13回忌。時の経つのは早いものだ。そういう現実があり今があるということを風化させず語り継いでいかなければと思った。が、まずは家庭内の風化、砂漠化を食い止めたい・・・。

一番左が私 やはりカメラ目線か・・・

7月 5日(火)  たいそうな名前の会議  

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昨日松江で行われた、『山陰連絡協議会・宗政懇話会』に出席し無事帰って来た。昨日のブログに「自分自身を見つめ直した発言を心がけたい」などと書いていたが、山陰選出の宗会議員さん(国会議員さんのような方)に向かって持ち上げたり落としたりの言いたい放題・・・。

「日蓮宗は全国に約5000ヶ寺ありますが、全国に5000軒ものフランチャイズを持つチェーン店のようなものです。この繋がりをもっと有効的に利用出来るような繋がりを考えられたらどうですか~」。

ほかのお坊さんからの、「鳥取市の人口は約20万人ですが、毎年1000人ずつ減り続けています」という発言を聞いて、「という事は、計算すると200年後には鳥取県の人口はゼロになります!?。そういう過疎地域の厳しい現状を踏まえて、宗政の運営に当たって頂かないと・・・これからのお寺の維持管理は・・・」などと言いたい放題。帰ってくると奥さんに、「また、自分の事を高い棚に上げてお喋べりになられたんでしょう~」と。30℃を越える気温が急激に下がるような冷やかな目で・・・。やはり”自分自身を見つめ直したほうが”・・・。

大勢のお坊さん

私の質問に答えるY議員さん

会議の中で、島根県は10月23日に松江駅前のテレサホールにて一般の方々を対象にしたイベント『いのりんぴっく いのちだんだんフェスタ2011』を開催するという報告があった。簡単な法要に、落語、六子さん(松江で活躍するシンガー)のコンサート、地元芸能、夜回り先生水谷修さんの講演、ジャズ演奏などなど、”命”をテーマに、伝えよう親から子へ、子から孫へという素晴らしいイベントだ。残念ながら鳥取県でも同じ日に檀信徒の大会があり参加出来ないので誠に残念至極。だがしかし、当日鳥取県の大会で、「あれ~学成寺さんが今日はおられませんな~。いつも賑やかいからおられたらすぐわかりますのね~何処に行かれたんですかね~困ったもんですわ~」・・・。

今日は午後、明日鳥取市市民会館で営まれる鳥取市戦没者慰霊祭の準備にいった。準備には仏教会各宗派の理事さんが集まったが、あ~だこうだ~と船頭多く・・・賑やかに。無事準備を終えた。

祭壇の上で

7月 4日(月)  ♪7月の朝♪

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『花まつりライブ』に出演するプカプカバンドのキーボード奏者中田さんのブログを見ていたら、7月になったという事で、1970年代のロックバンド「ユーラィアヒープ」の名曲『7月の朝』の動画がアップされていた。お~なつかし~と聞き入ってしまった。

早速『7月の朝』の収録されたCDを引っ張り出して久しぶりに眺めてみた。非常に奇妙なジャケットで当時中学生だった私は衝撃を受けたものだ。ジャケットには人間の目が書かれていてその下にあなた自身を映し出しなさいと促すように鏡が描かれ、両目の間にアルバム名、『LOOK AT YOURSELF』が書かれている。

訳のわからないのは、その日本のアルバム名『対自核』。なんでルック・アット・ユアセルフが対自核になったのかいまだによくわからない。メンバーチェンジを繰り返しオリジナルメンバーは1人しかいないが、メンバーが変われどもずっと同じアレンジでいまだに活動しているという不思議なバンドで、重厚なオルガンの音が印象的だった。プカプカバンドさんも不思議なバンドだが・・・。

『LOOK AT YOURSELF』、あなた自身を見つめなさい(なおしなさい)は、いい言葉だ。この言葉は来月の山門掲示板か・・・。

今日はこれから松江へ出向し、『山陰連絡協議会・宗政懇話会』という鳥取・島根のお坊さんが大勢集まる名前だけ大そうな会議(こんな事を書くからヒンシュクを・・)に出席する。”自分自身を見つめ直した”発言を心がけたい・・・が。

不思議なジャケット うっすらとデジカメを持った私が・・

7月 3日(日)  お茶

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甥っ子のお手伝いをする為実家に行っていた奥さんが帰って来て、「とりあえずお茶にしましょう」という事になった。そこまでは良かったが、「こないだNHKの番組で、”女房の 機嫌がわかる お茶の味”っていう川柳を詠んどってな~。だけどそんなの甘いでな~、それ以前のお茶の入れ方で機嫌が分かるわ~」と言っていると、「さらにそれ以前に、お茶が出るか出ないかでしょう~。お茶が出てくるだけましでしょ~」と。なんとも味気ないお茶に・・・。せめてお茶の味をお湯呑でカバーしようとしたが。このお湯のみでは・・・。

