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6月8日(水) ウインカー

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買い物の帰り道、突然車の左のウインカーが作動しなくなり、結局右折のみでお寺に帰って来た。自転車で左に曲がるときは確か右手を曲げるんだったっけ~と思い出しながら窓から右手を出して左折してみたが、危険を感じたので覚悟を決め右折のみで遠回りをしながら無事お寺に帰る事が出来た。

途中六つ角のロータリーに侵入した時に、「これは直進し突き抜けるか、それともずっと右回りに回り続けるかだなぁ」と訳のわからない事を考えながらも右折のみでの迷走で何とか無事に帰って来れた。

帰って奥さんに、「ウインカーが壊れて右折だけで帰ったきただが~。凄いだろう~早よ~車屋さんに電話して」と奥さんに言うと、「あらまぁ~よく迷子にならずに帰って来られまして~。そのギックリ腰で~」と。「ギックリ腰は関係ないわ~」と一応反論しておいたが、家庭内の迷走はまだ続いていた・・・。

相変わらず毎日の生活は”右往左往”の迷走だが、まだ”右往左往”出来るうちはまだ良いと思った。”右往”しか出来なくなったらもっと大変かもしれない・・・。

 

6月7日(火) ストック

2011年06月07日コメントをどうぞ

玄関の傘立てにスキーのストックが出したままになっていたので使ってみるとこれがなかなか優れもの!?だった。「このギックリ腰の為に今日まで片付けずに玄関においてあったんですよ~」と笑いながら奥さんがデジカメのシャッターをカシャッと。

笑いごとではないと思ったが、1月のギックリ腰でウインターシーズンを棒に振っていたけどこんな所でスキーのストックにお世話になるとは・・・。いつどんなところで誰のお世話になるかもわからないという事だ。でもお世話の成り方はちゃんと考えたい・・・。

 

6月5・6日(月) 法事

2011年06月06日コメントをどうぞ

福山へ出向し義弟の満中陰忌法要に参列してきた。ほんの身内だけでの法事だったが下は5か月の赤ちゃんを筆頭に兄弟の孫たちも参列し賑やかな供養となった。

家での供養を終え、義兄が和尚さんに、「有難う御座いました。御住職さんのお経が始ると騒いでいた孫たちが大人しくなって寝てくれまして~。心地よかったんでしょう」。というと和尚さんが、「そ~ですか。お経を聞いて泣かれても困りますからね~」と。確かに。

和尚さんの声は良く通るとても良い声だった。こりゃ~歌もうまそうだな~と思い、シャウトするロックボーカルを聞いてみたいような気がした。後ろでお経を聞きながら、私のお経はいったいどんなふうに聞こえてているのだろうかと・・・。今回もいつもと違う立場で法要に参列し良いお勉強になった。

*姪っ子が、「おいちゃん宿題持ってきたよ」というので何かと思ったら、ロックバンドGLAYのCD3枚とDVD2枚のセットになったボックスだった。「『ずっと二人で』と、『ハウエバー』は良い曲だよ~」という事で、レパートリーに加えたいと鳥取に帰る車中で聞いたが、みんな同じ曲に聞こえて・・・。「ところで、おいちゃんいくつになったん」と言われた姪っ子の言葉を思い出した。

 

 

 

6月4日(土) お厨子

2011年06月04日コメントをどうぞ

*本堂の日蓮聖人が納まるお厨子を修復して下さる檀家さんがあり、仏具屋さんが来て厨子を持って帰られた。

厨子を下ろしてみると、裏側には昭和4年にある檀家さんが寄進された事が記されており、82年の歳月を感じた。うちの母は77年(数え歳)だが・・・。

改修して下さるのはこの方の娘さん(娘さんといっても母と同い年)になられる方。親子二代にわたって徳を積まれる事になった。有難い事だ。

厨子を下ろした所へ座り込んでいる仏具屋さんの姿が、とても有難く見えたので、「御本尊さまの替わりにそこに座ってもらっていたら良いかも~。御利益がありそうですよ~」というと。まんざらでもなさそうにニコニコ笑っていた。普段から公私とも大変お世話になっている“あるくお地蔵さん”のような温厚な方だ。見習いたい・・・。

6月3日(金) 協議員会

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琴浦町八橋の法輪寺さんで開かれた鳥取県日蓮宗宗務所の協議員会に出席した。6名の協議員と宗務所の役職さんとの会議で17日に開かれる寺院総会に向けて様々な議題が話し合われた。

よたよたしながら、お寺に着くと他のお寺さん方から、「学成寺さん、またか~」と・・・。返す言葉もなく。だいたいギックリ腰は何処へ行っても笑われるようで・・・。

結局私だけイスを用意してもらい会議が始った。腰が痛いので動きは大人しかったが、口の動きの方は方は相変わらずで・・・。

 

