馬場町の芳心寺さんで、日蓮宗鳥取県青年会主催で行われた『わんぱく寺子屋』のお手伝いに行った。今年は幼稚園年中さんから中学2年生までなんと56名の参加となった。
今年も10分ほどお話をさせてもらったが、子供相手のお話は難しく・・・。谷川俊太郎さんの絵本『わたし』を題材に、「見方を替えるといろんな私がいるんですよ~。そんな私達が仲良くするには優しい心を持ちましょ~ね。心は何処にあると思いますか~。たとえば胸にあるとしましょうか、でもね~、怒りが出てくると心が段々上にあがり、最後は頭のてっぺんに来ちゃうんですよ。その状態の事を”頭にきた”。と言います。こりゃ~エライ事だと、心を静めるとお腹のあたりまで下がってくるんだけど、それでもまだ”腹がたつ”・・・」。段々訳がわからない話になって・・・。「とにかく元気に夏休みを過ごしましょう~」という事で無事お話を終えた。
プチ修行で正座をしたり、竹を削って箸を作ったり、お昼はお寺の奥さん方の協力の元そうめん流しをしたり、外でゲームを楽しんだり盛りだくさんの日程の中、無邪気に動き回る子供たちの姿が微笑ましかった。やっぱり子供には外で遊ぶ姿がよく似合う。
閉校式を無事に終え、お坊さん同士労をねぎらいながら、「昔はみんな子供だったんですよね~」というと、あるお坊さんが私を見ながら、「今もですぅ~」と。確かに・・・。私達も楽しい一日だった。しかし準備から何から、青年会さんは大変だったと思う。