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5月12日(木)

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*夕べ、米子市のコンベンションホールで、ユーミン松任谷由美さんのコンサートを見た。1970年代のデビュー当時から聞いているが、コンサートを観るのは初めてだった。

入場をまつ長蛇の列

ユーミンのコンサートは演出が凄いと聞いていたが、やっぱりすごかった! 当日の大雨とは関係ないが、レインコートと傘を持って登場し、着物にドレスさらにはロボットになるなど様々な衣装で登場し、果ては本物の自動車までステージに登場する絢爛豪華なコンサートだった。

今回のツアーはニュアルバム『Road Show』を発売を受けてのツアーで、「今回のツアーのテーマは”ロードショウ”です。映画にはそれなりに終わり方がありますが、人生のドラマの締めくく りはある意味”あいまい””かもしれません。私はこれらもそんな人生のリアル(現実的)な歌を歌っていきたいと思います。これからも予期せぬ事が起こるか もしれませんが、頑張っていきます。皆さんも予期せぬ事が起こる人生を頑張りましょう~」とメッセージを伝えコンサートは幕を閉じた。メッセージをかみし めながら予期せぬ大雨の中、車を走らせ帰途に就いた。

しかしユーミンは元気だ。すごいパワーのコンサートだった。ところでユーミンっていったい何歳~・・・。

*大雨の中、早めに米子に行き実成寺さんにより、プカプカバンドの山崎さんと6月19日の『花まつりライブ』の若干の打ち合わせと、私の出番の第一回目 の練習をした。やはり今回も私のレベルに問題が・・・。今回はピアノの参加も予定されいるが、何と言っても私がついていけるかだ。それこそ予期せぬ事 が・・・。

♪大阪でぇ~ 生まれたぁ~ ♪

5月11日(水)

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*五月晴れは何処へ行ったのか連日の雨。
山門の横にメモアールイナバさんによって『花まつりライブ』の立派な看板が立てられているが、出かけようとしていた時、前を通る二人の女子高生さんが、「プカプカバンドだって~、かわいいね~」と話しているのが聞こえた。
メンバー4人の顔が浮かび、あんまり可愛くないというか、どう見ても可愛くないけどな~と思ったが・・・。たしかに名前は可愛いかもしれない。

リトル・バードさんも名前は可愛い・・・・・・・・。名前も可愛いという事に。などというのは可愛くない住職・・・。

みんなが可愛がられる人間でありたい。年を重ねても。

5月10日(火)

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*夕べのNHKの番組『ディープ・ピープル』で、出演者の小林幸子・坂本冬美・長山洋子さんが演歌を歌う時の”こぶし”(小節)の話で盛り上がっていた。

その中で、”こぶし”を聞かせた三者三様の演歌風「しゃぼん玉」は特に面白かった。♪シャぁ~ボぉ~ンだぁ~まぁ~ とぉ~ん~だぁァ~♪ それぞれの”こぶし”には特徴があり、なんか感動さえ覚えた。

小林幸子さんが、「マイナーコードにして歌えば、”しゃぼん玉”は”涙”になるんです」といい歌った「しゃぼん玉」は本当に”涙”に聞こえた。

そもそもこの「しゃぼん玉」は、野口雨情さんが、生まれて間もない我が子を亡くされた時に、辛くせつない気持ちを書かれた詩だ。

その事を年頭においてあらためて詩を聞くと

♪しゃぼん玉飛んだ~ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで壊れて消えた~ ♪ ♪しゃぼん玉飛んだ~ 飛ばずに消えた~ 生まれてすぐに 壊れて消えた~ ♪ ♪風風吹くな~ しゃぼん玉とばそ~♪

小林幸子さんがこの事を知ってか知らずか分からないが、 ”しゃぼん玉”は”涙”になる・・・。

5月 9日(月)

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*甲子(きのえ・ね)の御縁日で『大黒天神祭』をお勤めした。お寺に持ってこられた各家で祀られる大黒さんを、お経を読みながら湯せん(お湯で洗い清め る)する行事だが、その中にかなり古い大黒さんがおられ、見てみると裏側に安政(庚申)の年号が書かれていて、江戸末期約200年ほど前のものである事が 判明した。「こりゃ~代々大切に祀られた大黒さんですな~。お宝ですがな~」という話になったが、祀られた大黒さんも祀って来られた方も幸せな事だと思っ た。

