*メモワールイナバさんのホールにてお葬儀をお勤めさせて頂いた。
毎年お盆のお経に伺うと仏間に親族さんが賑やかに集まっておられ、皆さんと一緒に故人の手作りのコーヒーゼリーを頂くのが楽しみだった。お盆の棚経中にほっとするひと時だった。運転手をしている娘まで仏間にあげて頂き一緒に美味しく賑やかに頂き、運んでこられた時に「すみません娘まで、いつもこれを楽しみにしてるんです有難う御座います」というと、いつも嬉しそうにニコニコしながらお話してくださった。笑顔の遺影を前にそんなお姿が思い浮かんだ。
メモワールイナバのスタッフさんの読まれた句『最後まで 力の限り 生きようと 母の誇りは我が子の成長』に故人の思いが偲ばれた。行年58歳少し早すぎる旅立ちだった。