*葬仙吉方ホールの小ホールにて、お檀家さんとしての繋がりではないが、お葬儀をお勤めした。喜寿77歳での旅立ちだった。棺の上に、「天国にいっても、忘れないでね」と、孫さんが書いた可愛い絵が置いてあった。そんな絵を前に、おばあちゃんも忘れないだろうし、孫さん達もおばあちゃんを忘れる事は無いだろうと思った。やはり供養というのは、忘れない事、思い出してあげることなんだとも思った。でも、行くのは天国か・・・。
事情がありというか、平成20年に亡くなられた御主人の御遺骨を預かったままになっていたので、「とりあえずは、お母様と一緒に家で祀ってあげて下さい。これからの事を今一度考えて下さい。相談には乗らせて頂きますので」と喪主(息子さん)さんに伝え、御遺骨を持ち帰って頂いた。
それぞれの事情で、いろんな状況があるなか、お寺やお坊さんの対応も問われる事になる・・・。