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 3月 6日(水) 滑り納めか

2013年03月07日コメントをどうぞ

*不良中年(壮年)オヤジふたりで、ハチ北スキー場へ行った。

温度が上がり、ゲレンデコンディションを選ぶ私としてはちょっと辛いコンデションだったけど、今シーズンの滑り納めかと思いながら華麗!?(加齢な・・・)なシュプールを描いた。

しかし、雲一つなくはれ上がった、ハチ高原の眺めは素晴らしかった。

昨日は、携帯で更新しようとしたら、携帯に不具合が発生し更新できず・・・。一日遅れの更新となってしまった。

山頂からの絶景!

 

北壁のコブ斜面でのたうちまわる・・・

 3月 5日(火) セミナー

2013年03月05日コメントをどうぞ

*夕べ梨花ホールの会議室で開催された『労働関係法改正と士業が考える鳥取の活性化』というセミナーに参加した。

55歳以上がもはや高齢者扱いとなり、定年退職後から年金受給までに無収入の期間が生じる場合があるという労働関係の話から、鳥取の活性化に向けてなど多岐にわたる話を聞き勉強になった。

が、法改正については難しい話が続き頭から煙が出そうに・・・。 ふと後ろを振り返ると知り合いの某Fさんがコクリコクリと心地よさそうに涅槃の境地に入っていた・・・。

坊さんには定年はないのであまり実感がないけど、世間には厳しい現状がある事をもっと認識しなければいけないと考えさせられた。宗教法人法が改正されたらエライ事に・・・。

活性化の話の中で、『私たちに必要な事はなにか』、『何をしたら魅力的か』、『私たちに出来る事はなにか』、『どのように動けばいいのか』という項目があったが、これら基本的な事は何事にもあてはまるなぁと思った。特に我々坊さんにも・・・。

セミナーの様子

 

 3月4日(月) ネコちゃん

2013年03月04日コメントをどうぞ

*ネコ好きな方と話をしていたら、ネコは鏡を見ないという話になった。人間は動物を擬人化して喜んでいる節があるけど、ネコは鏡を見て自分を認識する能力を持ち合わせていないらしい。で、人間の赤ちゃんも生後1歳半くらいまでは、ネコと同じように自分を認識する能力がないそうだ。

はたして私は、鏡をみて自分を認識出来るのだろうか・・・。

そんな事を思いながら、1970年代のロックバンドで『ユーラィアヒープ』てのがあってそのバンドのアルバムのジャケットが鏡になっていたのを思い出した。上の部分には人間の目が書かれていて目と目の間には『JOOK AT YOURSERUF』 (邦題が対自核で意味不明)とタイトルが書かれていてた。

鏡の中の自分自身を見つめ直しなさいてな事だったんだろうなぁと思いながら、久しぶりに元祖ヘビメタのオルガンをフィーチャーした重厚なサウンドを聞いてみた。久しぶりに聞くユーラィアヒープは、自分を見つめ直すどころか、自分を見失うような凄いサウンドだった・・・。

ユーチューブを見ていたら、なんと、あの『ザ・ピーナッツ』がこの曲を歌っていた。これは、ちょっと無理が・・・。

2月 3日(日) 海援隊♪

2013年03月03日コメントをどうぞ

*夕べ、鳥取市民会館で、『海援隊トーク&ライブ2013』コンサートを観た。

トーク&ライブと題名がついていて、御本人も「時間のわりには曲目の少ないコンサートです」と言っていたが、トークも演奏も暖かく。ほんとに心が温まる思いがし、お母様との思い出話や、故郷の同級生の話などで随分笑わせてもらった。

子供の頃、頭がよくて勉強ばっかりしていて一流大学に入った同級生がいて、数年前にその友達を久しぶりに見かけたのはスーパーマーケットの野菜売り場だったとの事。閉店間際のスーパーの野菜売り場で白いエプロンを付け、キャベツを手に持ってその同級生が叫んでいた言葉は、「勉強しますよ~」・・・。

スーパーの職場がどうだというわけじゃないけれど、人生机の上の勉強がすべてではないですよねってな話に・・・。

「人生は生きてみなけりゃわからない」という武田鉄也さんの言葉が重く感じられた。この言葉は来月の山門掲示板を飾りそうだ(*^。^*)