6月2日(木) やいと

2011年06月02日コメントをどうぞ

 お寺に来られたおばあちゃんが、「おしょうにんさん。ギックリ腰には”やいと”が、よ~効きますで~。もぐさがあったらしてあげますで」と言われ、母が「古~ても大丈夫だけ~」と言いながかなり古そうなもぐさを探し出してきて早速”やいと”をしてもらった。

 ”やいと”をしてもらいながら、「何年、何十年振りだろうな~”やいと”してもらうのは」と思った。子供の頃悪い事すると最後はきまって”やいと”だった。ずいぶん”やいと”されたような記憶があるが、にも関わらず今日のあり様・・・。

 足の小指の先に”やいと”をすえてもらったが、不思議なものでツボに当たっているという事で熱くなかった。だがしかし、回数が重なってくるとさすがに熱くなり思わず、「あつ~つっ」と叫んでいると、奥さんが、「性格も治るように、頭のてっぺんにも大きな”やいと”をすえてもらいましょうか~」と。お互い様だと思った・・・。

子供の頃の”やいと”は効き目が無かったが、今日の”やいと”は効きそうだ!

6月1日(水) ギックリ腰・・・

2011年06月02日コメントをどうぞ

*2月の終わり頃ギックリ腰が治った時、これからは心を入れ替えて腹筋や背筋運動などのストレッチ体操をしようと思っていたが、”のど元過ぎればなんとやら”で調子に乗っていたら、案の定・・・。
 今のところ前回ほどでは無いが、ちょっと歩行が困難に。朝一生懸命靴下を履こうとしていると奥さんが、「あらあら~、ひとりで出来るかな~。なにをされてこんな事になられたんですかね~」と。返す言葉もなく撃沈。
 山門の掲示板に書いた今月の言葉は『当たり前という奇跡』だが、身にしみる言葉となった。

5月31日(火)

2011年05月31日コメントをどうぞ

*JAFMate(ジャフメイト)の6月号を見ていたら、第5回JAFみんなのエコ川柳の入賞作が載っていた。
『白熊の涙で増える海の水』 『エンジンを吹かせば 地球噎(む)せかえる』 『捨てられたゴミがつぶやく”まだやれる”』 『さかなさん きれいな水で泳ぎたい』などなど名作の数々だった。

深刻な状況も見え隠れするし、なるほど~と共感は出来るものの、エコをいざ実行となると・・・。実行する行動自体が”エコ”となっているような・・・。

5月30日(月)

2011年05月30日コメントをどうぞ

*夕べ風が少し強まり雨は降ったものの、鳥取は台風の影響は少なく何よりだった。以前は台風が通り過ぎると台風一過の青空だったのに、最近は梅雨時に台風が来る事もあり台風が通り過ぎてもスッキリしない天気が多い。

夕べ風と雨の音を聞きながら、1970年代のロックバンド「ピンクフロイド」の名曲『吹けよ風呼べよ嵐』を思い出した。確かプロレスラー「アブドラー・ザ・ブッチャー」の入場テーマ曲でも使われていたような記憶がある。

この曲は6分にも及ぶインストメンタルの大作で、イントロで風の音が流れた後不気味なベース音で曲が始り、曲の中ほどでこれまた不気味な声で「いつの日かお前を細切れにしてやる」(和訳)という叫び声が入っていた。全体的にはなかなかすぐれた楽曲だったが、当時中学生だった私には衝撃的な曲だった。ところでピンクフロイドはどうなったんだろう。

朝玄関に出てみると、雨でびしょ濡れになった鯉のぼりが、今の阪神のチーム状態を表すかのように元気なく垂れ下がっていた。しかし、ソフトバンクホークスは強いなぁ・・・。

5月29日(日)

2011年05月29日コメントをどうぞ

*競馬の祭典『日本ダービー』が雨の東京競馬場で行われた。
7458頭の中からダービー出走(18頭)にこぎつけるだけでも大変な事で、まして勝つとなると尚更の事。”ダービー馬のオーナーになるのは一国の主(あるじ)になるより難しい”と言われるゆえんだ。となると管総理大臣とダービー馬オルフェーヴルのオーナーとどっちが偉いんだろう・・・。
ダービー馬のオーナーになるのと、一国の主(あるじ)になるのと、一ヶ寺の住職になるのは・・・。

だがしかし、馬自体は自分の名前も知らず、レースの名前も知らず、何処を何メートル走らされるかも知らず、誰が騎乗しているかも知らず、一着賞金が1億5千万円とも知らず・・・。走っているのは馬に間違いないが、馬にまとわりついて走っているのは人間のシガラミ・・・。
馬の生産者、馬主、馬を預かり調教する厩舎、調教師、厩舎の厩務員、競馬場関係者、馬券を買う人などなど人間模様が渦巻いている事を思うと、いかに走るのが本能とはいえ、けなげな馬の走りが気の毒にも思えてくる。

考えてみると、我々人間も知らずにすむなら、知らずにすましてしまった方が良い事もあるかもしれない・・・。まあとにかく勝ったオルフェーヴルは、十二分にいたわってあげてもらいたいものだ。