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11月22日(火)  腰が・・・

2011年11月22日2件のコメント

昨日、米子方面へ出向していたところ、気温が下った寒さの効果てきめん!?で腰が・・・。腰の張りに気を取られ・・・、なんと大事な手帳とかデジカメとかが入ったカバンを置き忘れていた事が判明し、今日慌てて取りに行ってきた。すると忘れ物がほかにもあった・・・。

お陰でというか何というか、綺麗な大山を見る事が出来た。

見事な大山と・・・

美しい大山を見ていると、普段空がきれいだとか花が綺麗だとか慌ただしさに追われて感じる事などほとんど無いが・・・、久しぶりに自然の美しさを感じ、素直な気持ちになったよ~な気がして、ほっと心癒される思いがした。こういう気持ちは忘れたくないが、なにせ忘れ物が多く・・・。

帰ってから、たしか『大山賛歌』という歌があったと思い、歌詞を調べてみた。

♪あなたがもしも ひとりになって 静かに心を見つめてみたい その時は 大山に行こう きゃらぼくの みどり葉が あなたのさびしさを つつんでくれる そう、大山はみどりが いっぱいだから♪

なるほど~。いい歌だ!

帰りの山道は紅葉は終わっていたが、それでも綺麗だった。

山道

帰ってから、片原通りにある、『癒し朋楽』さんへ行き腰のマッサージ治療を受けた。韓先生が、「都さん~。今日はまだ腰が柔らかいですから大丈夫です~」と。どうやら、まだ大丈夫のようだ。

韓先生、吉岡先生、&私・・・

やれやれ、今日は綺麗な景色も満たし、腰も大丈夫のようだし~と、安どの思いで家へ帰ったが、、認知症扱いを受けたのは言うまでも無い・・・。

 

 

11月21日(月) 男泣き

2011年11月21日4件のコメント

*ソフトバンクホークスが、あの2003年阪神との内弁慶シリーズ以来8年ぶりの日本一になった。実は、ひそかにソフトバンクを応援していた。

優勝を決め、抱き合い男泣きする選手や監督さらに球団関係者。さらには秋山監督が涙をためながら、「3月11日の震災以来、福岡から元気を届けたいと思い今日まで頑張ってきました」という言葉や姿に感動した。一生懸命頑張った人の姿はイキイキと美しい!。イキイキと美しい人間になりたい。男泣きする姿はなんとも感動する。

感動の胴上げ

試合後、熱烈なソフトバンクファンの知人からメールが来た。「いま福岡に来てます~・・・」云々。この行動力にも感動した!。来年の秋は、「今、甲子園に来てます~」とメールを打ちたい・・・。(*^。^*)

11月20日(日)  300年忌

2011年11月20日コメントをどうぞ

午前中、若桜町の蓮教寺で法事をお勤めし、鳥取市内へ戻って有隣荘での後席を終え、その後再び蓮教寺へもどり法事をお勤めした。有隣荘の庭園は見事だった。家での供養の時、お仏壇の前に、おばあちゃんの肩におじいちゃんが手をかけた仲睦まじい写真が飾ってあり、在りし日の姿が偲ばれた。後席の時、「ほんとに仲が宜しかったですよね~」というと施主さんが、「父と母は、ず~と一緒で農作業してましたからね~結構ケンカしてましたよ~」と。ケンカするのも仲の良い証拠ですねという事に。うちの場合はケンカにならない。一方的なので・・・。

紅葉の綺麗な有隣荘庭園

午後の法事では、「父の17回忌の年回法要の今年が、調べてみたら初代の300年忌になります」という事で、重ねて供養をお勤めした。名前すらあったかどうだかわからない時代に、ちゃんとお戒名が残っているという事は凄い事だ。家の仏壇での供養の後、「人間は2度死ぬんだそうです。1度目は命が尽きた時。2度目は自分という人間がこの世にいたという事を知っている人がひとりもいなくなった時で・・・」などと話していると、お施主さんが、「という事は、この300年忌の方は、まだ2度目は死んでおられないってことですね」と。そう言う事になる。私の300年後は・・・。しっかり覚えて置いてもらうには、よっぽど良い事をして名を残すか、あるいは・・・。

若桜町は肌寒く今年初めてストーブをつけた。

国道29号線を移動中、路肩に止めてメールを見ていたら、反対車線にパトカーが止まり、一瞬私かぁ~とビックリした。が、恐る恐る見ているとパトカーの後ろをついてきていた軽自動車のおばあちゃんが捕まっていた。なんで捕まったのか分からなかったが、おばあちゃんは開き直ってか笑っていた・・・。気が付くと、それを見ながら私も笑っていた・・・。

11月19日(土) 十の世界

2011年11月19日2件のコメント

*夕べ晩御飯の時、日本VSアメリカのバレーボールを見ながら隣でモクモクと御飯を食べている愚息に、「おい~アメリカのブロックは凄いな~。おと~さんはな~、おか~さんにいっつもブロックされとるだけ~」と言っていると、横から御本人が、「まだ、アタックされんだけ、え~とおもいんさい」と。愚息が「ブフッ~ッ」と吹きだしていた。父親の威厳はいずこへ・・・。

