お経に伺った檀家さんの奥さんが、「ありゃ~、おしょ~さんってメガネかけとられましたっけ~」と。「え~、かれこれ一カ月になりますよ~。ろっろ~眼になりまして~。眼だけは良かったんですけど~。遠近両用です」。というと、「ま~、歳から言って遅いくらいですね~」と笑っておられた。
すると、御主人が、「暖かいタオルを目に数分当てて、す~っと押さえる。これを一日に数回すると気持ちいいですよ。水晶体が柔らかくなって近視が改善されるし、目が楽になってえ~ですよ~」と教えて下さった。話をしながら、身体も心も頭も水晶体も柔らかいが良いという事だなぁと思った。
吉田拓郎さんの名曲『流星』が、女性歌手のカバーによってテレビコマーシャルで流れているのを聞いて「一体誰が歌っているんだろう~」と気になっていたが、夕べ判明した。スタジオジブリ作品の主題歌などを歌う手嶌葵さんという女性歌手だった。そう言えば娘がカラオケで手嶌葵の「テルーの唄」を歌っていたのを思い出した。
綺麗な女性ボーカルで朗々と歌われる『流星』はまた違った雰囲気を醸し出していて、なかなかいい感じだ。
♪さりげない日々に~ つまずいた僕は~ 星を数える男に~ な~あたよ~ ・・・・・ 流れて~い~く~♪
♪流れる~星は~ 今がきれいで~ ただそれだけに~悲しくて~ 流れる星は~かすかに消える~ 思い出なんか~ 残さないで~ 僕の欲しいものは~なんで~すか~ 君の欲しかったものは~なんで~すか~♪
昔若い頃、男が、”星を数える男” になってどうするんだ~みたいな事を思っていたが、数々のつまづきを経験し、今尚、つまづき続けていると、それもまたありかな~というような気がする今日この頃・・・。
久しぶりに、『流星』を聞いていると、心と頭は柔らかくなったように思えてきた。だがしかし、身体は特に腰は堅いまま・・・。
『流星』のシングルCD