*先日総本山身延山久遠寺にお参りした時、丁度『開闢会』(かいびゃくえ)という大法要が営まれていた。『開闢会』は、日蓮聖人が身延山に入山された日が6月17日だったとの事で、その日を記念して営まれる大法要。
法要はお稚児さんも出てお坊さんの動きも厳かでさすが総本山の法要だと想わせる素晴らしい法要でとても感動した。
だがしかし、法要が終わり導師をお勤めされた内野法主(日蓮宗管長)さんが下がられる時、参拝の方々に向かって何かおっしゃるか、合掌くらいはされるかと思いきや、合掌もされず頭を下げる事もなく、むしろ逆に頭をあげるようなしぐさで参拝客を見降ろし、そのまま下がって行かれた。
あれっ、確か宗門では、『命に合掌』というスローガンの元布教活動をしているはずなのになぁ~と思いその姿に憤慨した。
あの毒舌を振りまく歌手の松山千春さんでも、コンサートで歌を歌い終わったあと、深々と頭を下げられ、その姿に感動さえ覚えるのに、お坊さん、しかも日蓮宗のトップの方がこれでは・・・。と自分の事を棚にあげ。
これが日蓮宗の姿だと反省しながら、先日の『花まつりライブ』が終わった時、私は深々と頭を下げただろうかとさらに反省・・・した。