2001年から、田舎でのコンサートを続けており、人口が10万以上の街でのライブは久しぶりとの事だった。何が良かったって、ずっと座ったままで聴けたので・・・。

生でしかも前から2列目のかぶりつき席で聴いた『思えば遠くへ来たもんだ』は良かったなぁ~。そう言えば今年で第10回目をむかえる学成寺の『花まつりライブ』の第1回目に私が歌ったのがこの曲だった。ひどくヘタな歌だったのに、取材に来た山陰放送テレビの夕方のニュース番組で映像が放送されてしまった。録画してはみたものの、恥ずかしい映像を観ていて、遠くへ行きたくなった・・事を思いだした。

武田鉄矢さんが故郷を出て夜汽車で上京する際、博多の次の駅で車窓から見たというコスモスが忘れられないと本に書いていたそうだが、そんな情景が思い浮かぶ心に沁みる名曲だ。

 3月 2日(土) 法事 

2013年03月02日コメントをどうぞ

*公私ともに大変お世話になった総代さんの大祥忌(3回忌)法要をお勤めした。

「これからは人口が減っていきますけ~な~、お寺の檀家も減っていって、お寺やお坊さんが選ばれる時代になります。そんな時に学成寺が選ばれるお寺であってもらいたいですしなぁ、檀家1人ひとりが一軒を紹介すれば、檀家の数は倍になるですだけ~」とか、「おしょうにんさんが言いにくく都合の悪い事はなぁ~、私の名前を出してもらったらええですけ~」とか、ほんとうにもったいない言葉をかけて頂いていた方だった。そんな時折々の姿を思い出しながら、地域の中でいろんな役割を果たせるお寺、沢山の人のニーズに答えるお寺にしていく事が私に出来る供養の一つだと思いお勤めさせて頂いた。

後席で、お施主さんが「せっかくの機会ですので、始めての方もおられるので自己紹介をしましょう。という提案がありました」という事で、しょっぱなに、「当家の菩提寺の住職です。都と申します。珍しい名前なので悪いことしたらすぐわかります。宗派は皆の宗臨機応変派です。HPにフェイスブック、お寺でライブもやってます。宜しくおねがいします」等と云々・・・。

下は7ヶ月の赤ちゃんから上は・・・・。約40名の方々集い賑やかにな供養となり、故人も喜んでおられた事だろう。

 3月 1日(金) ありがと~

2013年03月01日コメントをどうぞ

*甥っ子の卒業式(城北高校)に参列した。

「とにかく世の中のすべての事は、”ありがとう”の言葉に尽きると思います。これからは、グローバルスタンダードの時代です。そんな中、今自分が出来る事を精一杯やって下さい」とか、「自分に厳しくではなく、むしろ優しく」とか、「自分のスピードで歩いて下さい。大事なのは倒れない事ではなく、起き上がる事です」などなどと述べられた校長先生方の祝辞が、へたなお坊さん(とくに私)なんかの話より分かりやすく、いいお話だった。

式の終わりに、卒業生代表の女子生徒(野球部のマネージャー)さんが、「この3年間いろんな事がありましたが、ほんとに沢山の人達にささえられて今日まで頑張ってこれました。みんなありがと~」と、時折声を詰まらせながら思いを綴った答辞が会場に感動の涙をさそった。いい卒業式だった。

最後の最後にそれぞれの教室に分かれた時担任の先生が、「ありがとうと言われて悪い気がする人はいません。これからもありがとうと声をかけっあって頑張って下さい」と言われるのを聞きながら、やっぱり『ありがとう』っていい言葉だなぁと思った。

今日はかなりの範囲で、『春一番』がふいたようで、凄い風が吹いていた。卒業生にエールを送る追い風だったか。我が家には、ほぼ毎日吹く『春一番』が・・・風当たりは、かなりのものが・・・。

応援団が卒業生にエールを!

 

怪しい人影が・・・

 

気分は高校生・・・

 

 

 

 2月28日(金) 総代役員会

2013年02月28日コメントをどうぞ

*夕べ、学成寺の総代役員会が開催され、昨年度の報告や今年の懸案事項などが話し合われた。

今回の役員会は総代さんが、「お寺でしたら、大変だけ~、よそでしましょうや~」という事で、場所は若桜橋詰の居酒屋『ぐらっちぇ』さんという事に。

昨年度の檀家さんからお預かりさせて頂いた維持会費(檀家さんにお寺の最低限の維持管理費をお願いする会費)の使途報告や、今のお寺の置かれている立場や学成寺の現状などをお話し、これからの時代、総代さんにはお寺を維持管理して行く上でのアドバイザー的な役割を担って頂きたいので宜しくおねがいします。などとお願いし無事総代役員会を終了した。

