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2月12日(日) 水行

2012年02月12日コメントをどうぞ

*琴浦町八橋の法輪寺さんで、お寺の御子息が去年の11月1日から今年の2月10日まで100日間の荒行を勤めあげられ無事帰って来られ、その事を報告する、『日蓮宗大荒行帰山報告式』が執り行われ出席した。

この荒行は一日七回の水行(水をかぶり身を清める)に読経三昧の厳しい修行で、この修行を無事終えた者だけが日蓮宗に代々伝わる御祈祷作法を受けつぐ事が許される。

式の前に本堂前に準備された水行場で、お経を唱えながら水行が行われたが、見ているだけでふるえあがった。冷たい水をかぶる姿を見ながら、今朝お湯で顔を洗っていた自分が恥ずかしく・・・ちょっとだけ反省・・・。

御本人も厳しい修行だけど、お寺で無事の帰りを待つ師父初め御家族も修行で、待つ身の方が辛いかもしれないと思った。

管内の寺院を代表して智頭町の吉祥寺さんがお祝の言葉を述べられ、無事に修行を終えられた御本人に誠に”あっぱれだ”と労をねぎらわれ、御家族や檀信徒方の気持を代弁され涙を誘う”あっぱれ”な挨拶だった。

最後に住職の師父上人が、30年前自分が荒行に行かれた時の事を今日の御子息の姿に重ねながらお礼の言葉を述べられ、すがすがしく清浄に霊気溢れる『帰山式』が終了した。

私も30数年前の自分の荒行の事を思い出した。が、普段の生活もかなりの修行、荒行だ・・・。

身の引き締まる水行

 

御祈祷

 

式の様子

 

城北高校吹奏楽部さん

*『帰山式』から帰り、甥っ子が出演している城北高校吹奏楽部の定期演奏会に行った。鳥取市民会館はほぼ満員で、日頃の練習の成果を存分に発揮する素晴らしい演奏を堪能した。頑張っている甥っ子の姿にも感動した!素晴らしかった!

音楽はすばらしい(*^。^*)

 

 

 

 

 

2月11日(土) GO!GO!7188

2012年02月11日コメントをどうぞ

*大好きだったロックババンド 『GO!GO!7188』 (ゴーゴー、ナナイチハチハチ)が解散してしまった。ギターとボーカルのユウさんが、「自分の役割に限界を感じた・・・云々」という理由でバンド脱退を表明したのが解散の原因との事。私も自分の役割に限界を感じながらも、ものともせずに・・・頑張っているが、回りが限界かも・・・。

スリーピースバンド(三人組)で、女の子二人と男の子一人ののGO!GO!7188は、結構豪快なサウンドを聴かせるバンドだった。とても残念だ。

何年前だったか、米子のライブハウス『ベリエ』でのライブを娘と二人で見に行った時、オールスタンディングで満員の会場は若者の熱気でむせかえり超盛り上がり、最初は喜んでいたが段々めまいがしそうになった事を思い出す。会場の中で、おそらく私が最年長者だったかと・・・。

代表曲「こいのうた」は、せつない女の子の気落ちを歌ったロックバラードで、胸キュンとなる名曲だ。どういうわけか、学成寺の『花まつりライブ』で歌った事があるが、無謀だった・・・。

♪い~きてゆ~く力ぁ~が~ その手にあるうちは~ 笑わせてて~いつもいつも そば~に~いて ほぉしいよ~  きっ~と この恋は~ 声に出す事も~ぉなぁく~ 伝~わることもなく~ かな~う事もなぁ~くぅ~て~~・・・・♪   あ~せつない・・・。

*今日は、午前午後と法事をお勤めした。幸い冬型が緩み青空がのぞいたが、お墓参りはまず雪かき。大変だった・・・。

お墓は凄い雪

2月10日(金) ツララが・・・

2012年02月10日コメントをどうぞ

*『ヘヤメイク平尾』さんへ散髪に行き、伸び放題になっていた頭髪を整え頭皮のスカルプケアをしてもらった。車に乗って帰ろうとすると、なんと屋根からの雪がずり落ちていて車の後ろのワイパーが曲がっていた。ショック・・・。頭髪と頭皮は爽やかになったが、気分はブルーに・・・。

曲がってしまったワイパー

 

毛穴

*散髪屋さんから帰ってすぐに老眼鏡を忘れてきた事に気付きすぐに取りに行ったが、散髪屋のおじさんも気付いていなかった・・・。そう言えば、夕べ出かけた時も家に老眼鏡を忘れていたし、老眼鏡が行方不明になる日は近い!?

