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10月26日(水) がまん!

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先日NHKテレビ番組『アスリートの魂』で菊花賞でディープインパクト以来7頭目の三冠馬(さつき賞・ダービー・菊花賞)となったオルフェーヴルの事を取り上げていた。

そもそもオルフェーヴルは、とても気性が激しい馬で、騎手の言う事を聞かずガッと走ってしまいゴールまで持たずに大敗したもあった馬。菊花賞でもレース後に元気がありあまり池添騎手を振り落としていた。

そのオルフェーヴルは菊花賞3000メートルの長距離を走りぬく為に、並走する馬を騎手が指示を出すまで抜かさないよう”我慢”させる調教(練習)を積んでいたそうだ。その調教が実を結び、見事1着でゴールを駆け抜けたという事だ。池添騎手も、「馬にも我慢が必要なように騎手にも追い出すタイミングの我慢が必要です」と言っていた。双方の我慢が実を結んだという事だ。

こりゃ~人間も同じだなァ~と思った。やはり”我慢”ができない人間は・・・。家庭内も我慢我慢・・・。

我慢のできる馬

 

10月25日(火) お葬儀

2011年10月25日コメントをどうぞ

75歳で旅立たれたおばあちゃんのお葬儀をお勤めした。学成寺の行事には欠かさずお参りされ明るく活発で世話好きな方だった。今年のお盆にお経に伺った時ちょっと体調が悪そうだったので、「今年の夏もあつ~ていけませんね~。気をつけて下さいね~」というと、「おしょ~にんさんこそ、気を付けなんせ~え、まんだ代りをする人がおんさらんですけな~。息子さんは4年生でしたかいな~」と逆に気遣って下さったときの笑顔が遺影と重なった。最近は珍しくなった自宅葬で、可愛がってこられた孫さんや、沢山の方に見送られて旅立たれた。

お見送り

自宅葬でマイクの声がどれだけ外に出ているかが分からず、後で外にいた奥さんに聞いたところ、「鼻水をすする音をよくマイクが拾ってましたよ~」と・・・。マイクは正直だ。声がどうのこうの以前に、まずは体調管理を心掛けたい・・・。

10月24日(月) 大人が変われば

2011年10月24日2件のコメント

今日の読売新聞13版(面)の『気流』のコーナーに小学生(11歳なので5年生か)の書いた文章が載っていた。題名は『大人が変われば子供もかわる』で、「大人は子供にポイ捨てはいけないと言うが、僕はポイ捨ては無くならないと思う。何故なら大人がタバコの吸い殻をポイ捨てしているからだ・・・。ポイ捨て以外にも、大人は子供を注意する時、自分の行動を見つめ直してほしい」と書いてあった。ドキッとした・・・。

大人が変われば子供も変わる

その後たまたま、日刊スポーツ紙をみていたら、『スコアもプレーも遼大暴れ?』の大見出しがあった。どうやら、石川遼選手が昨日のゴルフ競技中に悔しさからクラブを2回も地面に叩きつけたらしい。しかもそのシーンの写真が大きく紙面に載っていた。こりゃ~いかんでしょ~と思った。

石川不遼(不良)さん

普段は優等生の石川遼選手だが、今までも、ミスをした時に猛獣のような大声をあげ回りを凍りつかせたり、ゴルフクラブでキャディーバックをぶっ叩いたり、ドライバーのヘッドを足で蹴飛ばしたりという事が結構あるらしい。

普段は大変立派な発言が多く、19歳でこれだと30歳くらいになると悟りを開きブッダになるんじゃないかと思われるような好青年なのに・・・。

ゴルフはメンタルなスポーツでほんとに厳しい世界なので気持はわかるが、残念だ。だいたいゴルフは自己責任のスポーツなので、如何に自分の非を素直に受け入れるかという事が問われるスポーツだ。道具のせいにしたり、大切な道具に当たり散らすようではまだまだ青い。スポーツ選手は我々に夢を与えてくれるが、現実の厳しさも教えてくれていると思うべきか・・・。

