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11月23日(土) お会式

2013年11月23日1件のコメント

*若桜町の蓮教寺でひと月遅れの日蓮聖人御命日法要『お会式』(日蓮上人にお会いするという事で、お会式)をお勤めした。好天に恵まれ道中山々の紅葉が綺麗だった。

法要後、「晩年の9ヵ年間を身延山(日蓮宗総本山)で過ごされた日蓮聖人は、弘安5年9月中頃自ら”やせやまい”とおっしゃったお腹の病気を癒す為、弟子たちに付き添われ栗鹿毛色の馬にのり、身延山を降りられました。目的は御両親のお墓参り清澄(千葉県)と病を癒す湯治の為、常陸の湯(今の茨城県)に行く事でした。ところが関東にはいり多摩川をわたり御信者の池上宗仲公の屋敷に到着された時いよいよ容態が悪くなられ、自らこの地は自分の臨終の地にふさわしいと心に決められました。

その理由は、かってお釈迦様は鷲霊山で8年間法華経の教えを説かれたのち東北の方角へ山を降りられ、バツダイ川という川を渡ったチュンダという大工さんの家で供養を受け豚肉の入った乳がゆを食べお腹の病が元で亡くなられた。今自分も9カ年間法華経の教えを説いた身延山を東北の方角に降り、多摩川を渡った幕府の建築方面の役職だった池上宗仲公の屋敷にお腹の病に伏せっている。釈迦さまの最後と同じ状況だという事から、仮にもお釈迦様の教えを広めようとした私にとってここはふさわしい地だと覚悟を定められました。

そして、最後の力を振り絞って弟子たちに教えを説かれ、”たとえ、いずくにて死にそうろうとも、心やすく法華経を読みし山なれば、墓をば身延山に建てさせたまえ。日蓮が魂は未来歳(いつまでも)身延の山に住むべくそうろう。日蓮を元とする者はこの山を元として参るべし”と御遺言を残され、10月13日午前8時、波乱万丈の61歳の御生涯を閉じられました」。

などと日蓮聖人の御一代記の一端をお話しして『お会式』法要を終えた。法要中ストーブで暖かくなった本堂にはもちろん招かざる客カメムシさんが・・・。

これから法要

11月22日(金) タイヤ交換 

2013年11月22日2件のコメント

*今年は雪が多いですよと沢山の人に言われたのと、馬齢を重ねて気がせれるようになったのとで、早くもスノータイヤに交換した。

『タイヤ館』でタイヤ交換してもらいながら、「スノータイヤに交換したんで、雪が待ち遠しいですわ~」と言っていると。お店の人が「なんともいえませんけどぉ~と・・・。確かに・・・。

出来る事なら、雪は山だけにしてほしい・・・かな・・・(*^。^*)

タイヤ館興南町店

11月21日(木) 畜魂供養

2013年11月21日コメントをどうぞ

*鳥取県日蓮宗布教師会の研修会があり、東伯町の『家畜改良センター 鳥取牧場』の中にある畜魂碑の前でお経を読み畜魂供養をお勤めし、その後八橋の法輪寺さんに移動し昼食をとった後、国府町で酪農を営まれる野田千恵子さんのお話しを聞かせて頂いた。

畜魂碑の前でお経を読みながら、私達は沢山の命を頂いている事を実感した。

法輪寺さんに席を移しての研修はとても勉強になった。

「牛は可愛いだけでは飼育出来ません。ある程度習慣づければそれなりに動いてくれる」という話を聞きながら、人間も同じかもと・・・。

「朝5時の乳搾りにはじまり、牛の生活のサイクルに合わせて私たち酪農家は生活していますが、人間の都合で常に乳が出るように牛を飼育していることを思うと何とも言えません」と言われる言葉にほんとに、何とも言えない思いがした。

「乳牛にツノありません」と言われるので、なぜですかと聞くと、「人間があぶないからです。稀に大きくなってしまったツノを切る事がありますが大変です」と言われるので、「うちの奥さんのツノを切るのは大変って事ですね」と余計な事を・・・。

「酪農はほんとに大変な仕事ですが、主人は酪農を楽農にして楽しみたいと言って頑張っています」などとお話しされる姿に、これから牛乳を飲む時はしっかりと味わって飲ませて頂きたいと思った。とても有意義な研修だった。

畜魂碑の前で法要

導師の山根会長さん

法輪寺さんでの研修会

講師の野田千恵子さん

11月20日(水) 予防接種

2013年11月20日2件のコメント

*宮長にある『こばやし内科』さんでインフルエンザ予防接種と簡単な検診(レントゲン・血液検査・尿検査)を受けた。
先生が胸のレントゲン写真を見ながら「綺麗ですね」と言われたので、「心も綺麗ですからぁ」と言っていると、看護師さんが、「プッ」と(^o^)
そばにいた保護者の奥さんが「どこがですか~」と。

家庭内の寒さとインフルエンザにも気を付けたい・・・。

11月19日(火) 25年後は何歳に・・

2013年11月19日コメントをどうぞ

*若桜町の蓮教寺で25回忌の法事をお勤めした。まだストーブを出してなかったので法事の前に出してきて灯油を入れ暖かくなった本堂でお勤めした。とうとうストーブを有難く感じる季節になった。

故人は当時、お寺の八頭町日田地区世話役をしておられ、本堂・庫裡の建て増し工事の折には随分とお世話になった方だった。あれから早25年月日の経つのはあっというまで・・・。これから25年もあっという間か、その時いったい何歳に・・・。

