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3月12日(月) ウイルスソフト

2012年03月12日コメントをどうぞ

*午前中、1周忌の法事をお勤めした。昨日伯母の法事に参列した後なので、”我が振り直せ”という事で、いつも以上にいろいろ意識して・・・。

*パソコンのウイルスソフトの期限が来たので更新したが、更新の仕方が要領を得ずにすったもんだ。パソコンに詳しい友人の某Fさんの手助けを得て何とか無事に更新をすませる事が出来た。ウイルスソフトがアップデート作業をするのを見ながら、「僕たちも、家庭内ウイルスとみなされんようにせんといけんでな~。隔離されて、削除されて・・・」と。隔離されているうちはまだ良いが・・・。

”我が振り直せ”というソフトかアプリがあれば・・・。

パソコン内を検査中

 

 

 

3月11日(日) ナンマンダブ

2012年03月11日2件のコメント

*今日は、伯母(母の姉)さんの三回忌法要が営まれ参列した。青谷町の自宅からお墓そしてお寺、その後、鹿野町での後席とお勤めさせて頂いた。

家で、「おしょ~さん遅いなぁ~(今回も)と話をしていたら、そっとドアが開いて、和尚さんが来られ仏間に入られ、「それじゃ~始めさせて頂きます~。ナンマンダブ、ナンマンダブ」といきなり始まった。その後お墓参とお寺参りを終え、後席になった時、みんなが口々に、「今日は、お経の後に、おしょ~さんがなんにも話をされんで、ほんとに良かったな~」と喜んでいた。我が振り直せと言う事ではあるが・・・なんとも・・・。

天気予報は雪だったけど、お墓参りの時は薄日も差し、後席を終える頃に雪が舞いだした。みんなが口々に、「伯母さんは、え~人だったけな~」と。私もそのように言ってもらえるようにあやかりたい。が・・・。

某専念寺さん(浄土宗)の本堂には、大きな地獄絵図がある。今回も、子供の頃この絵の下で母に、「あんたはな~、言う事を聞かず悪い事ばかりしょ~たら、エンマさんに舌を抜かれるだけ~」と言われた事を思い出した。当時は素直でエンマさんが怖かった私も大きくなり、今では奥さんに舌を抜かれそうに・・・。

お墓参り

 

お寺参り

 

子供の頃怖かった地獄絵図

 

集合、証拠写真

3月10日(土) 卒業

2012年03月10日コメントをどうぞ

*娘の看護学校の卒業式に出た。ここに至るまでには・・・、まぁとにかくホットした、とりあえずヤレヤレ。

名誉理事長さんが、祝辞で、「今と今日を大切にすると充実した一生となります。そして一歩下がって人の生き方を見てあげてください。皆さんが、良い看護師だと言われるようになることを願っています」と。いいお話しだった。

生徒代表の女子が、時折涙で声を詰まらせながら、思いでを綴った謝辞に、感動した。

卒業証書を見ながら、「これを、最初(入学式の時)に貰えたら良かったのに~」と・・・相変わらす訳のわからないことを(^o^)v

卒業式の後は、引っ越しでおお騒動・・・、お昼に、回転寿司の『くら寿司』に行ったら、ふたつきの皿だったんで「これだったら、寿司が干からびんでえ~な~。お母さんにもかぶせといたらえ~ぞ~」。さらに、おお騒動に・・・

3月 9日(金) おしょ~にんさん~ 

2012年03月09日コメントをどうぞ

*数え歳84歳のおばあちゃんが、久しぶりにお寺に来られた。「浜坂(鳥取市の)から、100円バスを乗り継いで来ましたわ~。おしょ~にんさん、まんだ生きとりますだが~ハッハツハァ~」と。おもわず一緒に笑ってしまった・・・。御主人の法事のお願いにわざわざ来られたけど、調べてみると、一年勘違いしておられ、来年が年回の歳だった。

「ありゃ~来年かな~、とぼけとりましたわ~。だけど、おしょ~にんさん、私の姉が94歳でな~面倒みとるですけどな~、こっちの方が、よ~にトボケてしゃって、いけりゃ~しませんだが~。老老介護で大変ですわ~」と。

ニコニコと明るく話をされるんだけど、話の内容は・・・厳しいものだった。「でもとにかく、久しぶりに、元気なお顔を拝見できて良かったですわ~」というと、にこやかに笑っておられた。今度は素直に一緒に笑えた。

送って出ながら、境内を見渡すと雪で埋もれていた蠟梅の木が元気を取り戻していた。

2月19日の写真

 

今日の写真

とても同じ所とは・・・。雪融けのように人間も気持を融かしたい(*^。^*)。

 

3月 8日(木) 生きる事は・・  

2012年03月08日コメントをどうぞ

*夕べのNHK番組『100分de名著 ブッダ真理の言葉 第1回生きる事は苦しみである』は面白かった。

「ものごとには発生と消滅があるということを理解せずに百年生きるよりも、発生と消滅の原則を見通しながら、一日生きる方がすぐれている」(ブッダ真理の言葉)。

真理の言葉

佐々木閑先生曰く、「諸行無常(全ての物は移り変わっていく)という世の中の本当の姿を見ないで生きると言う事は、間違った物の見方で生きると言う事です。間違った物の見方で生きていると、現実とのギャップが大きくなり苦しみも大きくなっていきます」。等と云々。分かりやすく素晴らしい話だった

