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6月 4日(月) また会議 

2012年06月04日2件のコメント

*夕べ、湯所町にある真言宗最勝院さんの前住職のお通夜に参列した。89歳の御遷化(お坊さんが無くなる事をせんげという)だった。約40名のお坊さんの唱えるお経や御詠歌がなんとも荘厳な雰囲気を醸し出していた。

お寺に入ると、玄関で喪主である御子息の御住職兄弟が鎮座し来られる方を向かえておられ、私が入って行くと、「こんな時に・・・と言いながら笑顔で、都さんの衣姿久しぶりに見ましたわ~」と、いいのか悪いのか、にこやかな雰囲気に・・・。

正面には前住職御自身が書かれた見事な不動明王が祀られ、玄関には御自身が彫られた仏像が祀られていた。最後に御子息が「信仰一筋の師父でした」などとお礼を述べられたが、その通り仏画や仏像を彫刻される老僧だった。老僧は御遷化されても、仏画や仏像が残るが、私の場合は・・・おそらくタイガースグッズが残るだろう・・・。

*今日は、琴浦町の法輪寺さんで、今月の18・19日に鳥取県当番で開催される『中四国教区教化研究会議』の最終打合せ会議が行われた。コーチングの岸本郁夫先生から、『コーチング』の講習を受けるわけだが、運営はともかく、我々お坊さんが、如何に素直に『コーチング』を受け入れる事が出来るか心配だ。という話に・・・。

と言いながら、会議中に話を聞いていない人が・・・。

またもカメラ目線・・・

 

6月 3日(日) ええかげんなやつじゃけん

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*ユーチューブで吉田拓郎を検索していたら、映画『刑事物語』の映像つきの「唇をかみしめて」が出てきた。題名は忘れたが、昔ビデオで見た覚えがある映像だった。

『刑事物語』は、武田鉄矢ふんするドジでおっちょこちょいなんだけど、何故かカッコイイ片山刑事が織りなす人間ドラマで、男の哀愁がヒシヒシと伝わってくる。その感動のラストシーンに吉田拓郎がこの映画の為につくった曲「唇をかみしめて」が流れる。

ラストシーンでイントロが流れ ♪ええかげんなやつじゃけん~ ほっといてくれぇんさい~ ♪とはじまると思わず涙腺が緩んで来る。人生に疲れて(大袈裟か)感動の涙を流したい時は!?是非この映画を・・・。泥臭いと言えば泥臭いコテコテの人情ドラマだが、今の時代、こういうド直球な情って必要なんじゃないかなぁと思う。

この映画の最後で、寝台列車に揺られながら片山刑事がつぶやく言葉。これがまたなんともいい!「歌は唄ってはじめて歌であり 鐘はたたいてはじめて鐘であり 愛は与えてはじめて愛である」。素晴らしい。
この映像は、ちょっと長いけど、是非最後まで見てもらいたい!

6月 2日(土) ツタンカーメン

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*読売旅行の日帰りバスツアーで、大阪天保山で開催されている『ツタンカーメン展』に行った。
三千年の時を経て今尚美しい埋葬品の数々に目を奪われ、9歳で王に即位し、19歳でなくなった短いながらも波瀾万丈なツタンカーメン王の生涯に思いをはせた(^o^)/。

会場内にはいる時に「ツタンカーメンって、エジプトのラーメンだ」と言って、ひんしゅくをかっていたが、売店に「ツタンカーメンメン」ってのが売ってあった(^.^)しかも、塩、醤油、味噌の三種類(^o^)/

まさか、3千年後に、このようなラーメンとなってこの世に蘇るとは、御本人も思っていなかっただろう・・・(*^_^*)

6月 1日(金)本日2度目の更新

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*本日2回目の更新・・・。

*歌手の尾崎紀世彦さんが69歳で亡くなられた。小学6年の頃だったか、『また逢う日まで』がヒットし、当時まだ素直だった私は、ほりの深いダンディな顔とモミあげ。そしてマイクを離して歌っても聞こえる大きな歌声が凄いなぁと思った事を思い出す。報道でみた尾崎さんの遺影が、「また逢う日まで」と言っているように思えた・・・。

♪二人で~ドアをしめて~ 二人で名前けして~ その時心は何かを~ はな~すだろう~♪ この歌詞は、尾崎さんには申し訳ないが、離婚裁判中の高嶋政伸さんと美元さんに送りたい・・・。

6月 1日(金) 縁はいなもの

2012年06月01日コメントをどうぞ

*法事をお勤めしたが、なんと父が23年、母が7年、祖母が50年と三人の年回が今年重なられ全部一緒に勤められた。「縁ってこういうものなんですよね~。私達はいろんな縁で生かされているって事を考えなさいというメッセージでもあるんでしょうね~」などとお話しさせて頂いた。縁はいなもの不思議なものだ。しかも、起った原因は変えられなくても、縁は自分次第でいかようにでも帰られる。素晴らしい(*^_^*)。縁が変わると当然結果も変わってくる。そしてそれがまた原因となって・・・。