最近の、石川遼選手は、失礼かと思うが、石川不遼(不良)選手・・・。

他人事ではない。自らにも戒めたい。小学生の「自分の行動を見つめ直してほしい」という言葉に、耳が痛い。身にしみる。

私は、たとえお経を間違える事があっても、木魚を叩く棒を投げつけたような事はけっして無い・・・。奥さんに、さじを投げられる事はあっても・・・。

10月23日(日) 研修大会と晋山式 

2011年10月23日2件のコメント

琴浦町八橋の法輪寺さんで、『日蓮宗鳥取県檀信徒研修大会』が檀信徒160名お坊さん約20名が集い開催された。12時に集合し、近所の中井旅館さんで琴浦町のB級グルメ「あごかつカレー」に舌づつみを打ち、13時から法輪寺さんの本堂で短い法要があり、その後、小泉八雲さん直系のひ孫にあたる小泉凡先生を講師に向かえ、「共生の時代を生きる~小泉八雲の未来へのまなざしを通して~」と演題でお話を聞いた。

私は嫌いなもの以外は何でも食べるが・・・。魚がちょっと苦手で、あごかつカレーは、ちょっと~と思っていたが、なかなかの美味で何とか食べた。

小泉凡(こいずみぼん)先生の、小泉八雲は自然との共存共生を考え、先見の目をもって時代を見つめていたという話を聞きながら、自然災害が多発する昨今、今こそ先を見据えて考え直さなければいけない事が多々あるなぁと思った。

超満員の本堂

 

小泉凡先生のお話

 

看板

 

今日は、お隣の禅宗寺院の善久寺さんの新しい住職を向かえる式お目出度い式、『晋山式』が営まれ、檀信徒研修大会に出かける前にちょっとだけ出席させて頂いた。古式にのっとって営まれる禅宗さんの晋山式は厳かで素晴らしいものだった。

十数年前、学成寺の『晋山式』の時、私は御礼挨拶で、「学成寺は日蓮宗のお寺ですが、大勢の人に気楽に門をくぐって頂きたいので、『皆の宗』臨機応変派です」とのべた・・・。事を思い出した・・・。

新住職の行列がお寺へ

10月22日(土) グレート・ムダ(無駄)

2011年10月22日2件のコメント

夕べ、『ニッポンのミカタ!』で、「ムダが人生を輝かす」「ムダを楽しめる日本人」と、”ムダ”(無駄)を話題に取り上げているのを見た。

お風呂は自分でマキを割ってお湯を沸かして入る1泊2食付き8000円の宿が紹介されていて、親子が悪戦苦闘しながら、ようやくお風呂に入った満足げな顔が印象的だった。だがしかし、マキを割る事に費やす時間がムダと思われるようになったのはいつごろからだろう・・・。大切だった時間をムダと感じるようになり、世の中がドンドン殺伐としてきたのかもしれないと思った。

さらに、男性はムダ話に興味がないけれど、女性はムダ話がしたい。なので、男性がちゃんとムダ話を聞き、”そ”で始まる言葉、そうだね~とか、そうしてみれば~と返事をする。すると会話が成り立ち、”ムダ話が夫婦の危機を救う”と言っていた。

それを聞いていた奥さんが、「うちは~ムダ話どころか~、一体何を話をするんですか~。だいたいうちの住職さんはムダな動きが多すぎます~」と・・・。どうも、ムダ話以前の問題が・・・。

そう言えば、全日本プロレスに武藤敬司ふんする悪役レスラー『グレート・ムタ』というのがいるが、ムダな動き私は、『グレート・ムダ(無駄)』と拝命・・・。

最後にたけしさんが「ムダの中に先生がいる」と言っていたが、おっ、これはちょっといい言葉だ~。と思った。やっぱりムダの多いたけしさんは、良いこと言うな~。

天気予報が外れ雨が降らなかったので久しぶりに洗車した。せっせと車を洗っていると奥さんが、「洗車をしている暇があったら・・・」と、さも洗車がムダのように・・・。

グレート・ムダ(無駄)

10月21日(金) 初恋の味!? 