なにせ、たよりない住職で・・・。

 2月27日(水) 大黒さま

2013年02月27日コメントをどうぞ

*今日は、1年に6回ある甲(きのえ)・子(ね)の日。甲・子の日は大黒様の御縁日で、午後1時半から『大黒天神祭』をお勤めした。

大黒様は福を授かるインドに由来する福の神だが、『大国さま』と『大黒さま』が混同し・・・。

白兎海岸のだいこく様は日本の神道の大国主で『大国さま』、お寺のだいこく様はインドの言葉マカカーラ(大きく黒い)で『大黒さま』。全然別の神様だけど混同された姿をしておられる。

働いて働いて真っ黒になる、つまり大黒になるほど働き、大黒様が持っておられる打ち出の小槌のように(小槌を叩くとコツコツ音がするので)、何事もコツコツとたゆまず励むと幸せを呼び込む事ができますよという事になる。

という事で、各家やお店にて祀られる『大黒さま』をお寺に持ってこられ、お経を唱えながら『大黒さま』を湯せん(お湯で洗い清める)して、私達も頑張りますから、どうぞ大黒さまからも手助けをおねがいします。と手を合わせる行事が今日の『大黒天神祭』。

お経の時間にお参りに来れませんから、と午前中に『大黒さま』を持って来られた方が、「おしょ~にんさん、大黒さんは今日ですよね~。本堂の前の看板の日にちが26日になっとりますけどぉ~」と。慌てて訂正した。これでは、福を授かる以前のもんだいだ・・・。

日にちを、書きまちがえた看板

 

大黒さま湯せん

 2月26日(火) 氷ノ山へ  

2013年02月26日2件のコメント

*若桜町の蓮教寺に掃除に行き、月末の支払いなどを済ませて、そのまま、ちょっと足をのばし、わかさ氷ノ山スキー場へ一直線。家を出る時は、「ちょっと、若桜に行ってくるけ~」だったが、実は計画的犯行だった・・・。

平日なのでゲレンデはガラガラでほとんどがスノーボード。今日はスキーを履いたが、スキーをしてるとボードがいいなぁと思うし、ボードを履いていると、やっぱりスキーだなぁ~と。相変わらずの気の多さ(*^。^*)

ゲレンデコンデションは最高で、短い時間だったけど気持よく年甲斐も無く滑った。後は家庭内で滑らないように・・・。

帰りに、山の麓にある温泉『ゆはらのお湯』で温まったら、途中眠くて眠くて・・・。しかし、鳥取はほんとに良いところだ。

まずは、本堂掃除!

 

ちょっと足をのばし・・・

 

怪しい・・

 2月25日(月) 極楽

2013年02月25日コメントをどうぞ

*以前、絵本『地獄』という本の事を書いたが、今度は、絵本『極楽ごくらく』という本を見た。

本を開くと、鳥が飛び花が咲き、音楽が流れる穏やかな極楽の様子が描かれていた。さらにページをめくると、苦しんでいる人たちを救って下さる優しいカンノンさんに知恵の力で悩みを解決して下さるセイシさん、そしてアミータス・アミターバ王(阿弥陀さま)が現れ、「私が君を守っているから、なにがあっても大丈夫だ。どんなふうでもいいから、どこまでも生きて行くんだよ。極楽は、君の心の中に洗われる。君の心が極楽のけしきになるんだ」と語られる。

本の帯には人類学者中沢進一さんのコメントが書いてあった。『心の中の最秘境への旅!世界遺産を越える極楽へのツアーガイドブック出来ました』

地獄も極楽も生きている私達の心の中に存在すると考えれば、帰って来れるというか、自由に行ったり来たり出来るっていうか、してしまうっていうか・・・。

「浄土(極楽)といい穢土(地獄)というも土に二つの隔なし ただ我等が心の善悪によるとみえたり」という日蓮聖人の言葉が思い浮かんだ。珍しく日蓮宗のお坊さんのような事を・・・。

やはり地獄も極楽もこの世、しかも自分の心の中にあると思えば現実味を帯びてくる。我が家の中にも・・・。

しかし、『極楽』ってスゴイ言葉だ。楽を極める・・・問題なのは何が楽かって事だ・・・。

極楽!