*午前中、満中陰忌の法事をお勤めした。法要後、「六道輪廻って言いますけど、本当は全部で十の世界がありまして、十界(じゅっかい)て言うんです。これは死んでから行く所ではなく、生きている私達の心の在り方を10の段階に表したもので・・・。片寄ったものの考え方をしている時は天上界から下。片寄らないものの考え方や行動が出来ている時は天上界から上。穏やかでいる時、喜んでいる時、怒っている時、争っている時などを十の世界に当てはめると実感がわくと思います」。

さらに、「天上界の一番上を”有頂天”って言うんです。ここまで来たぞ~と調子に乗って油断していると、一気に一番下の地獄の底へ逆戻り・・・。地獄の事を”奈落”(ならく)って言うんですよ。奈落の底ってのはこの事で・・・」などと話していたが、段々他人事ではないと思えてきて・・・。

さらに、「刹那の如くの、刹那はインドの時間の単位で、なんと75分の1秒を1刹那というんです。刹那の如くとは、我々の心は1秒間に75回もコロコロコロコロ十の世界を行ったり来たりするという事を表した言葉なんですよ」と。

悪い時ばかりでは無いという事だが、良い所に留まっている事も出来ないという事。”せつない”話だ・・・。

人間界!?の私!?

 

 

11月18日(金)  初心は何処へ・・

2011年11月18日コメントをどうぞ

愚息がお坊さんの資格を取るための修行に行く為に必要なお経の試験があり、岡山市内の太然寺さんに連れていった。私達の時にはなかったけど、あったら合格していただろ~か・・・。

もっとも、私達の頃はどっかのお寺で小僧生活をしながら学校へ通う事が多く、実践の場に立っていたので、試験などしなくても大丈夫な事が多かった。私が大丈夫だったかは、定かではないけど・・・。

14名の沙弥(しゃみ。お坊さんを志す人)の初々しい姿を見ながら、”初心忘るべからず”だと思った。

この『初心忘るべからず』という言葉には、世阿弥が晩年に『花鏡』という書物の中に書いた言葉で、初めての時を気持ちを忘れるなという事だけではなく、初めの頃にかいた恥を忘れるな、どうやって試練を乗り越えていったかを忘れるな。という思いが込められているとの 事。心したい。だがしかし、”忘れるな”どころか、都合の悪いことは、すぐに忘れて・・・。

無事到着!

 

緊張の趣き

 

太然寺さんの本堂

真ん中の人以外は無事合格!

『初心忘れるべからず』どころか、かえってブログを更新しようとパソコンの前に座ると、なんとスイッチが入りっぱなしになっていた。何時からだったろうか・・・。

11月17日(木) まにあうだろうか

2011年11月17日コメントをどうぞ

久しぶりに吉田拓郎さんの名曲、『まにあうかもしれない』を聞いた。

♪僕は僕なりに自由に振舞ってきたし 僕なりに生きてきたんだと思う だけど だけど 理由も無くめいった気分になるのは何故だろう

思ってる事とやってる事の~違う事へのいら立ちだったのか だから僕は自由さを取り戻そうと自分を軽蔑して 自分を追い込んで

なんだか自由になったように 意気がっていたのかもしれないんだ まにあうかもしれない今なら 今の自分を捨てるのはいまなんだ♪

♪まにあわせなくては今すぐ 陽気になれるだろう今なら 大切なのは思いきること 大切なのは捨て去ること

そうすりゃ自由になれるなんて 思っているほど甘くはないけれど だけど今は捨て去る事で 少しくらいは良くなると思えるんだ まにあうかもしれない今なら まにあうかもしれない今すぐ

なんだか自由になったように 意気がっていたのかもしれないんだ まにあうかもしれないいまなら 今の自分を捨てるのはいまなんだ♪

30年以上聞いているので今更ではあるが、すごい歌詞だ!よくぞ20歳(はたち)前後でこのような歌詞が書けたものだと感動する。当時の二十歳は”おせ”(大人)だったんだ・・・。

「大切なのは思いきる事 大切なのは捨て去る事」なるほど~と思う。「自由ってなんだろう」とも考えさせられる。ヘタなお坊さんの法話よりよっぽどありがたい・・・。

私は、まだ、まにあうだろうか・・・。いや、『まにあうかもしれない』・・・。

 

11月16日(水) お葬儀 

2011年11月16日コメントをどうぞ

イナバ葬祭さんのセレモニホールで、88歳で旅立たれたおばあちゃんのお葬儀をお勤めした。平成元年に御主人が亡くなられたのち、自らを奮い立たせるかのように、俳句を詠み水墨画を描かれ、多くの趣味を楽しまれていたおばあちゃんで、枕経に伺った時部屋の壁におばあちゃんが読まれた、『城山の 紅葉の映る(はゆる) 今が好き』という句が飾られていた。まさに山々紅葉に染まる今、感慨深いものがあった。

朝昼晩とお経を読まれる信仰熱心なおばあちゃんだった。見習いたい・・・。

読経

 

