*県知事さんと県議会議員さんの選挙投票へ行った。よく選挙の一票の格差が取り立たされるが、選挙だけでなく甲子園を目指す高校野球の一校の格差も気になるなぁと思いながら投票所を後にした。
全国約5000ヶ寺ある日蓮宗寺院の1ヶ寺の格差!?・・・住職の格差!?・・・。”格差”社会の真っ只中・・・。我が家内の格差は・・・。
2011年04月08日コメントをどうぞ
*このところの暖かさで袋川土手の桜が一気に開花した。しかし、今年の桜は悲喜こもごもだ。花見でお酒を飲んで騒ぐだけが花見ではないと思うので、今年の桜は太陽の下、月明かりの下で大自然の成り行きをしんみりと楽しみたいものだと思う。
桜の花を見ていると、森山直太郎さんの名曲『さくら』が思い浮かんだ。♪さくら~ さくら~ ただ咲きほこる~ ”刹那”に散りゆくさだめとしって~ ♪
”刹那”とはインドの時間を表す単位で諸説あるが、なんと75分の1秒を一刹那というとの事。なので「刹那の如く」「刹那的」とは、私達人間の心は一秒 間に75回もコロコロコロコロと変わってしまうという事を表す言葉になる。とくに不安定な私は75回ではすまないかも・・・思い当たるふしが沢山・・・。
いつまでも悪い状態は続かないという事になるが、当然良い事も続かないという事にもなる。”せつない”話だ・・・。
きょう4月8日はお釈迦様のお誕生日。
鳥取市仏教会では4月29日の「昭和の日」に行われる「花のまつり」若桜街道歩行者天国内で、「花まつり」として甘茶のサービスなどを行う事になってい る。学成寺ではふた月遅れで6月19日(日)午後2時から本堂で『花まつりライブ』を行うが、なんとも・・・。
いつも「クリスマスに負けるな~」と言っているが、負けっぱなしで引分けにも持ち込めず・・・。
2011年04月07日コメントをどうぞ
*13回忌の法事を勤めた。施主さんが、「兄弟が相次いで亡くなりまして、うちの墓に一緒に納まればって思っていましたけど、それぞれが別々に・・・」 という事だった。お墓は入られる方とまつられる方が良いですよという事になれば誰が納まってもいいと思うがなかなか・・・。
沖縄のお墓は家族親戚一族みんなが納まれるようにと立って入れるほど大きいそうだ。お正月やお盆など折に触れ親族一同がお墓の前で酒盛りをして踊り、お 墓におられる方々のお陰で今日があるという感謝の気持ちを表すとの事。ある意味お墓の理想のように思う。だがしかし、夫婦でも一緒にお墓に入りたくありま せんという方もあるのも現状。それはそれで結構だが、じゃあ後を誰がまつって行くんですかと言いたくなる。ところで私は大丈夫だろうか・・・。
*午後、鳥取市仏教会の本年度総会が会長寺院である弥生町本浄寺さんで開催され出席した。当初31名の出席予定だった、この業界ではよくある事で直前の キャンセルなどがあり、25名の出席だった。我々日蓮宗の当番はあと一年あるのでなんとか無事に勤めあげたい。
2011年04月06日コメントをどうぞ
*今年の正月の山陰地方の大雪も”想定外”の降り方だったが、大震災以降”想定外”という言葉を何度聞いた事か。
考えてみると、地球(大自然)にとって一番”想定外”な事をしてきたのは我々人間かもしれない。
私もよく奥様から「”想定外”な事をする」と言われるが・・・。それは私の中では想定内の事で・・・。
2011年04月03日コメントをどうぞ
*満中陰忌法要をお勤めした。ちょうど今日が49日のお逮夜の日だった。最近は人間様の都合が優先し取り越して勤めることが多いが、このたびは日曜日だった事もあり仏様の都合と人間様の都合がピッタリと重なった。
法要後、「御命日から49日までを中陰といい、今日の法要は中陰の日にちが49日全部満ちましたよという事で、満中陰となるんです」などとホワイトボー ドに書きながら話をさせた頂いたが、話し終わった後で、お施主さんが携帯電話でカシャッとホワイトボードを写しておられた。もっ綺麗に丁寧に書いておけば よかった~と思ったが、”あとの祭り”・・・。だった。
家での後席の終わりに施主さんが、「今日の49日で、ひとつ大きな節目をむかえましたが、今後とも時々は息子の事を思い出してやって下さい」と挨拶された。心に残る言葉だった。
2011年04月02日コメントをどうぞ
*若桜町の蓮教寺へ行きお寺の近所の方と「ようやく雪が消えましたね~」と挨拶をかわしていたが、蓮教寺の裏手へ行ってみるとまだ少し雪が残っていた。雪を見ながら、冬を惜しむ(べつに惜しまなくてもいいけど・・・)”なごり雪”かと。
元旦の大雪で始まった今年もようやく春を迎えようとしている。が、春まだ遠い被災地の事を思うと・・・。
*自粛の影響が様々な所で出始めている。自粛も必要だけど、経済が滞るのは何とも。被災していない私達に何が出来るかという事だが、とにかく自分の与えられた役割を今まで通りにこなしていく事が大前提ではないかと思う。
とりあえず、自分の事は自分でしたい。なるべく・・・。
2011年04月01日コメントをどうぞ
*春休みで、我が家にやってきた甥っ子を連れて久しぶりに浦富海岸の遊覧船に乗った。ジオパーク山陰海岸は素晴らしく綺麗で、あらためて鳥取は良い所だと再認識した。青く透き通る海を見ながら、「私の心のようだ~」と言ってみたが、相手にされなかった・・・
網代漁港でイカが干してあり、買って帰ったが、天日干しのイカを見ながら、吉田拓郎さんの歌、『都万の秋』が思い浮かんだ。都万とは隠岐の島の漁師町の事だ。
♪イカ釣り舟が帰ると ちいさなおかみさんたちが エプロン姿で防波堤をかけてくるよ 都万の朝は 眠ったまま 向こうの浜じゃ大きなイカが手ですくえるんだよ ♪
♪海の機嫌を取って来た都万のおかみさんたち ひと荒れすりゃひと歳も老けてきた 明日の朝は去ってしまおう だって僕は怠け者の渡り鳥だから ♪
島根県出身の作詞家岡本おさみさんらしい、漁師町都万の情景が思い浮かぶような素晴らしい歌詞だ。
果てしない水平線を眺めながら、海が穏やかである事がとても有難く思えた。