昨晩某所にいると、奥様から電話がかかり、何事かと思ったら声の主は娘だった。「と~さん、今どこにおるん~」と言うので、「とっとりです」と答えておいた・・・。夕べは私が行方不明だった・・・。

*今日は温度が上がらず、午後になっても玄関の屋根には立派なツララが下がったままだった。家庭内にもツララが下がっているような気がした・・・。

 

玄関のツララ

*天理教さんの『人間いきいき通信』にいい言葉が載っていた。『冬っていいね。だって、あったかいもの飲むだけでも、しあわせな気持ちになれるんだもん』。誰でも簡単に幸せになれるって事だ。

天理時報

2月 8日(木) ♪夏 夏 夏 夏♪ 

2012年02月09日コメントをどうぞ

*帰省した娘とシダックスへ行った。歌いも歌ったり、信じられない事に一人50曲・・・。娘がいきなり演歌を歌い出し♪津軽海峡~ 冬げしィ~きィ~♪と。画面には、青函連絡船上で歌う御本人映像が映し出された。

「あ~、と~さんはこの青函連絡船にのったぞ~。身延山高校の修学旅行で。しかも、上野発の夜行列車に乗ってぇ~」とひとりで盛り上がった。が、「ふゥ~ん」と・・・一言。窓の向こうに見える津軽半島の景色が船の揺れで大きく揺れていたのを懐かしく思い出した。そのなごりか今でも家庭は時々大きく揺れている・・・。

最後は、♪夏 夏 夏 夏 ココナッツ~ 愛 愛 愛 愛 アイランド~♪懐かしい石川優子とチャゲの『二人の愛ランド』。

夏が待ち遠しい・・・。

ナツ ナツ ナツ ナツ ココナッツ~♪

*精密採点DXのコメントが素晴らしい(*^。^*) 点数はともかく・・・。

月のあかり

 

こいのうた

 

友達の詩

2月 8日(水) またも、ろうばい

2012年02月08日コメントをどうぞ

*また約30センチの積雪。今日も朝から”神様・仏様・除雪機様”がフル稼働。除雪機の操作で手首が腱鞘炎になりそうだ・・・。スキー(ボード)ウエアーも大活躍だぁ。

除雪機で飛ばした雪で境内に黄色い綺麗な花を咲かせていた蠟梅(ろうばい)の木が埋もれてしまった。あまりの雪の多さに蠟梅の木も”ろうばいの色”が隠せない事だろう・・・。

ろうばい 同志

”ろうばいの色”ってどんな色だろうと思いながら、以前ラジオの子供電話相談室で永六輔さんが”反省の色”ってどんな色ですかと子供に尋ねられていたのを思い出した。

確か、永六輔さんは、「この場合の”色”というのは、カラーの色ではなく、そこに何かの様子があるって事なんだよ~」と答えていた。さらに、「空即是色、色即是空・・・、あるけれども無い、無いけれどもある。回りの状況によって無いものがある。ドーナツの真ん中には何も無い穴がある。穴は空間で何も無いけれど、ドーナツは何も無い真ん中の穴によってドーナツとなる」なるほど~と思った。

”ろうばいの色”とは、”ろうばいしている様子”がそこにあると言う事になる。

世の中は回りのいろんな物によって支えられ成り立っているという事だ。人間も同じ。”ろうばい”しないよう心したい・・・。

2月 7日(火) お葬儀

2012年02月07日2件のコメント

*代務住職を勤める蓮教寺の総代役員をして頂いていた檀家さんのお葬儀を郡家町のJA葬祭さんのホールでお勤めした。

過疎地域の小さなお寺である蓮教寺の事をいつも親身になって心配して下さり、大変お世話になった方だった。お父様から受け継がれた、数珠玉が少し大きい数珠を手に持ってお寺にお参りされていた姿が思い浮かんだ。私の師父と同い年で85歳の旅立ちだった。

JAさんのホール

役僧に湯梨浜町の実相寺さんをお願いし、蓮教寺の隣の浄土真宗正栄寺さんも参列され、3名でのお坊さんでお葬儀をお勤めした。20年は風邪を引いていないといつも豪語しておられる実相寺さんが、珍しくちょっと鼻声になっておられ、「あれっ、20年ぶりに風邪ひかれましたかぁ~」と言うと、「いや、ようやく声変わりですわ~」と・・・。とても3度めの成人式を過ぎられたアラ還とは思えず・・・。あやからせて頂きたい。