ご近所の西方寺さんのイチョウと紅葉(もみじ)が綺麗に色づいていた。

いちょうと紅葉と怪しい人影・・・

11月18日(月) 太陽に・・・

2013年11月18日コメントをどうぞ

*冬型が強まり、12月中旬の気温になり寒い日となった。

今、太陽に異変が起きているそうだ。今年は太陽の活動が11年周期の中でピークになる年で、太陽の北極と南極の磁場が入れ替わる「極域磁場転換」ってのが起きるはずなのに、いまだ起きてなかったり、太陽の元気のバロメーターでもある黒点が以上に少ないそうだ。今後、太陽は活動の低調期に入り、合わせて地球も寒冷化すると指摘する専門家もいるとの事。

なんだかよくわからないけど、カメムシも多いし、今年は寒い冬になりそうな予感がする。せめて家庭内は暖かくありたい・・・。

そう言えば、昔タイガースに、藤田太陽って投手がいたけどタイガースで陽の目を見る事はなかったなぁ・・・。

外は寒い

 

11月17日(日) 打ち上げ

2013年11月17日4件のコメント

*鳥取藩の幕末を再現した歴史映画 『維新の魁 天誅! 堀庄次郎』の撮影終了の打ち上げ会が開かれ出席した。今回にさらに今までの映画撮影にかかわった方など約30名が集まり賑やかなひと時を過ごした。

配役と簡単な自己紹介をという事で順番が回って来たので、「え~っと、配役は・・・」と言っていると、監督さんが、「都さん~、新撰組の武田観柳斎ですよ~」・・・。相変わらずの自覚の無さ・・・。さらに、「仕事は、新品治町に学成寺というお寺がありまして、そこの怪しい住職で~」というと、一同「どう見ても、お坊さんには見えません~」と(*^。^*)

今回の映画造りは本当に楽しかった。まだこのシリーズは続きますという事だったので、またかかわらせて頂きたいと思う。

12月1日(日)の10:00から12:00まで、鳥取県立博物館の2階講堂で、完成試写会がある(私は仕事で行けないが)

後は、12月に入ると、『さざんか会館』2階のアクティブとっとり研修室で連日上映される。早く作品が見てみたい!

怪しい打ち上げ!

 

主役を演じたNHKの田中アナウンサーと!

上映日程表

11月16日(土) リヤカー

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*日本海新聞社本社で行われた『鳥取塾 リヤカー引いて地球一周4万キロを歩いた吉田さん講演会』に行った。

リヤカー引いて4年8ヶ月かけて世界1周を達成し8月に帰国された鳥取出身の吉田正仁さんのお話しは実に面白かった。

歩こうと思ったきっかけは、10年前にヨーロッパへ向かう飛行機から見える町を見ていて、自分の知らない所で暮らす人々の生活を意識し、そんな人々とのふれ合いを求めたいと思ったからとの事。

リヤカーを選んだ理由は、自転車でも良かったんだけど、自転車は下り坂などペダルを漕がなくても進める時があるが、リヤカーは一歩一歩動かないと前に進めないからと言われていた。あえて厳しい手段を選ぶチャレンジャーだなぁと。
常に楽な方へ楽な方へとたなびく私には耳が痛い話だ・・・。

「苦労も沢山ありましたが、人と人との出会いが楽しかった。4年8ヶ月4万キロの道のりも、ひとつひとつの積み重ね。歩くことだけでなく、日々の生活も同じ事です。1日を大事にして下さい」と言われ、講演会は幕を閉じた。

そのリヤカーと変なオジサン

11月15日(金) ステップ交流会

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*夕べ、若桜橋詰にあるエバーグリーンさんで開かれた『ステップ交流会』に参加した。鳥取の街を賑やかに活性化しようという20数名の異業種の方々と御縁が広がり楽しいひと時だった。

最近、「まぁ~いろいろお出かけになられますね~」と奥さんから有難いお言葉を頂きながら、いろんな交流会に顔を出しているが、お坊さんに対する見方や思いがそれぞれある事を実感し、とても勉強になる。中にはへたなお坊さんよりも仏教に精通した方もあり、それもまた勉強になる。ていうか、不勉強の反省を促される・・・。これからも機会がある限りいろんな所に顔を突っ込みたい(*^_^*)

*午前中、月回向(月の御命日のお経)に伺いお経後にお茶を頂いていたら、仕事の合間に息子さんが帰って来られ、「しかし、おしょうさんは、毎日忙しそうですね~」と。face bookをしておられるので、face bookによって私の怪しい行動がお見通しに・・・。

ステップ交流会

11月14日(木) お葬儀

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*八頭町日田地区で、101歳で旅立たれた蓮教寺の檀家さんのお葬儀を、最近は少なくなった自宅葬でお勤めした。お寺にもよくお参りされ、今年の春ごろまでは家で元気に生活しておられたおばあちゃんだった。

開式前に、「当時としては珍しい恋愛結婚で当地に嫁がれ、依頼いつも元気に農作業に豆腐作りにせいをだされ・・・孫さん、曾孫さん、曾曾孫さんにまみえ・・・」と語られるイナバセレモニーさんの司会のナレーションに聞き入っていたら、「それでは御寺院様の御入場です」とうながされ、あっ私が御寺院様だったんだと・・・・。

お盆経の時に、「おばあちゃん、気を付けて下さいね。こけないようにして下さいね」というと、「おしょ~にんさんも気をつけなんせ~え」と逆に元気づけられた時の姿など思い出しながらお勤めさせて頂いた。孫・曾孫・曾曾孫さんに送られた101歳の大往生、あやからせて頂きたい事が沢山ある。

お葬儀

 

葬列