なるほど~と思い話を聞きながら、「ものごとのの発生と消滅の原則を見通してたった1日生きるよりも、ものごとには発生と消滅があるという事を理解せずといえども、多少間違った生き方になったとしても、百年生きたほうが・・・」と思ってしまった・・・。

そんな事を思っていると、加川良さんの名曲『教訓』を思い出した。これは1971年の歌で、諸般の事情で放送禁止になっていた歌だ。

♪死んで~ 神様と~いわれるよりも~ 生きてバカだと言われましょうようね~♪ これも一理あるような・・・。

3月 7日(水) 発散

2012年03月07日2件のコメント

*若桜町の蓮教寺で檀家総代役員会を開き、昨年の護持会(お寺を維持管理して行く上での最低限度負担をお願いするもの)の使途報告などをした。

その他の議題で、お寺の行事のあり方などがこれでいいのかとか、お盆の時だけちょこっと来てもらうより普段に来てゆっくり話をしてもらいたいなどという話になったが、それ以前に、疎地域の小さなお寺の存続が危惧される。境内墓地はまだ30センチほどの雪があった。

まだ雪が・・・

*道中、復活したロックバンド『ブァン・ヘイレン』の新譜CDとDVDを聞きながら車を走らせた。

ボーカルのディビット・リー・ロス曰く、「ブルース調の曲もやるけれど、ブルース調の曲は寂しい曲が多い。しかし、我々ブァン・ヘイレンには”寂しい”という文字はない」と。カッコイイ話だ。しかし60歳はゆうに過ぎていると思うが、ロッカーはいくつになってもカッコイイ。やはり、常に発散し続けているからだろうか。何でもため込むと碌な事はない・・・かな。

 

3月 6日(火) 心して・・・

2012年03月06日コメントをどうぞ

*米子市寺町の実成寺さんで開催された、『山陰声明研修会』という法要儀式を研鑽する研修会に出席した。声明研修会に出席するたび、以前娘の看護学校入学式での校長先生の「あなた達は、これから人の生き死に関わる仕事に就く為の勉強をしていきます。心して勉強して下さい」。という言葉を思い出す。

私達坊さんは、お経を少々間違えても分かりにくいというか、間違いがある程度まかり通るというか・・・、間違えたとしてもすでに亡くなっておられるので・・・というか・・・。 心して勉強、研鑚を重ねたい。

まずは講義を

 

本堂で実習

3月 5日(月) フレンチフォーク

2012年03月05日コメントをどうぞ

*夕べ、モッブスフェローズで『原田博行withSIESTA フレンチフォークLIVE』を観た。アコーステックギターとバイオリンそしてアコーディオンという珍しい編成で、演奏自体は、とっても癒し系なんだけど、アコースティックギター原田さんの軽妙なお喋りと雰囲気につられ会場は大盛り上がり、アンコールでは立ちあがっての大騒ぎ、若い人が多く、オジサンはなかなかノリについていけず手拍子がついつい遅れ気味に・・・。でも楽しかった(*^。^*)

♪お~シャンゼリーゼ~♪

3月 4日(日) 小祥忌と大黒さん

2012年03月04日コメントをどうぞ

*大変お世話になった総代さんの小祥忌(1周忌)法要をお勤めした。1周忌は1年前の今頃の状況が思いめぐらされ、感慨深いものがあるものだ。いつもお寺の事を心配して下さり、「檀家みんなが一軒ずつ声をかけて檀家を増やしたら、倍の数になって学成寺が賑やかになるだけ~」とか、「おしょ~にんさん、言いにくい事があったら、なんでも私に言ってもらったええですけ~」と、もったいない言葉をかけて下さっていた故人の姿を思い出しながらお勤めさせて頂いた。40名近い親族が集われ賑やかな供養となった。故人も喜んでおられた事だろう。

愚息も衣を着て法要に出座したが、法要開始前に衣と白衣の乱れが発覚し、着せ替え人形のようにすったもんだ・・・。私も我が振り直せという事で。

法事

 

*今日は甲子(きのえ・ね)の御縁日で、午後は、『大黒天神祭』をお勤めした。福を授かる福の神『大黒様』のたいへん有難い行事だけど、年々お参りが少なくなっている現実が・・・。何とかしなければと思うし、「何とかして下さい~」と奥方からは言われるが・・・。

3月 3日(土) 反省が・・・

2012年03月03日コメントをどうぞ

*お寺を維持管理して行く上での最小限必要な負担を檀家さんにお願いする維持会費のお願状の発送準備を、丁度東京から帰って来ていた息子に手伝ってもらい行った。バタバタとしていて遅れていたがようやく週明けには発送できそうだ。

仲良く!?せっせと発送準備

人口の減少から檀家の数も2・30年後には3分の2以下になっているであろうという事を考えると、お寺の維持管理も難しくなって来る。私の代はまだ何とかなるだろうが、隣にいる息子の代になると・・・。とにかく、世の中に必要とされるお寺やお坊さんでありたいと思うが・・・。

昨日京都のお寺に沢山の若い人たちが参拝している姿を見ながら、お坊さんは「宗教離れ、寺離れ」だと言うが、やはり離れているのはお坊さんだけだと反省した。だかしかし、反省する事が多すぎていっこうに・・・。