JAさんのホールでお葬儀を終え斎場へ向かう為車に戻ると、なんと車のエンジンがかかったままになっていた。今日は忘れ物は無いと言っていたのにエンジンを切るのを忘れるとは・・・。実相寺さんに、「お上人が乗られた時に寒かったらいけんと思ってエンジンを切らんかったですが~」と言ってみたものの・・・呆れておられた・・・。気を付けたい。旅立たれた故人も「おしょ~にんさん、しっかりしなんせ~よ」言っておられるいような気がした。

2月 6日(月) 若桜町

2012年02月06日4件のコメント

*今日から宗務院(日蓮宗総本部)での研修会で東京出向予定だったが、若桜町蓮教寺の檀家さんが亡くなられた為、事情を言って急きょキャンセル。

軽トラックを借りて除雪機を積み、仕事を休んだ奥さんと若桜へ行き、枕経回向をお勤めしたあと、蓮教寺の雪かきをして帰っ来た。若桜町は道路には融雪装置があるので雪は無いが、ひとたび路地や境内に入るとまだ凄い雪。除雪に二時間半を費やした。除雪機の取り扱いだいぶん慣れてきたが、曲がるときには結構力がいるので腕が棒のようになる。除雪機と奥さんの取り扱いは容易ではない・・・。

たくましい除雪機と奥さん

 

ひ弱な住職

ほんとに、今年は除雪機様々。もしこれがなかったらと思うとゾッとする。

久しぶりに、軽トラックのマニュアル車を運転したが、最初は何度もエンストしそうになったが、そのうち慣れてきて面白かった。だがしかし、マニュアルだと片手でお茶を飲むのも大変で、オートマの有がたさが身にしみた。それに軽トラックで行く若桜町は遠かった・・・。

 

 

 

 

2月 5日(日) マンダラ

2012年02月05日コメントをどうぞ

*昨日、檀家さん宅での法事の時、お仏壇に大きな御本尊が祀ってあった。先代住職が書いたんだなぁと思いながら見ていたが、なんかちょっと筆使いが違うなぁと思ってよく見ていたら、平成10年に家運隆昌を祈念して端行院日涵が書いたと記されてあった。端行院とは私のお坊さんの名前(戒名)だ。この御本尊を書いたのは私だった。先代住職の書いたのを元にしてあるので似てはいるが・・・。

そこで、「マンダラとは、集まるという意味があります。姿形・役割・考え方も違う人間が、輪を作り、その輪がさらに丸く輪をなして繋がっている。お互いの足らない所を補いあいながら、仲良く共存共栄、共存共生して集まっている姿。それがマンダラです。ですからマンダラは私達の理想の姿なんです」などなどとお話しをさせて頂いた。家庭内もマンダラでありたいと・・・。

立派な!マンダラ御本尊

2月 4日(土) 無事帰る

2012年02月04日コメントをどうぞ

*本日2回目の更新!青空の広がる神戸にいると、しばし鳥取の雪をすっかり忘れていたが・・・帰って来ると雪国の現実が待っていた。

鳥取道を降りて、雪でわだちになった道を走行中にいきなり制御不能になり電柱に突っ込みかけた。寸前のところで電柱をすり抜け、胸をなでおろしたが、神戸から帰る時、「雪道気をつけて下さいね」と言われながら、「慣れてますから、大丈夫ですよ~」と言っていた事を思い出した。慣れほど怖いものは無いと反省。

電柱に突っ込まなくて本当に良かった。年末にタイヤ交換した時、タイヤ屋さんが、「このスノータイヤ、6シーズン目ですから、替えられた方が良いですよ~」と言われ、「まだ大丈夫ですよ~」とのんきに言っていた事も思い出した。過信も禁物だ。気を付けたい。

*法事の後席で、故人の兄弟の方が、「一番下の私が、兄妹みんなを見送りましたわ~。だから私は兄弟の誰にも見送ってもらえんちゅ~事ですわ~」と言われていたら、故人の息子さんが、「だけど、あの世でみんなにむかえてもらえますよ」と。なるほど~と思っていると、「おしょ~にんさん。あの世に行ったらみんなに会えるでしょうかな~」と。「会えると思いますけど、私もまだあの世に行った事がないので~」と・・・。故人の思い出話に花が咲き賑やかな供養となった。大祥忌(3回忌)をむかえられた故人も喜んでおられた事だろう。

その後、お墓参りに行ったが、都会の霊園は広かった。ひとりで行ったら、おそらく迷子になるだろう。家庭内でも時々迷子に・・・。

霊園

 

 

2月 4日(土) 神戸

2012年02月04日コメントをどうぞ

神戸市での法事を終え、垂水から第二神明へ 乗るところ。これから雪国へ帰る。