2011年10月21日コメントをどうぞ

美味しい自家製のリンゴジャムを頂いた。ジャムをそのまま食べると甘くてちょっと甘酸っぱいけど、パンにぬるとほど良い甘酸っぱさになりとても美味しかった。食べるとあっという間だけど、リンゴをジャムにするには相当な時間と手間がかかるんだろうなぁ~と思い(なんでもそうだけど)、味わいながら毎朝いただいている。

リンゴジャムをぬったパンを食べながら、学生の時青森出身の友人が実家から送られてきたリンゴを輪切りにして煮こんだものを食べさせてくれた事を思い出した。これはかなり甘酸っぱかったような記憶がある。きっと友人は故郷の事を思い出しながら作っていたんだろう。

甘酸っぱいといえば、初恋の味・・・!?。リンゴジャムの御利益でさらに若返りそうだ・・・。

リンゴジャムは初恋の味!?

昨日の甲子園での阪神ー横浜戦の観客数は2万4688人で、2005年からの実数発表以降のワースト記録となったとの事。2万5千人を切ったのは、2002年10月10日以来らしい。

当然の如く、試合は最下位横浜に3対5で負け・・・罵声が飛び交い・・・。今日の横浜戦が今季総本山甲子園での最後の試合になるが、どうなる事やら・・・。こちらは、甘酸っぱいどころか、かなり酸っぱい話だ・・・。酸っぱ過ぎるし、にがい話だ・・・。甘いリンゴジャムで、にがさを忘れたい・・・。

10月20日(木) 気付いていない事に気づく・・

2011年10月20日2件のコメント

昨日の岸本先生のコーチングは、分かりやすくて楽しくて面白くて、とても勉強になった。ティーチングは教え込む、コーチングは引き出すという話から、目からウロコの話が続き、今まで気付かなかったという事に気づくきっかけとなる素晴らしいお話だった。

「メラビアンの法則」の話では、言語で伝わる情報は7%、音声は38%、身体は55%。ちょっと意外な気がしたが、言葉だけでは十分な情報が伝わらないという現実を考えさせられた。

二人組になって行った「ブラインド・ウォーク」でも、いろいろ考えさせられる事が多かった。まず、Aさんが目をつぶりBさんの肩に手をかけて、Aさんからの指示によってAさんからの情報だけを頼りに歩く。次にAさんの肩にかけていた手を離し、Bさんからの言葉の情報だけで目をつむり歩く。これを交互に数分ずつ行った。なかなかBさんの情報を素直に信じる事ができず、踏み出す足が恐る恐る・・・。Bさんが黙ってしまったり、情報が少ないとものすごく不安になった。

自分だけが分かっていても伝え方が悪いと相手を不安にしてしまう。如何に我々お坊さんの伝えている情報が、相手にちゃんと伝わっていないか・・・。伝わっていないどころか、如何に不信感を与え不安にさせているか・・・。

人の話を上手に聞く方法は、「あいづち・うなずき・くりかえし」。これもなるほど~と思った。分かっていいても実行するのはなかなか。まずは素直になりたい・・・。

最後に禅宗さんの言葉で、『啐啄同時』(そくたつどうじ)という言葉が紹介された。卵の殻の中からヒナが殻を破って出ようとするとき、親鳥が殻の外からつついて、ヒナが殻を破って出てくるのを助ける。親鳥と、殻の中のからつつくヒナとのタイミングが合わないとうまく生まれ出て来れない。という話で、話を聞きながら、我々お坊さんの、相手のニーズを考えないタイミングの悪い対応を反省した。

なんかいろいろ考えさせられる事が多く、「仏教とコーチングの可能性を考える講習」という事だったわけだが、我々お坊さん如何に仏教の持っている可能性を十分に引き出せていないかという現実を再認識する事となった。恥かしい話だが・・・。

講義の休憩時間には、先生のお母様がしておられる『ボンヌ・ノノ』(料理・お菓子教室)さん特製の美味しいケーキに舌づつみをうった。とても美味しかった!