おばあちゃんの作品の数々

準備万端今日は忘れ物は無いと思っていたが、スタッフの方にデジカメを渡し証拠写真をお願いしたところ、デジカメに「SDカードが挿入されていません」の表示が。やはり忘れ物があった・・・。結局イナバさんでSDカードをお借りする事に・・・。

11月15日(火) 水風呂 

2011年11月15日コメントをどうぞ

月回向(毎月の御命日の供養)に伺った檀家さんで、置いてあったライターでロウソクに火をともそうとしたら火がつかず、側に置いてあったマッチで火をつけた。マッチを使うのは久しぶりだなぁと思いながらつけていると。後ろから、「おしょ~にんさん。うちげのお嫁さんが、最初マッチをこわいって言って、よ~使わなんだですだが~」と。最近の子供達はマッチの使いを知らないと聞いた事があるが、「お母さんが使えないんだから、無理もないですわな~」という話に。

お経が終わり、昨日受講した若年性認知症に関する研修会の話をしていて、「私も気をつけんといけませんわ~」と言っていると、おばあちゃんが、「ねんで~な。おしょ~にんさん私こそですがな。夕べお風呂の準備をしてお父さんに、はよ~はいんなんせ~っていっとったら、お父さんが来て、おいちょっと来てみ~な。わしを水風呂に入れるだかいや~。ちゅうですだが、行ってみたらお湯と水の蛇口を間違え取りましてな~」と大笑い・・・。

「だいじょ~ぶですよ、うちでもおんなじ事がありましたし、水風呂どころか、毎日冷や水を飲まされて~」と言っているとまたまた大笑い。

便利で楽な暮らしをしていると、それこそ認知症になりやすいかも・・・。でも一度便利を味わうと・・・。笑いごとですむうちはまだいいが・・・。

いざ月回向

11月14日(月) 他人事ではない 

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鳥取市人権教育協議会の宗教関係団体人権問題研修会が鳥取市人権交流プラザで開かれ出席した。今回は、『若年性認知症問題について』という演題で、講師先生は自らも若年性アルツハイマー病と診断されながら、若年性認知症問題に取り組む会「グローバ」代表として認知症問題に取り組んでおられる藤田和子先生だった。

「65歳以下が若年性認知症なんです」と話しだされた先生の体験に基づくお話は、切実なものがあり考えさせられる事ばかりだった。

「最初ひどい頭痛がし、そのうち朝食べた物が記憶に無くなるようになり、友達と約束した時間が分からなくなったり、本を読んでいても前のページの内容が分からなくなったり、買い物をしててレジでこんな物も買っていたんだぁと・・・、そんな状況で半年過ごしていましたが、看護師である娘の勧めで診察を受けたら若年性認知症である事が分かりました・・・」などと話される先生の講演を聞きながら、ありゃ~これは他人事じゃ~ないぞ、思い当たる事が沢山あるぞ~と・・・。

最初はまづ自分が困るのが症状だが、段々と回りに影響が及ぶようになり、病気から発生するいろいろな問題に家族や周りの人間がいかに対応するかが問われる事になる。どれだけ早い時点で発見し治療出来るかが大切だが、偏見などの無理解が治療を遅らせてしまう事が多いとの事だった。

回りの人間の穏やかなサポートが症状を進むのを遅らせるが、発症を知る事により無知による偏見から相手の態度が変わってしまったという現実も多くあり。発症後の新たな人生のプランニングを地域社会が如何にサポート出来るかが問われているという事だったが、ほんとに身に切羽詰まる想いがする研修会だった。

研修を終えて帰る時、某H慈院さんが、「私も気をつけな~いけませんわ~」と。すると私をはじめ一同が、「H慈院さんは、全然だいじょう~ぶですよ。だって若年じゃありませんもん・・・」と。何とも・・・。何が大丈夫なのか・・・。ますます他人事ではない。

 

11月13日(日) 晋山式

2011年11月13日コメントをどうぞ

*米子市岩倉町の本教寺さんで営まれた新しい住職を向かえるお披露目の式、『晋山式』が厳かに営まれ出席した。

そ~言えば、先月から三度も(日蓮宗2ヶ寺曹洞宗さん1ヶ寺)お目出度い『晋山式』に出席させて頂いた。数十年に一度あるかないかの慶事に、こんなに続けて参列させていただけるのは珍しいし、有難い事でもある。

考えてみると、このようにちゃんと新しい住職を向かえる事の出来るお寺は幸せだと思う。後継ぎの住職がいなくて困っているお寺さんが沢山あるし無住(住職のいない)のお寺も多い。私が代務住職を勤めさせて頂いている若桜町の蓮教寺もその一つだ。そう思うと学成寺はとりあえずちゃんと代替わりしたわけで・・・もうちょっと大事にしてもらってもいいと思う。だがしかし、昨日はあやうく車庫のゴミといっしょに・・・。

スタンバイOK!衣の色の違いは!?

 

祝辞を受ける新住職、中央右

 

お坊さんが一杯

 

記念写真準備中