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8月 7日(火) お葬儀

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*賀露に生まれ賀露に育ち、漁師として家族を支えて来られ62歳で旅立たれた方の御葬儀をお勤めした。イナバ葬祭さんのスタッフの読まれた『命賭け 板子一枚 荒海に 網引く背中の 港は我が家』の句に、家族思いの故人の人柄が偲ばれた。

司会の方の故人を偲ぶナレーションが素晴らしく、なんとも優しく穏やかな雰囲気が葬儀会場を包み込んでいるなか「御寺院さま、ご入場です」の言葉を受け入場し開式となった。そんな穏やかな雰囲気を引き継いでお葬儀を・・・と思い勤めているが・・・。なかなか行き届かない事が・・・。

イナバセレモニーホールの玄関

お寺参りの時、本堂の入り口に置いている、ダンシングトラッキーを、どなたかが触られ、2度3度と「六甲おろし」が流れ・・・。

ダンシング トラッキー 桃太郎バージョン

 

8月 6日(月) 疾走中

2012年08月06日2件のコメント

*朝8時にお寺を出発し、西宮と箕面へお盆のお経に出向し、今、帰りの中国自動車名塩SA!
車の外気温計は37℃(^o^;)

8月 5日(日) 月のあかり・・・

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*夕べ、夜空に浮かぶ月を見ながら、桑名正博さんの名曲『月のあかり』がうかんだ。歌詞が、なんとも・・・。
5日に行われる桑名正博(58)さんのバースデーライブ「生きてるうちが花なんだぜ」(大阪・なんばHatch)の模様が、桑名さんの病室にインターネットの動画サイトで生配信されるとの事。奇蹟を祈りたい。

♪灯りをつけるな 月の光が
やさしく お前を
てらしているから
ふり向くな この俺を
涙ぐんでいるから
長い旅になりそうだし
さよならとは ちがうし
この街から
出てゆくだけだよ
お前のしぐさの
ひとつひとつが
どれだけこの俺
救ってくれたか

うまくは言えないよ

胸がつまっているから
わがままは 生まれつきさ
お前も 気づいてたよ
愛しているのさ
はじめて言うけれど
ふり向くな この俺を
涙ぐんでいるから
長い旅になりそうだし
さよならとは ちがうし
この街から
出てゆくだけだよ
この街 出てゆくだけだよ
この街 出てゆくだけだよ ♪

*今日は、行年93歳で伊丹市で亡くなられた方の納骨供養をお勤めした。娘さんが、鳥取で暮らしておられたお母様を連れてお寺に来られ、「これから、伊丹に連れていきます」と挨拶に来られたのが昨日の事のように思えた。が、なんと24年前の事だったとの事。月日の経つのは早いものだとしみじみ思った。

8月 4日(土) お経回り始まる

2012年08月04日コメントをどうぞ

*ついに今日からお盆のお経回りが始まった。朝7時半に出発し気高から倉吉そして湯原ICから米子道にのり岡山へ出向し約330キロを走破して無事帰って来た。

最初に寄った檀家さんの90歳のおばあちゃんが自分が読み書かれた詩の色紙を見せて下さった。『思い出す 母の教えや 茄子の花』 おばあちゃん曰く、「おしょ~にんさん。親の教えとナスの花は千に一つのあだもない。親の教えとナスの花にはムダがないっちゅ~事ですわ」。90歳のおばあちゃんが、「母の事を思い出します~」と言われる姿がなんとも心に沁みた。私は親として、ていうかぁすべてにおいて、ムダが多くて・・・(-_-;)

家を後にする時、おばあちゃんが、「おしょ~にんさん。忘れもんはありゃ~しませんかな」と言われ、「無いですよ~」と言っていたのに、倉吉に向かう途中、21日のお盆施餓鬼法要の案内を渡すのを忘れていた事に気付いた・・・。情けない・・・ムダ以前の問題だ(-_-;)暑さのせいにしておこう。

味わい深い

*岡山の檀家さんでは、仏壇にまつってある先生(お医者さん)の御写真を前に供養を勤めながら、子供の頃おばあさんに連れられてお邪魔した時に時可愛がって頂いた事を懐かしく思い出した。あれから数十年私も歳だけは大きくなった・・・。

*帰り道ちょっと足を延ばして、作東町の『トラちゃん田んぼ』を見てきたが、なんと今年で10年目で、今回が最後との事。残念だが、今の成績では無駄・・じゃぁなくて無理もない・・・。これが見納めだと思いしみじみと眺めてきた。

これが見納め、トラちゃん田んぼ

 

8月 3日(金) 大掃除

2012年08月03日コメントをどうぞ

*猛暑のさなか、檀家さん有志18名によるお盆前の大掃除が行われた。本堂をダスキンのモップをもってウロウロしていると、御婦人が「おしょう~にんさん。歩く姿が先代さん(父)に、よ~にてこられましたな~」と。「いや~、なるべく似ないようにしてるんですけど~」というと、「おしょ~にんさん。ちゃんと遺伝子ちゅ~もんがありますけ~」といわれ・・・。

昨日の子供電話相談室の「子供が親ににているのは、なぜですか~」という小学生の質問を思い出し苦笑い・・・。とかなんとか賑やかにしているうちにお陰さまで本堂が綺麗になった。

いよいよ、明日からお盆のお経回りが始まる。頑張ろう!