岸本先生のコーチング

 

熱心に!

前の人、起きてますかぁ~

 

ティータイムの御婦人方

 

ティータイム

 

岸本郁夫先生とツーショット

 

10月19日(水) コーチング

2011年10月19日コメントをどうぞ

鳥取県内日蓮宗寺院のお坊さんの会「布教師会」の研修会が学成寺で開催された。講師先生は、グローカルコーチ・トレーナー・カウンセラー機能再生医科学修士の岸本郁夫先生で『仏教におけるコーチングの可能性について』という演題で講義を受けた。

途中休憩時間には、岸本郁夫先生のお母様がしておられる料理・ケーキ教室『ボンヌ・ノノ』さんで作って頂いた特製の美味しいケーキがふるまわれ、心もおなかも満たされた。

諸般の都合で、今日のコーチングのコメントは明日に・・・。

10月18日(火) この花は・・・

2011年10月18日コメントをどうぞ

午前中、月回向(その月の命日に家に伺い供養を勤める)に伺い、午後は1時から7回忌の法事をお勤めし、その後3時過ぎ、再び月回向に出かけた。

午後は1時からの法事だったが、「おしょ~さん、2時2分の汽車で米子に帰る人がおりますけ~、30分で法事を終えてつかんせ~な」と。え~30分で~と思ったが、時間を気にしながらお勤めし墓参りを終えた時点で1時40分。何とか間に合った。

法事に来られた方が玄関で私に、「この花は~・・・、野ボタンですよね、綺麗ですよね~。水を沢山やらないといけないんですよね~」と。「すみません、お花の事はサッパリわかりませんで、みんな母の仕事で~。花の事”も”ですが~」と。

「この花は~・・・」と聞かれた時、思わず「この花は私です。やっと綺麗に咲いたのです」と言いそうになった・・・。たしか桜田淳子さんの歌のセリフだった。題名は忘れたが・・・。桜田淳子さんはどうしているやら。

この花は 私ですやっと綺麗に・・・

甥っ子が、なめていると色が変わるアメを買ってきた。なめているとほんとに色が変わっていたので、「面白いアメだな~。だけどな~、おばちゃん(うちの奥さん)のな~顔の色も変わるだで~気いつけ~や」と言っていると、私の一言で奥さんの顔色が変っていった・・・。代弁すると、「なめんなよ~・・・」。私こそ気を付けたい・・・。

なめると色がわかるアメ

10月17日(月) スタレビ

2011年10月17日2件のコメント

夕べ、岡山市民会館で、スターダスト・レビューのコンサートを観た。デビュー30周年で30曲を演奏するコンサートツアーを堪能した。

やっぱりスタレビは素晴らしい!

「この歌は、大切な人との別れを綴った歌です。日々の暮らしの中には、つらい事や悲しい事がありますが、それでも歩んで行かなければいけない。3月11日以降とくにそんな想いが強くなりました。そんな想いが伝わればいいと思います」。♪会いたくて~会~いたくて~♪と歌い上げられた『木蘭の涙』。感動した。

「気持ちは、変っていくものです。今までなんとも思ってなかった歌にジ~ンときたり」というMCを聞きながら、歌って素晴らしいなぁと、根本要さんの想いにジーンときた。

「普通30年もやっていれば、大ヒット曲の一つもあったり、間違って紅白にでたり、スキャンダルの一つがあったりするものですが、僕たちには何にもありません。そんな僕らが30年もやってこれたのは、皆さんのおかげです」と、深々と頭を下げお礼をのべ、「家に無事帰るまでが、コンサートです。気をつけて帰って下さい」。と締めくくり、笑いあり感動ありで大盛り上がりのコンサートは、幕を閉じた。

ホントに素晴らしかった。感動した!

開演前

帰りの岡山道でサイドミラーに映る夕陽が綺麗だった。

サイドミラーの夕陽