夕べ、料理とお菓子教室の『ボンヌ・ノノ』さんで開かれた、『癒しの11弦ギター 辻幹夫コンサート ~天地天生~』を聞きに行った。
世界的な11弦ギター奏者、辻幹夫さんの奏でる音色は素晴らしく、まさに癒しの空間だった。癒されすぎて、ちょっとウトウトと・・・。普通のギターの倍はあろうかというネックに11本の弦が張られているので演奏ははとても難しいとの事だった。音のバランスが難しいのだろうなぁと思った。我が家の家庭内のバランスも難しいが・・・。
最前列のかぶりつき席で、辻さんのフレット狭しと動き回る手の動きを見るのも楽しかった。普通の6弦ギターですら四苦八苦している私には神業のように映った。休憩時間にふるまわれたボンヌノノさん特製の紅茶とチーズケーキも何とも美味しく、ほっと癒された。だがしかし、長時間座っていて足がしびれて・・・。
辻幹夫さんの演奏を堪能
今日は、午前中若桜町の蓮教寺で法事を勤めた。お寺の世話役さんとしてたいへんお世話になった方の13回忌法要だった。
お墓参りの時に雨が降り出したので家でのお経のあと、「穐霖院(しゅうりんいん)の戒名は御命日が9月だったので、9月の長雨という意味で、その時期を表す言葉として授けさせて頂いたんです。今日その通りの天気になりました。穐霖院さまの恵みの雨ですね」などと話をした。
13年前の9月6日、東京へ出向する為、飛行機の搭乗手続きを済ませ、待合室に入る寸前に、亡くなられたとの連絡が入り、そのままキャンセルした事を思い出した。「キャンセルします」といったら、受け付けのお姉さんが、「はぁぁ~」と驚いていたのも思い出した。あれから早13年・・・。
午後は、6月に亡くなられキリスト教でお葬儀を勤められた方の満中陰忌法要と納骨(分骨)を勤めた。「それでは、ボチボチ本堂の方へ」と案内すると、かわいい孫さんが、「おばあちゃんのところへいくの~」と。本堂にまつるおばあちゃんの遺影が嬉しそうに見えた。 今日も一杯汗をかいた・・・蒸し暑い一日だった。