有難いお湯のみ

7月 2日(土)  花まつりライブのDVD

2011年07月02日1件のコメント

今年の『花まつりライブ』はプロのビデオ屋さんによって撮影してもらったが、出来上がったDVDは、パッケージといい編集といい素晴らしかった。リトルバードさん、プカプカバンドさん、ピアニストさん達の素晴らしい演奏があますところなく伝わってくる。私のへたくそな歌もあますところなく・・・。

あらためてDVDを見ながら、プカプカバンドさんが歌った河島英吾さんの名曲『生きてりゃいいさ』はしみじみといい歌だなぁと思った。

♪生きてりゃいいさ~ 生きてりゃいいさ~ そうさ~生きてりゃいいのさ~ ♪ ♪喜びも~悲しみも~ 立ち止りはしない~ めぐりめぐっていくのさ~ ♪

しかし、♪生きてりゃいいさ~♪ と歌った河島英吾も亡くなってしまったな~と思っていると、さらにしみじみと。

今日珍しく車庫を掃除中にタイヤを持ち上げた後、腰が・・・。一瞬またやったか~、やば~と思ったが、今のところ無事。まあ少々腰が痛いくらいどうって事ない・・・♪生きてりゃいいさ~♪・・・。

DVDの映像  ♪生きてりゃいいさ~♪

パッケージ

7月 1日(金)  かくのは恥くらい

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八頭町の檀家さんにお邪魔したら、「おしょにんさん~。仏壇の引き出しから、え~もんが出てきましてな~。親馬鹿ですだけどな~、ちょっと見てやってつかんせ~な」と。数枚の絵を見せて下さった。息子さんが小学生の時書かれた絵で、いずれも臨場感のある素晴らしい作品で、裏には先生が書かれた”よくできました”との文字が書かれていた。「も~、お~かた60年前ですわ~。今はも~よ~書かんちょ~りますわ~」と笑っておられた。「凄いですね~。私は字も書けんし、もちろん絵もかけませんわ~。かくのは恥くらいなもんですわ~」というとさらに笑っておられたが、笑いごとではない本当の話だ・・・。

市内に帰ってきてある真言宗のお寺さんの前を通ると可愛げな看板が立っていた。わが日蓮宗もこのような可愛いのをつくればと思うが、はたして絵の描ける人がいるかどうか・・・。

こうやくん

6月30日(木)  今日も会議

2011年06月30日2件のコメント

今日は昨日の分散会での報告と質疑応答が行われる全体会議が行われ、『第35回日蓮宗 中四国教区 教化研究会議』が終了し、無事帰途に着いた。全体会議の座長さんはふつつか者の私・・だったが、皆さんの協力を得て無事終了した。だがしかし、質疑応答が少なく物足りなかったので最後に、「昨日今日の研究会議を踏まえて、本日以後、我々お坊さんが社会から無縁にならないように研鑽を重ねましょう」と。またしても余計な発言だったか・・・。地道に日々の研鑽を重ねたい。

今回の研修会はクールヒズという事で、法衣なし、ネクタイなしという事だった。一応それなりの服装でという事だったが、中には超クールヒズのお坊さんも・・・。心は身なりに現れ、身なりは心を・・・。気を付けたい。

この会議は来年は鳥取県が当番。帰りの道中、「来年は、一般の人(大学生とか)に来てもらい我々お坊さんをどう思うかパネルデスカッションしたら面白いかも~」などと盛り上がったが、思いやられる・・・。

研究会議 お坊さんが沢山

全体会議

6月29日(水) 教研会議

2011年06月29日コメントをどうぞ

 今日は岡山市のアークホテルで約100人のお坊さんが集まり開催されている『中四国教区教研会議』に出席している。『「無縁社会」から「仏縁社会」の実現に向けて』という主題設定で、兵庫県立大学の教授であり、お寺の奥さんでもある岡田真美子先生の「無縁社会と佛縁社会」という基調講演を聞き、その後三つの分散会に別れ討議が交わされた。

 岡田先生の講演は、日本古来からの縁からこれからの縁を探るというような話で無縁社会はこれから結縁をつなげていく良いチャンスだと言うような話だった。お寺の奥さんでもあるので、お坊さんを前にちょっと遠慮されているような気もした。確かにチャンスであるかもしれないけど、我々お坊さんの置かれている現状の事を思うと簡単にチャンスだと言い切れないような・・・。

 分散会では、またまた自分のことを棚にあげて、「無縁社会と人事のようにいいますが私達お坊さんが社会から無縁になっているんです」などといいたい放題。だがしかし、毎年賑やかになり奥さんの負担が増える『花まつりライブ』を終えた今、家庭内の無縁化が・・・。まずは身近な所から現実を考えたい・・・。

  岡山に向かう道中、岡山道の高梁SAで4人組のお坊さんを見かけた。袈裟衣や頭の剃りぐわいから禅宗のお坊さんらしかったが、なんとも異様な雰囲気だった。私たちもこのように見られているのかと・・・。洋服姿の私達は思った。