*衣替えの季節となったので、紺色で涼しそうで爽やかな色合いの衣を着用した。梅雨の季節を向かえるが、衣だけでなく心も爽やかでありたい・・・。

衣は爽やか・・・

 

5月31日(木)ひとりぼっち 

2012年05月31日コメントをどうぞ

*東京から帰りの新幹線車中なう!
今月の福山、広島、岡山、山梨、そして東京が二回 と、続いた流れ者の旅も今日で終わり。住職元気で留守がいいとは、まさにこの事だ(^_^)

ひとりぼっちとは、ひとり坊主が語源て、坊さんがサンガ(集まって勉強や修行をする処)を自分の意思で出て、ひとりとなって教えを説いて回る事を表す言葉。

まさに、ひとりぼっち!と言いたいところだが、家庭内がひとりぼっちか・・・(^.^)

夕べ、旧友に関内(横浜)にある焼き鳥屋『はま虎』に連れていってもらったら、何と阪神グッズがところせましと・・・。焼き鳥の鳥は大山鳥!こんなところにこんなお店がぁ~と大感激(^o^)/
その後も、関内界わいに繰り出して・・・(^_^)v

5月30日(水) ボ~として

2012年05月30日2件のコメント

*東京へ向かう新幹線車中なう。
相変わらず飛行機が苦手で今回もJRで約5時間!
飛行機だと1時間だけど・・・(^.^)
昔の参勤交代は江戸まで1ヶ月 かかっていた事を思うと、5時間なんてあっという間だと、訳のわからん事を思いながら、ウオークマンを耳に流れ行く景色をながめボ~と。たまには、何も考えずボ~としてるのもいいもんだ。
何か考えていたとしても、「何を考えているんですかぁ」と言われることが・・・(^_^;)

姫路駅ホーム

5月29日(火) あるがままに

2012年05月29日コメントをどうぞ

*久しぶりにビートルズの『レット・イット・ビー』を聴いた。曲名を直訳すると、あるがままに なすがままに すべてをうけいれなさい。

♪僕が苦しみ悩んでいると、母なるマリアがやって来て、知恵ある言葉を授けてくれる あるがままに♪

♪僕がまっ暗闇の中にいると 彼女は僕の正面にしっかりと立って 知恵ある言葉を話してくれる あるがままに♪

♪失恋した人がこの世を知って 異口同音に言う時の答えが一つある あるがままに♪

♪答えは出るであろう あるがままに♪

日本人は無関心でも、欧米人にとっては一般に宗教的なメッセージを含んだ曲と想われているらしいが、「母なるマリア」とは、実はポールマッカートニーの母、メアリーの事らしい。

最後のシングル曲となったこの曲は、メンバーの方向性にズレが生じ心身ともに疲れ切りボロボロになっていたポールの夢枕に母メアリーがあらわれて、「あるがままに なすがままに 大丈夫よ、心配しないで」といった事がきっかけとなり書かれたとの事。

「あるがままに なすがままに」 いい言葉だ。感慨深い。

私も、家庭内で立場が悪くなる時が多々あるが、あるがままに なすがままに・・・。

5月28日(月) ジャズライブ 

2012年05月28日コメントをどうぞ

*夕べ、モッブスフェローズでの『峰厚介クインテット』のライブを聴きに行った峰厚介さんの奏でるテナーサックスの響きが時に激しく時に優しく。スローな曲では思わずウトウト・・・。しっとり落ち着いた大人のジャズライブだった。

私が学生の時、先輩に連れられて初めて新宿のジャズライブハウス『ピットイン』に行った時に、ステージでテナーサックスを吹いていたのが峰厚介さんだった。先輩が、「ジャズのリズムはなぁ、お経の中拍子(我が宗では、木魚でリズムをつけて早くお経を読む)のリズムだぞぉ」と言われた事を思い出す。以来、読経(中拍子)はジャズだと・・・。

峰厚介さんも70になり、ドラムの村上寛さんも60代後半、超ベテランの二人が、中堅所の杉本智和さんのウッドベースと清水絵里子さんのキーボードのサポート受け素晴らしい演奏だった。50代の私などまだまだ青い(*^_^*)

5月27日(日)あぶないところだった! 

2012年05月27日コメントをどうぞ

*若桜町の蓮教寺で法事をお勤めした。大祥忌(3回忌)と50回忌だと思っていたら、親戚の方が「おしょにんさん、わしが20過ぎ取りましたけ~50年じゃ~ないですわ、33年じゃ~ないですかな」と言われ確認してみたら、33回忌だった・・・。あぶないところだった。お坊さんが年回を間違えるようでは・・・。以後気を付けたい。

法要中、お焼香をする為に前の方へ出て行こうとしたら、後ろの方で子供さんの、「おわっただかぁ」という可愛い声が聞こえてきた。すぐさまお母さんが、「まだっ」。噴き出しそうになった。こちらもあぶないところだった・・・。

お墓参りの時、生い茂る雑草が綺麗な花を咲かせていた。そんな花を見ていて相田みつをさんの言葉を思い出した。『花はただ咲く ただになれない 人間のわたし』。”ただ”には、なかなかなれないなぁ・・・。人間なんで・・・。

花はただ咲く・・・