*お参りに来れれた農家の方が、「今年は田植えが遅れとりましてな~、まんだレンゲ草が田んぼにさいとりますだが~」と言われていた。
無知な私はレンゲ草は勝手に生えるのもだと思っていたが、稲がりを終えた時に種を蒔いているとの事だった。
そんなレンゲ草の話をしながら、池上本門寺の酒井日慈山主様の晋山式での挨拶を思い出した。「今朝がた久しぶりに母の顔が思い浮かびました。私は子供の 頃母親から、お前は出来の悪い子です。せめて人様に迷惑をかけない人間になりなさい。お前はレンゲ草におなり、レンゲ草は田んぼの肥やし家畜の餌です。お 前もレンゲ草のように人様に見えない所で役に立つ人間になりなさい。と言われて育ってきました。これからも妙法蓮華(レンゲ)草(僧)でまいります。宜し くお願い致します」と。

お参りの方々に、レンゲ草を見られたらこの話を思いだして下さいと言いながら、感動が蘇ってきた。その時恐れ多くも私もそうありたいと思い願ったが・・・。

田んぼのレンゲ草を見るたび思い出す”妙法レンゲ僧”。一応反省も・・・。

5月 8日(日)

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*毎年第二日曜日に営んでいる『施餓鬼法要』を湯梨浜町の実相寺さんと町内の長栄寺さんにお手伝い頂きお勤めした。
昔は法要後近くの千代川へ行き、戒名を書き記した用紙をお経を唱えながら川に流していた。それで昔はこの法要を『川施餓鬼法要』と言っていた。

だかしかし、環境問題で戒名用紙を川に流されなくなったのと、ある時ひとりのおばあちゃんが足を滑らし川にはまったのをきっかけに、境内でお焚き上げを するようになった。今は、事前に消防署に届け出てお焚き上げをしているが、このお焚き上げもそのうち・・・。

法要後、「ひとりの人間が存在する為には、10代さかのぼると1024人、20代さかのぼると200万人を越える命があります」と命の繋がりの話やら、 テレホン法話で話している”リクリエイション”の話をして、「毎日が生まれて初めての日なので日々を”再び再構築”していきましょう」などと話していた。
ふと見ると、廊下の方で奥さんが、「止め~!」の合図をしているのが見えた。が、無視してそのまま話を続けていたらいつの間にか背後から忍び寄ってきて、「話が長すぎます~」と。もちろんすぐに止めさせて頂いた。
どうやら、私自身の再構築も必要なようだった・・・。

お焚き上げ供養

手を合わす参詣の方々

5月 7日(土)

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*車を運転中に目を疑う光景に遭遇した。

おじいさんが運転する電動車いすの後ろになんとおばあさんが立ってつかまり道路の真ん中を走行しているではないか。しばらく道路を走行してマーケットの 中に入って行った。老年暴走族かぁとビックリした。どうやら車の方が避けてくれると思っておられるようだったが、中には避けてくれない車もあるだろうに、 恐ろしや・・・。

家庭内で暴走気味の私としては偉そうに言えないが、交通ルールや世の中のルール、そして家庭内のルールも守りたいものだ。老いも若きも。

5月 5・6日(金)

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*所用で福山へ出かけていた。自粛ムードなので渋滞は少ないかと思いきや、行きの中国自動車道の落合ジャンクション付近で渋滞に巻き込まれた。しかも2 台ほど前のあたりで人が降りてきているのでもしやと思ったら案の定追突事故。早く気付いたので素早く通り抜けたが、渋滞中の追突事故は最悪だ。無事に帰っ てきて何よりだった。

*帰りの車中のラジオ中継で巨人の小笠原選手の2000本安打を聞いた。15年で2000本、たいしたものだ。これが元いた日本ハムで成し遂げていたらもっとあっぱれだと思ったが・・・。