掃除を終え、スイカを

8月 2日(木) ラジオ子供相談室

2012年08月02日2件のコメント

*お盆に持って回る「お盆ってなに」のチラシをつくりながらNHKのラジオ子供相談室を聞いていたら、小学生の女の子が、「子供はなんで、親にに似てるんですかぁ~」と。

先生が答えて、「お父さんやお母さんに似ているとうれしいでしょ~」と。私はあまり嬉しくないけどなぁと思いながら聞いていると、「遺伝子ってのがあって、親から子供に伝わっていくんですよ。伝わって行くんだけど、いくつかの遺伝子が組み合わさっているので全部が全部伝わるわけではないんですよ~。だから、にてない所もあるんですよ~。うまれ育った環境にもよって変わって行くんで、それで全部が決まっちゃうわけじゃないのよ~。わかりましたか~」。子供が「は~い、わかりました。ありがとうございました~」。

私も思わず「は~い。わかりましたぁ~」・・・。”生まれ育った環境”つまり日々の行いが大事って事だ。心したい・・・。

お釈迦様も、元となる原因は変えられないかもしれないけれど、縁はいくらでもかえられると言われている。縁が変わると結果も変わる。頑張りたい(*^。^*)

灼熱の青い空

 

8月 1日(水) もうすぐお盆が

2012年08月01日2件のコメント

*もはや日本は熱帯地方になったかと思わせるような気候の中ついにお盆月の8月に突入した。予定を書いたホワイトボードを見ているとゾッとする・・・。

今年は、4日は倉吉・岡山。6日箕面方面。7日は午前中清照寺施餓鬼法要出仕、夕方市内数軒。8日は午前中八頭郡若桜町の香田・根安・落岩地区、午後は市内を数軒。9日は朝から八頭町全域。10日は市内。11日は河原・郡家、午後は市内。12日は賀露町を歩いて回り、その後湖山・浜坂。13日14日は市内全域。15日は朝早くから八頭郡若桜町。でお経回りが終わる。12日からの3日間は連日40軒近くの軒数となる。15日は午後から夜にかけて若桜橋詰で鳥取市仏教会の精霊送り。

その後、16日は若桜町蓮教寺のお盆法要。17日は、午前は弥生町の本浄寺さん午後は馬場町の完龍院さんのお盆法要。18日は馬場町の芳心寺さんのお盆法要。19日は馬場町の本慈院さんのお盆法要。20日は町内の長栄寺さんのお盆法要。そして21日は学成寺のお盆法要。

21日の学成寺のお盆法要が終わるとようやくお盆行事が終了となる。書いているだけでしんどくなってきた・・・。お檀家が沢山あるお寺は大変だが、近年お盆のお経回りを止められるお寺がちょこちょこあるので、お寺によって忙しさは両極端だ。

お坊さんは、何十件も回るんで大変だと言うけれど、待っておられる檀家さん方は一年に一回の事として待っておられるので、おろそかにならないようにお勤めしたい。何とか元気に無事に御盆行事をお勤めしたい。今年もどれだけ汗をかく事だろう・・・。

今月の予定表

7月31日(火) 素直になれなくて・・

2012年07月31日コメントをどうぞ

*来月の山門掲示板に張る言葉を書いていると、奥さんから、「これは何と読むんですかぁ、意味を書き添えないと意味が分かりませんが」と。注意を受けた。

「意味は御自分で調べて下さい」と言うと、スマートフォンを駆使して調べたらしく、「ははぁ~、これはあなた様の事ですがぁ~」と言い残して去って行った。お互い様だと思ったが、黙っておいた・・・。

素直になれなくて・・・ゴメンナサイ・・・

7月30日(月) 絵本 じごく

2012年07月30日2件のコメント

*最近人気があるという絵本を買ってきた。題名は『地獄 じごく』。ページをめくると、

『なます地獄』、命を殺した者は、生きながら体をきざまれて、殺された者の苦しみを味わう。

『かまゆで地獄』、ウソをついたり、やくそくを破ったものは、この、かまゆで地獄でくりかえしにられるのじゃ。

『日の車地獄』、ほかの人の話を、最後まできちんと聞かずに、自分勝手な振る舞いをする者は、火の車地獄中を引きまわされる。

などなど、身に覚えのありそうな事が書かれていて・・・さらに恐ろしい地獄の絵が次々。あとがきには、「死ぬという事を子供らはどうとらえる事ができるでしょう ・・・ 文明は危険な環境を日々ふくらませています。それにひきかえ死の怖さと学習するチャンスは、ますます遠のくばかりです ・・・ 死を恐れる事の無い子供らが育って行くとしたら、こんなに怖い事はありません」などと書かれていた。

本の帯には、『うちの子は、この本のおかげで 悪さをしなくなりました』と書かれていたが、うちの奥さんから私へのコメントかと思った・・・。

絵本 『地獄 じごく』

7月29日(日) ありがとう

2012年07月29日コメントをどうぞ

*午前中満中陰忌法要、午後は小祥忌と初盆の供養をお勤めした。午前中の満中陰忌の後の納骨の時、91歳で旅立たれた故人の90歳になられる奥様が息子さんと娘さんに手を引かれながらお骨ツボを手に、「長い事、えらいめかけて有難う御座いました。ありがとう、ありがとう」と言われる姿が心に沁みた。私の時は奥さんにいったい何と言ってもらえるのだろうかと・・・。

*最近、一周忌と初盆が近い場合、遠方から来られる方が大変なのでということで一緒に勤められるケースがある。本来別々の意味があるので、ちゃんと説明してお勤めさせて頂くようにしているが、ついつい話が長くなり・・・。

*法事を終えた後、城北高校が勝ち甲子園行きを決めた事を聞き、狂喜乱舞(*^。^*)。大変な大熱戦だったらしく、母が試合を解説していたが、何がなんだかサッパリわからなかった(+_+)

吹奏楽で全試合応援に行っていた甥っ子も頑張った!ほんとうに嬉しい!あとは阪神が・・・。