午前中、月回向(月命日の供養)に伺った檀家さんのおばあちゃんが、「おしょ~にんさん。いけませんわいな~。80の声を聞くちゅ~と、なんでこんな事が出来んだって自分を怒るですだが」と言われるので、「自分を怒ったらいけませんよ。いろんな事がありながら今日まで頑張ってきたんだけ~って事で、自分で自分を褒めて下さいよ」。さらに、「私はいっつも自分を褒めとりますよ。だって、だ~れも褒めてくれませんもん~。特に家では~」というと、「ほんに、そ~かもしれませんな~」と笑っておられた。
そういえば、美輪明宏さんが、鏡の自分を見ながら、「よくもこの顔で今日まで頑張って来たものだ。いろんな事があったのに、なんとか乗り越えて来たじゃない。これからも頑張れるわよ」と自分を褒めましょう。てな事を本に書いておられた事を思い出した。褒めて褒めて褒めまくりたい・・・。
午後は、若桜町の蓮教寺で『妙見さん祈願祭』を勤めた。蓮教寺の本堂には、もちろんクーラーはなく・・・。
お勤め後、お茶を飲みながら若桜町の標高の話になり、若桜の役場が久松山と同じだとか、いや八頭町の丹比が久松山と同じだとか・・・。いずれにしても標高約200数十メートルの若桜町もうだるような暑さだった。パワーを養う為の祈願祭だが、御祈祷していると汗が流れおちパワーが衰えそうだった・・・。鳥取は今日37℃だったらしい。どうりで暑かったわけだ・・・。