夜スポーツ番組で、王貞治さんからの「2500本を目指して下さい」とのメッセージを受けた小笠原選手は、「まず、2001本めを目指します」と。
この言葉には感動した。そんな小笠原選手の姿を見ながら、横綱千代の富士関が前人未到の1000勝を達成した時も、「1001勝を目指します」と同じ事を言っていた事を思い出した。プロの世界の厳しさを知りつくした人の言葉は重いのもがある。

2000本も1000勝も1本1本、1勝1勝の積み重ねという事だ。1日1日を一生懸命積み重ねたいものだ。と思ったが・・・。

5月 4日(水)

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*飛ばなくなったボールのはずが・・・。昨日の東京ドームでの巨人ー阪神戦はボールがピンポン玉のようにスタンドに吸い込まれていった。

金本の最年長記録を更新するホームランに始まり、鳥谷・新井・ブラゼルの3連発。あげくの果てには巨人のピッチャー東野まで。

気圧の関係らしいが、ちょっと・・・どうかと思うなぁ東京ドーム。

*境内で車を洗っていると、広島ナンバーの車が止まり、1人の男性が降りて来られた。お目にかかった事が無い方だったけど声をかけて来られたのでしばらく立ち話をしていたら、「ところで、荒木又右衛門さんのお墓はどれですか~」と。
学成寺へ来られたのではなく隣の荒木又右衛門さんのお墓がある玄忠寺さんの間違いだった。「すみません、玄忠寺さんは、もうひとつ向こうのお寺なんで す~」というと。「ありゃ~、そうですか~、そりゃ~たいへんしつれいしました~」と笑いながら出て行かれた。

玄忠寺さんとは塀つたいに並んでおり、よくある事ではあるが、ガッカリした・・・。

5月 3日(火)

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*7回忌の法事をお勤めした。96歳(数え歳)で矍鑠としておられるおじいちゃんが曾孫さんとお参りされ、奥様の供養に手を合わされた。おじいちゃんは孫さんに、曾孫さんはお母さんに手をひかれている姿が、なんとも微笑ましかった。

おばあちゃんはお茶の先生で、家に伺うといつも火鉢にかけた鉄瓶で美味しいお抹茶を立てて下さっていた時の優しい笑顔が思い浮かんだ。

お墓参りの帰り孫さんが、私の持っている小さい木魚を見て、「これなに~」と聞くので、「これはね~木の魚って書いて木魚って言うんだよ。お魚さんが二 匹かいてあるでしょ~。お魚さんはね~夜寝る時も目を開けて寝るんだよ。だからね~、寝る時間を惜しんでお勉強しましょうて事なんだよ」というと、お母さ んたちが、良い事聞いたね~と喜んでおられた。が、孫さんたちは・・・。「私にも耳の痛い話です」というと笑っておられた。

優れ物のお墓用木魚と、こいのぼり・・・。

5月 2日(月)

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*夕べ、NHKBSプレミアムで放送された「J・POPプレミアムパートⅡ」を見た。震災の被災者の方々への思いを込めてそうそうたるメンバーが熱唱していた。

そんな中、谷村新司さんが、「”暗”という字には音という字が入っています。音が音楽が必ず明るい明日へと導いてくれます」と。これは、い~話だった。

トリを飾ったのは、ハウンド・ドッグ大友康平さんの『フォルテシモ』。

♪言葉にならない 胸の熱いたぎり ・・・  あふれる思いを~あきらめはしない~ … 遠くに離れていてもわかりあえる~ おまえの~涙を~ふりかえ りはしない~ すべての~祈りが~叶えられる~まで~ ・・・ 愛が~すべてさ~ 今こそ誓うよ~ 愛をこめて~ 強く~ 強く~ ♪

昔から知っている『フォルテシモ』ってこんなにいい歌だったのかぁと聞き惚れた。だがしかし、こんな素晴らしい歌を歌ったハウンド・ドックがゴタゴタして解散したとは・・・。

最後は出演者全員で、♪うさぎおいし~ かの山~と、『ふるさと』を大合唱して番組は終わった。渡辺美里さんや数人のシンガーが目に涙を一杯にためて『ふるさと』を歌っている姿に感動した。

やはり音楽にはパワーがある。6月19日(日)の学成寺の『花まつりライブ』でもパワーを届けたい。ものだ。